掃除が与える脳への効果は?片づけはセロトニンの分泌を促す!

掃除が好きですか。

「掃除は嫌い!」「面倒くさい!」「したくない!」掃除にネガティブなイメージを持っている方は多いと思います。

しかし実は、掃除はとても「脳に良い」のです。

「掃除が脳に良い」というのは科学的にも言えることなんだとか。

掃除をすることで様々な良い効果が期待でき、もしかしたら日々の暮らしも変わってくるかもしれません。

今回はそんな「掃除がもたらす良い効果」についてご紹介したいと思います。

 

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セロトニンが分泌される

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれています!

セロトニンは「ストレス」に効果がある脳内物質です。

セロトニンの効果
  • ストレス解消
  • 安心感
  • 平常心
  • 直観力
  • 安眠

セロトニンは感情のコントロールにとても効果が期待できる物質で、セロトニンを意識的に出そうとすることで日々の生活での行動力も変わってきます。

反対にセロトニンが不足すると、ストレスが溜まり、イライラや向上心低下のなど様々な悪影響につながります。

セロトニンが長い間分泌されないと常に体がだるいと感じてしまうみたいです。


掃除をすることでこのセロトニンを分泌させることができるんです。

掃除とセロトニンの関係

掃除をするとなぜセロトニンが分泌されるのか。

それは掃除をしているときの適度な「運動」と掃除をしてきれいになった時の「すっきり」した気持ちです。

誰でも物が多くごちゃごちゃした部屋をきれいに掃除した後は「やったぞ」という気持ちとともに「すっきり」した気持ちになりますよね。

適度な運動は脳に刺激を与えセロトニンを分泌させます。

特に「反復動作」が効果的です。窓ガラスを磨いたり、テーブルを拭いたりすることでセロトニンの分泌をより促すことができます。

また片付けをすることにより、ごちゃごちゃしたものを整えていくので自然と「すっきり」した気持ちになります。このすっきりがストレス解消になりセロトニンを分泌させるのです。

掃除をすることでセロトニンが分泌され精神状態が安定し日常生活に様々な良い効果をもたらします。

 

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ドーパミンが分泌される

掃除をすることで分泌されるドーパミン。快感ホルモンとも呼ばれます。

掃除をやりきったときに感じる「達成感」「満足感」によって、脳内にはドーパミンが分泌されます。

ドーパミンが分泌されることで解放感に満たされ、嬉しいと感じたり、楽しいと感じたりすることができるのです。

その「嬉しい」「楽しい」という快感をまた味わいたいと思うことによって「やる気」が出ます。

掃除をすることで物事をする上での意欲が湧く!


何事にも意欲が湧かず、「だるいなぁ」と感じたときは思い切って掃除をすることでドーパミンが分泌されスイッチを切り替えることができます。

まさに、掃除は「やる気スイッチ」ですね!


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掃除をするという行為そのものがストレス解消になる

上記でも記載した通り、セロトニンが分泌される条件として「すっきり」した気持ちになることが重要です。

掃除はするだけでストレス解消になる。

なぜ掃除をすることが「ストレス解消」につながるのか。

それは、適度な運動と大きくかかわっています。

心と体のバランスはとても大事です。どちらかをまったく使わず、片方だけ使っているとストレスがたまります。

例えば、仕事で「人間関係が上手くいない」「常にプレッシャーを感じている」など心ばかりを使っているとストレスがたまります。

掃除をすることで心と体のバランスを修正でき、「ストレス解消」になるのです。

掃除は脳に適度な刺激を与えるのにちょうどいい運動になる!

ですので、掃除の結果ではなく、掃除をすることにも意味があるといえます。

1日10分でも掃除をすることで「ストレス解消」になるのです。

 

先日、水回りを掃除しました!
最初はキッチンシンクの掃除だけやろう!と思い、とりかかったのですが、始めたら一気に掃除したい衝動に。
結局、洗面台やお風呂まで手を付け始めおうち全体の水回りをピカピカにでき、すっきりしました!

「一日10分だけ!」「ここだけ掃除しよう!」と思って始めても、案外掃除が止まらなくなるかもしれません。

「すっきり」を追い求め掃除がはかどるかも!?

片付いた部屋はさらに脳に効果的

掃除をすると「ストレス解消」になるというお話をしましたが、片付いた空間はさらに脳へ良い効果をもたらします。

  • すっきりした満足感
  • 「やったぞ!」という幸福感
  • 落ち着いた気持ち
  • 不安解消

掃除をした後の空間もポジティブな感情を与えてくれるのです。

掃除をすることも、そのあとも脳に良い効果をもたらしてくれます。

生活の中で脳のためにも掃除はとても重要な役割を果たしてくれているんですね!


仕事のやる気にも関わる

 

仕事に対してやる気が出ない、だるい、ストレスがたまる。

そう感じている方はぜひ1日10分でも掃除をしてみてください。

「仕事を始める前のデスク掃除」

「仕事終わりのデスク掃除」

「家に帰って10分掃除」

「テーブルの上のものを片づけるだけ」

などなど少しの掃除を毎日実践することで、仕事のやる気、だるさ、ストレスの改善につながる可能性があります。

「面倒くさい」「時間がなくてできない」と蔑ろになっている掃除を一度生活の中に取り入れてみるのはいかかでしょうか。

 

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物をためることは脳へ悪影響?

なぜ物がどんどんたまってしまうのだろう。

なぜか人間は「物を所有すること」に快感を得てしまう生き物なのです。

「いつか使うだろうから」とついつい買ってしまいます。

 

例えば、私はかわいい文房具があるとすぐに手に取ってしまいます。

この柄かわいい!ハサミは日常的に使うし買っちゃおう!

でも後で考えればわかること。

今使っているハサミが壊れない限り、出番がないハサミを買ってしまっているわけです。

家にあるだけでは物もただの物。溜まっていく一方で、無意識のうちに気持ちもどんより、なんかすっきりしない。ストレスも溜まっていってしまいます。

 

掃除は仕事と同じです。

「今は使わないけどいつか使うだろう」は「今しないけどいつかはする」と同じです。 

仕事は片づけなければどんどんたまっていきます。

仕事がたくさんあるとそれだけで気が滅入ってしまいます。反対に計画通り仕事を終わらせられた時にはとても開放感がありますよね。

家に溢れかえる物を見るだけで「処理しなければならないことが山ほどある」感覚になってしまうのです。

先延ばしはなんでも嫌なもの。家にある溢れかえったものは後で処理しなければならないことが山積みの感覚と一緒なのです。

ですので、いつでもすっきり解放感を得るためにも物は溜めないことが重要ですね。



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まとめ

掃除の脳への効果は?

セロトニン分泌による効果
  • ストレス解消効果
  • 安心感を得る
  • 平常心を得る
  • 直観力を得る
  • 安眠効果
ドーパミン分泌による効果
  • 達成感
  • 満足感
  • やる気スイッチオン
片付いた部屋は、
  • 満足感を得る
  • 幸福感を得る
  • 落ち着いた気持ちになる
  • 不安解消効果がある

今回は「掃除の脳への効果」についてご紹介しました。

掃除をすること、掃除をした後様々な場面で掃除は脳へ良い効果を与えてくれることがわかりました。

ぜひ、「掃除」に対してのネガティブな感情を捨て、毎日10分、いや、5分から掃除を生活の中に取り入れてみてください。

そうすることで日々の生活も変わってくるかも知れません。

私は床に散らかってるものをちょっとずつ片付けていこうかな!


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