ドリップコーヒーとインスタントの違い!カフェイン量は淹れ方で変わる!?

朝起きてから、夜寝る前に、仕事の合間や少し一息つきたいな〜と思った時などにコーヒーを飲むことは日常的なのではないでしょうか?

風味最高で、ちょっと手間がかかるけど、自分好みのコーヒーがお店で淹れてもらうのと同じくらい美味しく作れるドリップコーヒー

カップにサラサラ〜、お湯をジョボジョボ〜っと入れる超お手軽なインスタントコーヒー

コーヒーにも様々な種類があり、ドリップコーヒー やインスタントコーヒー、缶コーヒーなどどれも同じコーヒーですが、それぞれちゃんとした違いがあるんですよ!

なんと、コーヒーの淹れ方次第で、含まれるカフェインの量も変わってくるのだとか…。

元バリスタの私が、コーヒーに対する気になる疑問お答えします!

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ドリップコーヒー ってどんなもの?

 

 

そもそも、ドリップコーヒーと聞いても、どんなものかはっきりとはわからなかったりしますよね。

ちなみに、ドリップコーヒー の“ドリップ”とは、英語で“落ちる”や“滴る”という意味があります。

コーヒー用語では、コーヒー粉にお湯を注いで抽出する手順のことを指すんですよ!

そして、丁寧にドリップされたコーヒーは、抽出の仕方一つで味や香りも大きく変わります…。

ですが、ドリップコーヒーをマスターするのには、相当難しいようです。

ドリップが難しいと言われる理由

 

 

ドリップが難しいと言われる理由は、主に2つあります!

①道具が多い

②手順が複雑で、様々なバリエーションがある

自宅でドリップを行おうとすると、道具が多く、揃えるまでに時間と費用がかかります。

ペーパードリップでコーヒーを淹れようとすると、最低でもこれらの道具が必要になります!

  • ドリッパー
  • サーバー
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット(細口のものが好ましい)
  • メジャースプーン
  • カップ

自宅には無い道具も多く、揃える段階で挫折しちゃいそうですよね…(苦笑)

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5つの抽出方法とは?

 

 

そして、ドリップの方法も一つではなく、手順も複雑だということを知っていましたか?

最初は、どの方法を選択したらいいのかわからずに、投げ出してしまいそうにもなります…。

ただ、これらを読んでいただければ、何となくでもわかってくると思いますよ♪

ペーパードリップ

 

 

もっとも一般的なコーヒーの抽出方法が“ペーパードリップ”です!

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

専用の紙を使用して、抽出を行うものです。

メリットは、抽出時間が3分と短いので、手軽に入れられ、使用する紙も使い捨てのため衛生的にもいいですよね。

ただし、デメリットもあります。

それは、淹れ方によって味が大きく変わってしまうため、安定した味を出すには練習が必要です…。

ちなみにプロの方でも、毎日練習するくらいなんですよ!

ネルドリップ

 

 

ネルドリップは、布製のフィルターで抽出するものです。

細かい繊維がコーヒーのいらない部分(微粒子)を取り除いてくれるため、まろやかに抽出する事が出来るので、すごくまろやかに仕上げられるんですよ!

ただ、デメリットもあり、使用する布が使い捨てではないので、布についた汚れを洗い流し乾燥させなければいけないなど、お手入れに時間と手間がかかってしまいます…。

フレンチプレス

 

 

フレンチプレスは、専用の器具にコーヒー粉とお湯を注ぎ、一定時間置いた後に金属のフィルターを押し込む事で、抽出される方法です。

淹れ方によって味の差が出にくいので、初めての方でも挑戦しやすいですよ♪

ただ、フレンチプレスで淹れたコーヒーはコーヒー粉が少し混ざり、独特の舌触りになるので、一度試してみて合わなかったら別の方法がいいかもしれません…。

コーヒーサイフォン

 

 

コーヒーサイフォンは、お湯をアルコールランプで熱して抽出する方法です。

“インスタ映え”のために、演出の一環として行なっているお店も多いようですよ!

確かに、オシャレなお店には置いてあるイメージですよね♪

ただ、これを一般の方が使用しようとすると、少し器具や部品の数も多くデリケートなため、取り扱うのには難しいようです。

そして、風味も失いやすいというデメリットもあるそう…。

コーヒーメーカー

 

 

コーヒーメーカーは、職場でも置いてあるのをよく見かけませんか?

スイッチ一つで簡単にコーヒーを淹れられ、尚且つ美味しいので、とても重宝しますよね。

内部の自動クリーニング機能が搭載されたものを選ぶと、お手入れもラクチンなのでオススメです!

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インスタントコーヒーってどんなもの?

 

 

インスタントコーヒーとは、コーヒー豆から抽出した液を乾燥させて出来た粉のことをいいます。

そんなインスタントコーヒーにも種類がわかれるんですよ!

インスタントコーヒーの3種類
  1. スプレードライ製法
  2. フリーズドライ製法
  3. アグロマート製法

スプレードライ製法は、大量生産が可能なため、安く購入が出来るという事がメリットですが、香りが飛んでしまうというデメリットもあるそうです。

フリーズドライ製法は、コーヒーの風味を保つ事が出来るというのがメリットですが、その分、粉が大きく水に溶けにくいなど、手間がかかるため価格も高くなります。

一方アグロマート製法は、水に溶けやすいのでアイスコーヒーに向いているそうです!

飲む種類によって、どんな方法で淹れるのか変えるのも良さそうですね♪

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カフェインの量が変わるとは!?

 

妊婦さんや産後すぐのお母さんなどであれば、なるべくカフェインの少ないコーヒーを飲みたいと思うことは多いはずです。

普通の方でも、カフェインの摂りすぎはよくないんです。一般的にコーヒーカップ4〜6杯が限度とされています!

なので、一日にコーヒーを4杯以上飲んでいる方は、カフェインの過剰摂取だと言われるくらい…。

そんなカフェインですが、コーヒーの淹れ方やコーヒー豆の種類で変わることを知っていましたか?

コーヒー豆の品種でも変わる!

 

 

コーヒー豆の品種でも、カフェインの量が変わるようですよ!

一般的に、日本のコーヒーショップなどで販売されているもののほとんどは「アラビカ種」と呼ばれるものです。

そして、缶コーヒーやインスタントコーヒーなどの、比較的手頃に購入できるものに使用されているのが「ロブスタ種」です。

この2種類のコーヒー豆には、含まれるカフェインの量に大きな差があります!

アラビカ種に比べて、ロブスタ種の方が約二倍と言われているんです。

なので、カフェインを気にする方は、アラビカ種をオススメします♪

品種によるカフェイン量の変化

アラビカ種×2倍=ロブスタ種

豆の焙煎度合いと抽出時間

 

 

続いて、コーヒー豆の焙煎度合いや抽出時間によるカフェイン量の違いについてご紹介します!

カフェインというのはとても熱に弱いものです。なので、焙煎の時に熱にかけられた時間の分だけ失われてしまいます…。

そのためコーヒー豆のカフェインは「浅煎り」であるほど多く、逆に「深煎り」であるほど少なくなることがわかります。

しかし抽出時間に限り、長ければ長いほどカフェイン量は多くなります!

逆に短ければ短いほどカフェイン量は少なくなるんです。

これは、お湯と接している時間が長いほど、コーヒー豆に含まれているカフェインがお湯に溶け出してしまうためだそうです。

焙煎度合いによるカフェイン量の変化

深煎り<浅煎り

抽出時間によるカフェイン量の変化

短い<長い

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まとめ

本格的なコーヒーを求めたいならドリップコーヒーがオススメ、手軽なのがいいならインスタントコーヒーがオススメということですね!

それぞれメリットやデメリットがありますが、それらも楽しみながら自分に合った方法で美味しいコーヒーを淹れたいですね。

そしてカフェインも、コーヒー豆の品種や焙煎度合い、抽出時間などで変わってしまうので、カフェインを控えたい時や逆に多く摂りたい時など、その時の気分や目的などで変えていきたいです♪

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

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