古いカメラの掃除方法!道具を揃えてレンズと外装別に紹介!【動画有り】

写真を趣味に、色々なところに出向いて思い出を残したり、近所の何気ない景色を絵画のように変身させたりと、長く一緒にいる古いカメラは宝物ですよね。

そんな家族の一員でもあったり、旅の相棒であったり、愛着のあるカメラを長く愛用する為にも、カメラの掃除ってとても大事です。

でも精密機器だから壊したらどうしようと、掃除するのが正直怖いですよね。

そこで今回はそんな不安を解消できるように、必要な道具や掃除手順、参考動画についてまとめました。

 

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古いカメラを掃除しないとどうなる?

 

当たり前の事ですが、カメラ本体やカメラのレンズは直接手で触れながら使うものですよね。皮脂、汚れなどがたくさん付着してしまいます。付着した汚れをお手入れしないままにしておくと、カビの発生や変色、劣化などの原因になってしまいます。

 

 

そして付着したゴミホコリは写真にも影響します。撮影した画像に写り込んでしまうこともあり、取り除かないとすべての写真の同じ場所に写り続けてしまいます。

 

 

このようにカメラ本体やカメラのレンズに支障が出てしまいます。せっかくの素敵なカメラと写真を台無しにしないためにも、使い終わったらしっかりとお手入れする事がとても大切です。

 

日々のお手入れで、これからも沢山の思い出をつむいでいきたいですよね!

 

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古いカメラを掃除するのに必要な道具

 

カメラ掃除の重要性をお伝えした次は、掃除に必要な道具です。家にあるお手軽のものですぐに掃除というのは難しいです。専用の道具が必要になってきます。

ここでは、カメラ掃除で使う専門の道具7つの紹介と、100均で代用出来る商品を6つ紹介します。

 

カメラ掃除で使う専門の道具7つ

1.ブロワー

 

  • 空気で汚れやホコリを飛ばしてくれます。

 

2.ダストブラシ

 

  • カメラ本体についてる大きめのゴミを払ってくれます。

 

3.レンズクリーニングペーパー

 

  • レンズの汚れを拭き取ってくれるペーパーです。

 

4.レンズ用洗浄液

 

  • レンズクリーニングペーパーにつけて、皮脂や指紋などの汚れを落としてくれます。

 

5.クロス

 

  • 繊維が残らないマイクロファイバー製の布で、カメラ本体の拭き掃除に使います。
  • 皮脂や指紋などの汚れを拭き取ってくれます。

 

6.綿棒(レンズクリーリニング専用)

 

  • レンズや細かい部分の掃除に使います。
  • 傷つけず優しく取り除き、綿棒の毛が出にくいです。

 

7.クリーニングスティック

 

道具の名称と説明の為に1つずつ掲載させて頂きましたが、セットで売られている便利な商品がありますよ!

 

セット売りの商品

 

100均で代用できる商品6つ

コストを抑えたい方や、通販で注文した品物が届くまでの繋ぎだったり、カメラ屋さんが近くにない方など、様々な理由がある方におすすめです。

 

1.ブロワー(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

 

2.パウダーブラシ(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

 

3.マイクロファイバークロス(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

 

4.レンズクリーナー(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

5.綿棒(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

 

6.割り箸(ダイソー)

出典:https://jp.daisonet.com

 

レンズ用洗浄液は無水エタノールで代用可能です!クロスのほうは、私が紹介した商品だと100均よりお安かったです!

 

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古いカメラを掃除しよう(レンズ、外装)

 

道具も揃えて、早速作業です。工程が複雑なので、レンズ編外装編で分けさせて頂きました。精密機器ですので、焦らずゆっくり作業に取り組みましょう。

 

レンズ編

1.全体のホコリを払う

  • ブロワーでホコリを吹き飛ばします。

2.レンズの表面を拭く

  • スティックの先端にクリーニングペーパーを巻き付けてレンズ用洗浄液(無水エタノール)を染み込ませます。
  • 円を書くように拭きます。
  • 保護フィルムを貼ってない場合は、レンズに傷がつかないように慎重に吹きましょう。

3.レンズマウント内の掃除

  • 付着しているホコリが外に落ちるように、マウントを下に向けて、ブロワーで吹き飛ばします。
  • ブロワーの先端が、イメージセンサーやシャッター幕に接触しないように注意しましょう。

注意

  • イメージセンサーにホコリが付着してしまった場合は、メーカーのサービスセンターにメンテナンスを依頼しましょう。
  • 精密な部分なのでプロの方にやって頂くのがおすすめです。

 

 

外装編

1.全体のホコリを払う

  • ブラシを使って大雑把にホコリを払い落とします。
  • ダイヤルなどの入り組んだ箇所はブロワーで吹き飛ばしましょう。

2.皮脂や指紋などを拭き取る

  • クリーニングペーパーや綿棒を使って、乾拭きします。
  • 落ちない汚れには、レンズ用洗浄液(無水エタノール)をつけて拭き取りましょう。

3.ファインダーの掃除

  • アイスピースを外し、ブラシなどを使ってホコリを払います。
  • ファインダーをレンズ用洗浄液(無水エタノール)につけたクリーニングペーパーで、円を書くように拭きます。
  • アイスピースを戻し、視度調整ダイヤルの設定を再調整します。

4.液晶画面の掃除

  • クリーニングペーパーで乾拭きします。
  • レンズ用洗浄液(無水エタノール)を使うと、液晶のコーティングが剥がれる可能性があるので注意して下さい。

 

 

YouTubeの動画は一眼レフカメラのやり方になってますが、だいたいの作業内容は同じです。作業工程がイメージしやすくなると思います!

 

 

繊細な作業ですが、根気強くやる事も大事みたいです!汚れが綺麗に取れたら、写真も綺麗に撮れますね!

 

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まとめ

 

まとめ
  • カメラの寿命が縮んでしまいます。撮る写真にも影響が出てしまいます。
  • カメラ掃除専門の道具が必要ですが、100均やドラッグストアで売ってる商品で代用出来ます。
  • カメラ本体とカメラのレンズの掃除方法をそれぞれ手順と参考動画があります。

 

たかがホコリや皮脂、指紋と思うかもしれませんが、塵も積もれば山となるように、内部に入り込んだ微細なホコリや、ちょっとした皮脂、指紋で動作不良の原因、カビになってしまいます。

とても恐ろしいですよね。だからと言って、カメラの掃除は正直な気持ち、工程も多いし、繊細な作業だから使って毎回、毎回、掃除するのは苦痛だと思います。

でもアウトドアでの撮影や運動会など過酷な現場でカメラは頑張ってます。「お疲れ様。」と労りの気持ちを持って、日々のカメラ掃除で大切に長く使ってあげて欲しいと思いました。

 

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