家事の中でも掃除が一番嫌いという人は多いのではないでしょうか。
掃除しても掃除しても毎日汚れが溜まるし、なんといってもしなきゃいけない場所が多くてどこから手を付けたらいいのかわからない。
この前の土曜日は丸1日掃除していて、せっかくの休日がつぶれてしまった。そんなこともあると思います。
ひとこと言わせてください。
毎日生活していく以上はどうしても埃や髪の毛が落ちるし、水回りに水垢は溜まるし、掃除から逃げ続けることはできないんですよね。
今回は、私のように掃除が嫌いすぎると叫びたい方に向けて、掃除を克服するためにやるべきことを3つお伝えしたいと思います。
掃除嫌いさんの特徴とは
実は、お掃除嫌いさんにはある共通した特徴があるんです。その特徴を意識することで、苦手意識を軽減できるかもしれません。
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掃除をするのが面倒くさい
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完璧主義
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物が多い
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実は綺麗好き
掃除を面倒くさいと思うのは、そもそも普段からの活動量が少なく体力がないか、完璧主義で全て綺麗にしようと思うなど掃除へのハードルを上げてしまっていることが考えられます。
また、部屋の中に物が多い場合には、片付けと掃除が混在してしまうので効率が悪くなり、一向に掃除が進まないことで苦手意識が生まれてしまいます。
まずは片付けからと割り切るか、一層のこと断捨離して物を減らしてしまいましょう。
お掃除嫌いさんは綺麗にしたいと思う気持ちがあるから掃除出来ないことを悩むんです。それってつまり、本当は綺麗好きってことですよね。
綺麗にしたときの気持ちよさも分かっているんだから、きっと乗り越えられます。お掃除嫌い、克服していきましょう。
掃除嫌いさんが最初にやるべき3つのこと
それではさっそく、掃除嫌い克服への第一歩として、最初にするべきことをお伝えします。
1.掃除嫌いと真剣に向き合う
「え、どういうこと?」そんな言葉が聞こえてきそうですね。
掃除が嫌いすぎるあなたは、どんな気持ちでこのページにたどりついたのでしょうか。
掃除嫌いな自分が嫌になってしまった。
掃除嫌いな自分から、掃除好きな自分になりたい。
そう思っているあなたに、伝えたいことがあります。
掃除は、嫌いなままでいいんです。
克服するというのは、嫌いなものを無理に好きになるということではありません。困難を乗り越えるということです。
掃除が嫌いだと思うあなたは、掃除をしようという気持ちを持っているんです。綺麗にしたいという気持ちがあるから悩んでいるんです。
そんな自分を嫌いになる必要はありません。
また、嫌いなものを好きになるのは簡単ではありません。
自分は掃除が嫌い。それを自分自身で認めた上で考えてみてください。
掃除といっても掃除機をかけたり、床を拭いたり、キッチンシンクを磨くことやお風呂掃除、トイレ掃除とたくさんの種類があります。
思いつく掃除の中で、これぐらいならできるという物はありませんか。これから掃除をしていくために、できそうなもののランキングをつくりましょう。
できないことよりも、できることに目を向けることが大切です。
掃除は嫌いなままでも大丈夫。できることからやっていきましょう。
2.完璧主義を捨てる
掃除を嫌いだと思うのであれば、ほどほどを目指しましょう。
掃除をしようと思った時、気合を入れて家中を全部掃除しようとしていませんか。
確かに、家中がピカピカになったらとても気持ちがいいですよね。だけど、それってめちゃくちゃ大変です。
全部やらなきゃと思えば思うほど面倒くさくなり、やる気はどんどん下がってしまいます。
身体が触れる場所や人目に付く場所など、ここさえ綺麗にできればいいというポイントを決めて、ほどほどに掃除するようにしましょう。
3.とりあえず、掃除を始める
掃除が嫌い。やる気がない。
そういう方こそ、とりあえず1か所だけ掃除をするようにしましょう。
最初に考えた、自分でもできそうな掃除ランキングの上位にあがったことをするのがおすすめです。
やる気が無いからできないと思いがちですが、やる気というのはやっている過程でわいてくるものです。
まずは簡単なことを1か所だけやるつもりで始めましょう。他の掃除は、やる気がでたらやることにしましょう。
掃除に対するハードルを下げる方法
ここまでは、掃除に対する考え方についてお伝えしてきました。
自分の得意な掃除から始める。全部やろうとせず、最初は1か所だけのつもりで掃除する。
これを実践しようとしても、やはり気が進まないことはありますよね。
そんなときは、掃除そのもののハードルを下げていきましょう。
片付けと掃除を分ける
掃除をしようと思ったけれど、まずは片付けをしなくちゃいけない。お掃除嫌いあるあるではないでしょうか。
そんなときは、もう掃除は諦めて片付けだけに集中しましょう。
部屋は片付いているけれど掃除していない人よりも、部屋が片付いていないから掃除できていないという人の方が圧倒的に多いですよね。
物が散らかっていると、どかしながらになるので掃除の効率は非常に悪いです。今日は掃除は諦めて片付けだけやるというつもりで片づけましょう。
もしかしたら、片付け始めたらもしかしてやる気が出てくるかもしれません。その時は、思い切って掃除をしてもいいですね。大事なのは、最初から“やらなきゃいけない”と思わないことです。
断捨離する
片付け始めたけれど、物が多くて片付けきれない。物の置き場を用意できない。
そうなってしまったら、収納場所を増やしたりせず、断捨離してしまいましょう。
「断」は、断ること。
必要ないものだけど無料だからと受け取っていませんか。そこまで気に入ったわけではないけれど、安いからと衝動的に買ったりしていませんか。
そうしたものを断ることで、物が増えるのを防ぐことができます。
「捨」は、捨てること。
必要のないものは、捨ててしまいましょう。
「離」は、物への執着から離れること。
「もったいない」という概念から離れましょう。
物を手放す方法は、その物に使っている時間を想像することです。掃除の度にどかさなければならない、それ自体の掃除もしなくてはいけない。
その時間がもったいないとは思いませんか。
厳選された物しか置いていない、スッキリしたお部屋なら掃除へのハードルもグッと下がります。
道具からそろえる
掃除のしやすさって、使用する道具でかなり変わってくると思いませんか。
自宅では、好きな掃除道具をそろえることができます。ぜひ使いやすい掃除道具をそろえましょう。
まとめてやるより少しずつ
土日にまとめて一気にやろう。
掃除に関しては、この発想を捨てて下さい。
掃除嫌いさんにとって、まとめての掃除はかなりのエネルギーを消費します。平日にできない分、土日にやろうと思う気持ちはとても分かります。
しかし、休日に掃除をすると通常より多くの時間がかかると言われています。なぜなら、小さな休憩をたくさん挟んでしまうから。
小さな休憩を挟みつつの掃除では効率が悪く、気付いたら1日中ずっと掃除に追われていたなんてことにもなりかねません。
せっかくのお休みを大嫌いな掃除だけで終わらせるなんてしんどすぎるし、ますます嫌いになってしまいます。
掃除はまとめてやるという発想は捨てて、疲れない程度に少しずつやっていきましょう。
ルーティン化
少しずつやるとなったら、何かのタイミングにあわせてやることがおススメです。わざわざ掃除するよりも、何かのついでに掃除する方が気楽ですよね。
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お風呂に入ったついでに目についた水垢をこすり落としたり、排水溝の髪の毛を取り除いておいたり。トイレを使用したついでに便座の裏をサッと拭いておいたり。
ついでに掃除をしていくことで汚れが溜まりにくく、やっかいなこびりついた汚れと戦うこともなくなります。
何かのついでに掃除することを、日々のルーティンにしちゃいましょう。
まとめ
掃除嫌いを克服するための3つのことと、お掃除のハードルを下げる方法についてご紹介しました。
- 掃除嫌いと真剣に向き合う
- 完璧主義を捨てる
- とりあえず、掃除を始める
お掃除嫌いさんは、決して掃除をしなくて平気なわけではありませんよね。
部屋が散らかっている、あちらこちらが汚れているのがわかる。ちゃんと気付いています。
掃除をしたら綺麗になって、気持ちよく過ごせることも分かっている。だけど、なかなか掃除をすることが出来ずに悩んでいる。
人間には得手不得手があるから、嫌いなのは仕方ないんです。
嫌いだけど、掃除をして綺麗にしたいと思っているあなたならきっとできます。この記事が少しでもあなたの手助けになれたら嬉しいです。
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