妊娠初期に立ちはだかる壁!知らなきゃヤバい!!この命を守るために気をつけることとは?

2人の間に産まれた、待望の赤ちゃん。

モニターで小さな赤ちゃんが、必死に動いている姿を見たらパパとママは感動して、涙が溢れてくるのではないでしょうか?

ただ、赤ちゃんができたからといって、まだまだ安心ではなく、越えなければいけない“壁”が山ほどあるのです、、、。

今回はそんな気になる“壁”と、大事な赤ちゃんを守っていくのに“必要なこと”を詳しくご紹介していきます!

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妊娠初期に立ちはだかる「壁」とは!?

 

 

妊娠を意識している時期だと、生理が遅れていたり、逆に早かったり、通常通りきた時には「あー、、、今月も生理きちゃったー、、、」とガッカリしたりなど、気持ち的に沈んでしまいますよね、、、。

しかし、少しでも体に変化があると「え!もしかして妊娠した!?」と、喜んでしまうものです。

ですが、妊娠した後にも、まだまだ越えなければいけない“3つの壁”があることを知っていましたか?

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最初の壁:「5週目」

 

 

まずは、4週間で一度くる生理ですが、その生理がこないと妊娠を疑いますよね!

でも妊活中の方は、しっかりと自身を管理されている方が多いので、いつ頃受精して着床は何日ごろなのか?子宮の中の動きがいつもと違わなくないか?随一わかってしまいます。

そのため「いつもとなんか違うかも、、、」などの微妙な変化があると、妊娠への期待も込めてしまうものです。

ですが、ここで最初の壁が立ちはだかります、、、。

それは、生理予定日1週間に行う“妊娠検査薬”です!

もちろん最近では、生理予定日当日から行える妊娠検査薬もあるそうですが、その検査薬で測定できる「HCG」という数値は、1週間後に測った時の数値の半分なんです、、、!

HCGとは?

妊娠検査薬は、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin : hCG)という物質を検出しています。

hCGとはαとβの2つのサブユニットからなる糖蛋白質ホルモンです。

このホルモンは、受精卵が着床して直ぐに妊娠絨毛の栄養細胞で産生され、黄体を刺激しプロゲステロンというホルモンの産生を促し、妊娠6~8週までの妊娠維持に促進的に働きます。

通常、妊娠中にのみ著しく産生されるため、尿中のhCGを検出する事で妊娠を早く知る事が出来ます。

現在、市販されている妊娠検査薬の測定原理には、イムノクロマト法という抗原抗体反応を利用した方法が用いられています。

出典:https://www.lab.toho-u.ac.jp

そのため、生理予定日に妊娠検査薬を使用して陽性でも、1週間後に検査した時には陰性になってしまう、、といった科学流産が起きることも珍しくないんです!

なので妊活中の方は特に、早く結果を知りたくて生理予定日に検査したい気持ちもわかりますが、1週間しっかりと待って検査した方がいいかもしれません、、、。

それが、1つ目の壁を乗り越える方法になりますね。

  • 妊娠検査薬を使用する日=生理予定日1週間後

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2番目の壁:「9週目」

 

 

ようやく1週間後の検査が終わり、赤ちゃんがいることを確認でき、病院でエコー写真をもらってホッとしているのがこの頃ですよね♪

ですが、それでもまだ壁が立ちはだかるんです、、、それは、妊娠9週目。

この週は、一般的には流産率がぐっと下がる週とされており、この週を乗り越えることが出来れば、とりあえずは安心できるようです、、、!!

ただ、この壁はママがどうこう出来るようなものではないようなんです。

妊娠初期の流産の原因の多くは、染色体に問題があるため、どんなにママが体に気をつけて安全に生活したり、体を暖かくしたり、良いものを食べたりしても残念な結果になってしまうことがあるんです、、。

また、病院で心拍を確認できるのが6週目〜と言われていますが、早い方だとこの頃からつわりが始まります。

ですが、心拍が確認できても、つわりが始まっても、流産する可能性はあるようです。

そのため、防ぎようのないものなんですが、一つ一つゆっくりと乗り越えていくしか方法はなさそうなんですよね、、。

  • 心拍が確認できても、つわりが始まっても、流産する可能性はある。(ただ、これは防ぎようがないので一つ一つ乗り越えていくしかない)

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安定期までの最後の壁:「12週目」

 

 

ここまでママも赤ちゃんも頑張ってきましたが、いよいよ最後の壁は妊娠4ヶ月の12週目です!

最後の壁の理由は、なんとつわりなんです。

この時期になると、だいぶつわりも落ち着き、以前よりもまだラクに感じる方も多いのではないでしょうか?

それでも、まだ安定期ではないため、ママは不安ですよね、、!

今までは、つわりが辛くても「お腹の中にいる赤ちゃんが頑張ってるから私も頑張ろう!」と思い辛くても耐えられていたのに、つわりが以前よりもラクになってしまったことで「本当にお腹の中に赤ちゃんがいるの?大丈夫?なんともないよね?」と、不安が大きくなってしまうようです、、。

そして、安定期に入るまで周囲に妊娠していることを隠している方も多いかと思います。

なので、お酒の席はもってのほか、遊びに誘われてもなかなか行けなく、周囲から“ノリの悪い子”というレッテルを貼られてしまわないか不安になってしまう方も、、。

そのような、今までと違った悩みが出てきてしまうのが12週目辺りということです!

さらに、妊婦健診もこの頃になると、2週間に一度だったのが4週間に一度になり、1ヶ月も赤ちゃんの様子を診てもらえないと、そりゃ不安になってしまうのも当たり前です。

そして、35歳以上の方だと、出生前検査というものを受けることもできます。

出生前検査とは?

出生前診断とは、赤ちゃんが生まれる前に、どのような病気を持っているかを調べる検査(出生前検査)を行い、これに基づいて行う診断のことをいいます。

出生前検査を行うことにより、赤ちゃんの先天性疾患の一部を調べることができます。

検査には染色体疾患の診断やリスクを判定するもの(遺伝学的検査)と脳や心臓などの臓器の異常を診断する形態学的検査(超音波検査)があります。

赤ちゃんの病気によっては生まれてからすぐに治療が必要なものもあります。

出生前検査により、妊娠中に赤ちゃんの病気が分かった場合、生まれてからの治療やサポートを事前に準備することができます。

また、妊娠中に治療が可能であれば治療を開始することもあります。

一方で診断がつくことによって悩みが増える場合もあります。

したがって検査を受ける前は、検査の合併症、検査でわかることわからないこと、対象疾患、検査を受けることの意味について十分考えていただくことが重要です。

また検査結果について十分理解してその後の対応を一緒に考えることが必要です。

出典:https://www.hosp.jikei.ac.jp

しかし、この出生前検査は受けるかどうかは自由なんです。

その自由な点でも迷ってしまい、悩みのタネになってしまいますよね、、!

  • 今までと違った精神的な悩みが出てきてしまうのが妊娠12週目頃
  • 35歳以上の方だと、出生前検査を受けることができる

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大事な命を守るために「気をつけること」

 

 

じゃあ実際、何を気をつけていけばいいの?という話ですが、安定期に入るまでは「安心」というものは無いんです、、。

ママがきっと気をつけている「安静にしてる」「体に良さそうなものを食べる」「虫歯は良くないと聞くから、歯を清潔にする」など、そのようなことしか出来ないんですよね、、!

なので、気張らずにゆっくり妊娠と向き合っていくことが大事なのではないでしょうか?

そして婦人科医の「妊娠していますね、おめでとうございます」と、その一言を目標に妊活を頑張っている女性が世の中にはたくさんいます!

しかしながら、せっかく授かった命ですが、その先にもまだまだ乗り越えなくてはいけないがあります。

一つ一つに一喜一憂しながらも、いろいろな思いをしなくてはいけないこともありますよね、、、。

それでも、この壁を越えられれば安定期が来て、臨月を迎え出産を迎えることができるんです!

もちろん出産も100%安全というわけではありませんし、それまでにもまだまだ問題はあります。

ですが、これらの壁を乗り越えて産まれ、出会うことのできる赤ちゃんは、ママもパパも「頑張ってよかった!」ときっと思えると思います。

先は長いし、大変だと思いますが、一つ一つゆっくりと乗り越えていきましょう!!

読んでいただいてありがとうございました。

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