食洗機の洗い残しとはもうお別れ!原因と予防するコツをまとめました

スイッチひとつで洗浄から乾燥まで終わらせてくれる食器洗浄機は、とても便利ですよね。

毎日忙しく活動していて、家事の時間を少しでも短縮したいというご家庭ではもはや持っているのが当たり前になりつつあるのではないでしょうか。

実は、筆者の実家でも食洗機を取り入れています。身体の調子が悪く家事をすることができない母とフルタイムで働く父の2人暮らし。

仕事から帰ってきた父がシンクにある食器を全て食洗機に入れて、夜にスイッチを入れておけば朝には乾いた綺麗な食器のできあがり。もう手放すことはできません。

そんな食洗機ですが、朝開けたときにたまにショックな出来事が起きたりするんです。

コップの内側、汚なっ。

食洗機をお持ちの皆さん、こんな経験ありませんか。

今回は、そんな朝から意気消沈してしまう食洗機の洗い残しの原因と、洗い残しを防ぐコツについてまとめました。

 

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食洗機の洗い残しの原因は?

食洗機にかけた食器を片付けるときに見つかる洗い残し。

せっかく食洗機にいれたのに洗い直すなんて嫌ですよね。

原因は「残菜」「頑固な汚れ」「食器の入れ方」「洗剤の量」です。

洗い残しが出てしまう原因が分かったら、上手に対策していきましょう。

 

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対策①固形物は取り除いて、汚れの再付着を防ぐ!

食べ残しを捨てたあと、パン粉やごまのような小さなゴミを一度すすぎ落としておけば、他の食器への再付着を防ぐことができます。

食器に残った食材カスは、汚れではないので流れていかず、ずっと食洗機の中に残ってしまいます。

また、食洗機の中に入った小さなゴミは残菜受けにたまりますよね。残菜受けは汚れるから毎回掃除しているという人はいても庫内までは掃除していないという人は多いのではないでしょうか。

残菜受けを掃除する前に、一度庫内全体に水を流して、庫内に残った残菜を全て除去すると、他の食器への付着をさらに防ぐことができます。

 

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対策②頑固な汚れには、予洗いが効果的

食洗機に入れる前の食器をあらかじめ軽く洗っておくと、洗い残しを防ぐことができます。

これはカピカピ汚れ油汚れといった「頑固な汚れ」に効果的。

食洗機は、噴射された水の圧力と温度、洗剤の力で汚れを落とします。水圧は約2m飛ぶ勢いがあり、温度は60~80℃、食洗機用洗剤は通常の台所用洗剤よりも強力です。

それでも、食器にこびりついたカピカピ汚れ、乾燥したおかずの残りやごはん粒、ひどい油汚れや焦げ、茶渋などはどうしても残りがち。

食器全体を洗うのではなく、そうしたこびりつきやすい部分のみサッと洗っておけば、あとは食洗機にお任せすることができます。

ごはん粒などはカピカピにならないように水でふやかしておくだけでも効果が期待できます。洗い桶を置いておけば、使い終わった者からポイポイ入れるだけだから簡単ですね。

ひどい油汚れマグカップについた口紅など、ピンポイントな汚れに使えるこんなスプレーがありました。

キュキュット あとラクミストは、汚れた食器に直接スプレーしておくだけで汚れを分解してくれるので、予洗いにもぴったり。

※食器は水に濡らさず、直接スプレーします。食洗機に入れる前には泡をしっかりと水で洗い流してください。

実は適当に水を溜めておくだけで予洗いとかしてなかったのよね。コップの内側だけ渋がつくからスプレーかけておいて、あとは水桶に入れておくといいかな。

 

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対策③食器の入れ方は水の向きに合わせて

食器の入れ方を工夫するだけで、食洗機の効果をアップさせることができます。

基本は、重ねない】【詰め込まない】【汚れた面を内向きにです。

食器を詰め込み過ぎて重なった部分が多ければ、食洗機から噴射された水が当たらず、洗うことができません。

汚れた面を内向きにするのは、多くの食洗機が内側から水を噴射するようにできているから。噴射される水がしっかり当たるように配置しましょう

食洗機の機種によって水の出る位置や能力が異なるので、取扱説明書に書いてある食器の入れ方が一番効果的といえます。

説明書を見たことない、捨ててしまったかもという方でも、食洗機の型番を調べてインターネットで検索するだけで説明書が出てくることがあるので、諦めないでくださいね。

こちらは、PanasonicのHPで紹介している食器の並べ方です。

器は内向き、箸は先が下を向く様に入れます。スプーンやフォークは先を下にすると汚れた面どうしがくっついてしまうので、柄を下にします。

ノズルから噴射される洗剤液が良く当たるように、汚れた面を内側に向けてセット。食器が重ならないように入れます。

出典:https://panasonic.jp/

その日によって出てくる食器は異なりますが、食洗機に合わせた食器の並べ方を意識することで、効率よく洗うことができます。

 

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対策④ぬるぬるには洗剤量の調節を

洗い上がりの食器を触った時にぬるっとする。そんな場合には洗剤の量を見直してみましょう

洗剤の量、きちんと図っていますか。そのぬるつきの元は、油汚れ洗剤の残りであることがほとんどです。

洗剤の量が少なければ油汚れが落ち切らずに残ってしまうし、洗剤が多ければ流し切れなくて食器に残ってしまいます。

たくさん使えばいいというものではないですね。

実家は1個ポイって入れるタイプだから、調節できてないなぁ

タブレットタイプは計量いらずでラクラクな反面、量の調節ができません。調節用に少量タイプがあればいいなと思いましたが、まだ販売はされていないようです。販売してくれるといいなあ。

粉末タイプなども併用して、食器や汚れの量に応じて使用量を変えられるようにできるといいですね。

 

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まとめ

食洗機を使っているのに洗い残しが起きてしまう原因は以下の4つでした。

  • 「残菜」
  • 「頑固な汚れ」
  • 「食器の入れ方」
  • 「洗剤の量」

また、洗い残しを防ぐコツは以下の4つです。

  • 残菜をきちんと捨てて固形物を取り除いておく
  • 予洗いをする
  • 水が出る向きに合わせて食器を入れる
  • 洗剤の量を調整する

    普段から気を付けていて「当たり前じゃん」と思うこともあれば、実はちょっと適当になっちゃってる部分もあったりして。

    どれも習慣にしてしまえばとっても簡単。すべて「当たり前」にして実践していきましょう。

     

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