エアコンフィルターを掃除しないとどうなる?水洗いで簡単綺麗に!

気温によって暖かくも冷たくもしてくれる便利なエアコン。

エアコンフィルターは意外と掃除を忘れがちな部分ですが、大量にホコリが詰まってしまったあとだと、落とすのは大変ですよね。

私は月に1回やるかやらないかですが、もっとやったほうがいいかなと思ったりもします。

何気なく使っているエアコンですが、掃除を怠るとどんなことが起こるのか気になりませんか。

これを見れば掃除の重要さがわかり、明日にでも掃除をしたくなります。

また、水洗いで簡単掃除の手順もご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

 

 

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エアコンフィルターを掃除しないと起こること

家の掃除の中で忘れがちなエアコンフィルター。

掃除しないといろんなリスクがある事をご存知でしょうか。

実は体の健康に害が出てしまったりするので、ひとつずつ詳しくご紹介していきます。

健康被害が出る

まずは冒頭でも伝えたように健康被害について説明します。

エアコンの仕組みは、部屋の空気を内部に吸い込んで設定温度にしてからまた部屋へ送り込みます。

その際、一度フィルターを通して空気を吸い込んだり送り込んだりしているので、フィルターの汚れによって部屋も汚染されてしまうのです。

 

フィルターの汚れ成分は4つあります。

  • ホコリ
  • 花粉
  • カビの胞子
  • ダニのフン・死骸

掃除をしないとこれらが部屋にばら撒かれて、体内に吸い込んでしまっているのです。

 

 

体内に汚れを吸い続けるとどうなるのか
  • アレルギー性鼻炎
  • 呼吸器系疾患
  • 肺炎
  • 夏型過敏性肺炎

夏によく咳が出てしまう方はカビを吸ってしまって夏型過敏性肺炎になってしまっているかもしれません。

また、免疫の弱い赤ちゃんやアレルギー体質、高齢の方などはさらに注意が必要です。

電気代が高くなる

エアコンフィルターが汚れてくると、通過する空気の量が減り効率が悪くなります。

多くの空気を取り込もうとする力が強くなってしまって電力が上がる為、電気代が高くなってしまうのです。

 

例えば部屋を冷やしたい場合、フィルターが汚れていると部屋の温度は中々変わらず、風力も強くない状態が続きます。

そうすると、さらに冷やそうと設定温度を下げてしまうことで、電気代が上がる原因につながってしまいます。

 

効き目が悪くて電気代も高くなるなんて、エコじゃないですよね。

掃除をしないと家計面にもデメリットが生まれてしまいます。

嫌なニオイがする

エアコンをつけると嫌なニオイがすることありませんか。

その場合、部屋に芳香剤があっても全く意味がないですよね。

 

そんなニオイの原因はいくつかあります。

  • カビ
  • ホコリ
  • タバコ
  • ペット

普段生活している部屋の空気を一旦取り込んでいる為、フィルターにニオイが全てくっついてしまっています。

 

いろんなニオイが混じっているので嫌なニオイがするのは納得ですね。

定期的に掃除をすればリセットされるので防ぐことができます。

水漏れが起こる

真夏によく聞くのがエアコンの水漏れ。

私は昔、水を入れてないのにどうして水が出てくるのか不思議でしょうがなかったです。

その原因は、フィルターの汚れにより冷房の効き目が悪いせいで、設定温度を過度に下げてしまうことで起こります。

エアコンの中の熱交換器が結露することで、水が発生して漏れてしまうのです。

部屋に水が垂れてしまわないためにも、掃除は必要なことがわかりますね。

 

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水洗いで汚れは落ちる!エアコンの掃除方法

エアコンフィルターの汚れにより起こる被害を防ぐには掃除が必須になります。

定期的に掃除を行うことで節電効果もあるので環境にも優しいです。

必ずマスクを着用してエアコンフィルターの掃除をしましょう。

 

掃除手順

1.フィルターの汚れを掃除機で吸い取る

感電を防ぐためコンセントを抜き、エアコンカバーを開けましょう。

すぐフィルターを取ってしまうとホコリが舞ってしまうので、取り付けてある状態のまま掃除機で汚れを吸い取りましょう。

その後、エアコンからフィルターを外して、まずは表側から掃除機で吸い取ります。

表側はホコリの付着面なのでたくさん吸い込めて、裏側からやってしまうとホコリが詰まってしまいます。

 

2.シャワーで水洗い

浴室にてシャワーをかけて水洗いをします。

掃除機の時とは逆に、裏側からシャワーを当ててホコリを押し出すようなイメージで洗い流します。

40度以上のお湯をかけると熱でフィルターが変形してしまうので注意しましょう。

中々落ちない汚れは、たわしや歯ブラシを使って優しく擦ってください。

 

3.陰干しで乾燥させる

フィルターの水気をよく拭いてから、直射日光やドライヤーだと熱で変形してしまうので、風通しの良い場所で乾燥させます。

水気を十分に取り切らないままエアコンに戻してしまうと、故障や発火・カビの原因になってしまうので注意です。

 

4.フィルターを取り付ける

完全に乾燥したら、エアコンにフィルターを取り付けます。

時間に余裕があれば、湿気を取り除くため電源を入れて30分ほど送風を行うとさらに安心です。

 

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エアコンフィルターの掃除目安は?

フィルターを掃除する目安って皆さんご存知ですか。

掃除する頻度は2週間に1回が理想ですが、「忙しくてできないよ」って方のために掃除しなくてはいけない時のポイント2つをご紹介します。

これを見れば綺麗にしなきゃと気づきやすくなりますよ。

 

ポイント① エアコン周りの壁にホコリがついているか

エアコン周りの壁にホコリがついている場合は、入り口近くのフィルターもかなり汚れている証拠になります。

フィルターを綺麗にする際に、壁のホコリも綺麗に掃除をしましょう。

 

ポイント② お掃除ランプが点灯しているか

こちらはエアコンの機種によっては対応しない場合がありますが、お掃除ランプがついていたら掃除をしましょう。

最近のエアコンにはお掃除ランプがついているので便利ですね。

しかし、エアコンの運転時間でランプが点灯することもあるので、必ずしも汚れているというわけではないという点があります。

 

忙しい毎日で最近掃除できてなかったなと思ったら、一度チェックしてみてください。

汚れを見れば掃除をしたくなること間違いなしです。

 

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エアコン掃除の重要性と掃除方法のまとめ

今回はエアコンの掃除の重要性と掃除方法などについてご紹介しました。

エアコンを掃除しないとどうなるの?
  1. 健康被害が出る
  2. 電気代が高くなる
  3. 嫌なニオイがする
  4. 水漏れが起こる

また、掃除は水洗いで簡単にできるのでスキマ時間に行えます。

2週間に1回の掃除が理想ですが、エアコン横の壁にホコリがついてたり、お掃除ランプ付きのエアコンは点灯しているかで日常的に確認することがオススメです。

フィルターが汚れているだけで、嫌なことだらけなので驚きですよね。

節電で健康に害なく過ごせるなら、常に綺麗にしておきたくなります。

とっても簡単にできるので、これからの大掃除に見直してみてはいかがでしょうか。

 

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