鳥かごの掃除はクエン酸?それとも重曹?最適なのは〇〇だった!

鳥かごの掃除忘れてませんか。

鳥かごの掃除をしないと不衛生な菌が繁殖して愛鳥の健康を損なうばかりでなく、ストレスや不安まで与えてしまっている可能性があります。

あなたの愛鳥は今日は元気かもしれませんが、明日はぐったりしているかもしれません。そう、鳥かごの掃除を怠ったばかりに。

そんなの悲しいですよね。しかし、こびりついたフンの掃除は時間もかかるし結構大変です。できれば楽に掃除したい。

クエン酸重曹を使って掃除してみたいけど、愛鳥への影響も気になるしやり方もわからない。でもキレイにしたい。

そんなわがままなあなたに吉報があります。この記事では鳥かご掃除の難所、こびりついたフンの汚れを簡単キレイに落とす方法をご紹介します。

こびりついたフンの掃除に悩む方は特に必見です。是非ご覧ください。

 

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クエン酸と重曹でなぜキレイにできるのか

鳥のフンに含まれる成分は鳥の種類や与えている餌などによって変わってきます。酸性が強いと言われていたり、アルカリ性が強いとも言われていてどちらも含まれていると考えるのがよいと思います。

つまり、酸性とアルカリ性両方を掃除に使えば汚れを綺麗に落とすことができるということになります。鳥のフンにはアンモニアも含まれているので、アルカリ性のアンモニアには酸性のクエン酸を使用すれば汚れが落ちます。

また、一般的には白い部分が尿酸と言われていて尿酸は酸性なので、アルカリ性の重曹を使用することで効果的に汚れを落とすことができるというわけです。

つまり、「最適なのは両方使う」です。ここまで知識が得られればあとはもうすぐに掃除を始められます。

なぜなら記事の後半でご紹介しているやり方は道具も簡単に揃えられるものだからです。

本記事では掃除の難所でもあるフン受け部分にフォーカスしていきます。

クエン酸と重曹でそれぞれ落とせる汚れの種類が違ったんですね。使い分ければ掃除が楽になりそうです。

 

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簡単楽ちん「フン受け部分」掃除方法

準備を始める前に愛鳥を避難させておきましょう

万が一鳥が重曹水やクエン酸水などを飲んだりしないように別室、もしくは鳥かごの代わりになるような別のものに避難させておきましょう。

基本の7つ道具
  1. 使い捨てマスク
  2. ゴム手袋
  3. キッチンペーパー
  4. タライ
  5. ゴミ袋
  6. 重曹
  7. クエン酸

これらはすべてホームセンターやスーパーなどで揃えられるものです。100円ショップで揃うものはそちらで購入してもOKです。

その1:重曹を使用した掃除方法

まず初めに重曹水を作ります。フンきり網が入るくらいの大きさのタライに水1ℓに重曹大さじ4杯をよく溶かして混ぜます。

ここからはマスク、ゴム手袋をして作業を始めます。

次に汚れているフンきり網を浸して五分程度待ちます。そうすると乾いた汚れがふやけて掃除しやすくなるので、あとは取り出してで濡らした(重曹水ではない普通の水)キッチンペーパーで水拭き。さらに乾いたキッチンペーパーで乾拭きします。

最後によく乾かして終わりになります。衛生面を考慮して使ったキッチンペーパー、マスクはゴミ袋に入れてすぐに密閉しておきましょう。

また、フン受け皿もほぼ同じ方法で掃除が可能です。

違うのは重曹水、クエン酸水直接を張れることです。穴が開いていたり漏れてきてしまう場合は重曹水をたっぷり含ませた新聞紙をかぶせてみましょう。あとは五分程放置します。

を含ませたキッチンペーパーで水拭き、乾いたキッチンペーパーで乾拭きと、ここも同じ手順になります。ゴミもすぐにゴミ袋へ。

その2:クエン酸を使用した掃除方法

無理にクエン酸を使用する必要はない

掃除方法をご紹介しておいてなんですが、重曹でキレイさっぱり汚れが落ちたという場合であればクエン酸は使わなくてもよいです。記事の前半でご紹介した通りクエン酸は酸性です。

使用しても問題はありませんがフンきり網は金属でできているものが多いので、クエン酸を使用しなくてすむならその方がよいでしょう。

ここからお掃除手順

手順は重曹の時とそう変わりません。水1ℓにクエン酸大さじ3~4(50グラム)を溶かします。

フンきり網を浸して五分程度待ちます。拭き掃除に入る際はマスクとゴム手袋を装着してください。

あとはに濡らしたキッチンペーパーで水拭き乾拭き乾燥で終わりとなります。衛生面を考えてこちらもすぐにゴミ袋へ入れて密閉しましょう。

フン受け皿の方も同じで、上記の重曹水がクエン酸水に変わるだけとなります。

水拭きの際に通常の水を使用して欲しい理由

鳥へ配慮してクエン酸、重曹の成分をなるべく残さないためです。念のためと考えていただければと思います。

ここまでしてくれれば鳥さんも安心ですね。

 

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掃除の頻度について

 

掃除の頻度についてなのですが一週間という人もいれば、毎日掃除するという人もいます。鳥さんの種類によって汚れ方も違い、鳥かごの底に紙を敷いて毎日交換しているとなるとあまり汚れないという方もいらっしゃるでしょう。

つまり汚れ方は千差万別ということになります。ですが、強いて頻度を決めるなら、調べた中で一番多かった一週間に一回が妥当なのかなと個人的には思います。また、臭いがキツくなる場合は頻度を早めて掃除するのがいいと思います。

 

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クエン酸と重曹は愛鳥に害を及ぼすのか

愛鳥へ悪影響が出てしまうのか気になって使用を避けている方もいらっしゃると思われます。ですが、結論から言うと悪影響が出てしまう可能性は低いです。

なぜなら、重曹は食品添加物であり尚且つお掃除で使用する場合、何倍にも希釈して使用します。さらにこの記事で紹介している通り、仕上げに水拭き乾拭きで乾燥までするためです。

同じ理由でクエン酸の使用も問題ないです。しかし、個人的には注意が必要かなと思います。仮に私が水と間違えて酢を飲んだ場合、酸っぱい顔をしながらむせることでしょう。

これと同じことが鳥さんに起こりえるとしたら、害はないかもしれませんがちょっと可哀そうです。少々大袈裟な例ではありますが万が一がないようにしっかり拭き取り、残さないようにしましょう。

また、クエン酸と重曹には医薬用、食品用、工業用(掃除用)といったようにグレードわけされており、掃除用のクエン酸でもまったく問題ないですが、念には念を入れたいという方は食品グレードのものを使用するのも一つの手です。

口にしても大丈夫な食品のグレードなら安心ですね。

 

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鳥かごにクエン酸と重曹の使用は問題ないか

鳥かごは網の部分が金属で底の方がプラスチックでできているものが多いです。そのため金属に対して酸性のクエン酸を使用するのはよくないと考える人も多いでしょう。

ですが、クエン酸は掃除で使う際は40倍程度に希釈しますから短時間で金属を溶かすような力は持ちません。掃除程度の短い時間での使用であれば問題はないでしょう。錆の原因にならないようにしっかり拭き取れば大丈夫です。

とは言え重曹で汚れが取れるのであればその方が不安要素がないので、まずは重曹から試すのをオススメします。重曹はアルカリ性のためアルミ素材以外への使用は問題ありません。

プラスチックの部分については重曹、クエン酸、共に使用には問題ありません。安心してご使用ください。

使用に問題がなければ安心して掃除が始められますね。

 

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まとめ

クエン酸、重曹のどちらが最適か

フン汚れにはアルカリ性、酸性のどちらも含まれるため両方使うのが最適です。

愛鳥への影響

クエン酸、重曹共に食品添加物で尚且つ希釈して使用し、残さず拭き取るため悪影響の可能性は低いでしょう。また、食品グレードのものを使えばさらに安心です。

鳥かごへのクエン酸、重曹の使用

重曹はアルミ以外の金属素材には使用可能です。クエン酸も掃除での使用であれば問題はありません。プラスチック部分はどちらも問題なく使用できます。

掃除方法、道具の費用など

道具は身近な場所で揃う上に100円ショップで揃えられるものも多いので費用はかなり抑えられます。掃除方法も用意した液体に漬けておいてから拭くだけなので簡単です。

掃除頻度について

一週間程度が妥当と思われます。臭いがする場合は頻度を早めて掃除するのがよいでしょう。

 

今回は鳥かご掃除の難所であるフンの掃除にフォーカスしましたが、重曹とクエン酸はその性質を正しく理解することで他の掃除にも応用が利きます。

最近ではフンきり網を外してフン受けの上に紙を敷いて掃除を楽にするという方法もあるようです。メリットとデメリットをよく考えて試してみるのも悪くないと思います。

フンの飛び散りで汚れてしまった鳥かご本体の部分も、上記で紹介した方法で掃除が可能ですので是非お試しください。

以上となります。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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