絨毯やカーペットに血液がついちゃった!染み取りは簡単にできるの?

お部屋のインテリアとして、くつろぎの空間を演出してくれる「絨毯」や「カーペット」。防音にもなりますし、冬場はフローリングだとひやっと冷たくなりますが絨毯があれば保温にもなりますね。

メリットがある一方、汚れた時の掃除が大変な点があります。素材によっては水洗いでき洗濯機に入れられるものもありますが、入れられないもの、丸洗い出来ないものもあります。

ゴミであれば掃除機で吸えますが、染みがついてしまった時はどうやって掃除したらいいのか迷いますね。特に思わぬ怪我や鼻血で血がついてしまった時、焦りますよね。そこで今回は、血液」の染みに注目していきます。

実は、簡単に染み取りできることがわかりました。また、専用の洗剤などは使わずに取れることがわかりました。どんな方法なのか見ていきましょう。

筆者の家でもカーペットを敷いています。子供って急に鼻血出すときがありませんか?我が家でも子供たちの鼻血で汚れたことがあります。

 

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絨毯やカーペットに血液がついた!すぐに染み取りで簡単キレイに!

血液は実はすぐに落とせばキレイになります。しかも必要なのは「」と「タオル」の2つだけです。

血液はタンパク質が含まれていて、時間とともに酸化してしまい落ちにくくなってしまいます。また、お湯だと血液中のタンパク質が固まってしまうので、もしくは30度以下のぬるま湯で汚れを落しましょう。

【すぐに】血液の染み取り方法

【道具】
・水 または 30度以下のぬるま湯
・タオル

①血液を取り除く
ついた血液を取り除きます。こすると広がってしまうので、上にティッシュなどを被せて吸い取るイメージです。

②染みを叩く
タオルに水または30度くらいのぬるま湯をつけて、叩いて染みをタオルに移します。
必ず染みの周りからトントンと叩くようにしてください。

③水気をとる
タオルで水気を取っていきます。

これは絨毯だけでなく、洋服やシーツなど布製品全般に出来る方法です。簡単ですし、ぜひ試してみてください。

子供は寝ている間に鼻血を出すことがあり、朝起きると枕に血がついていることがあります。急いで水洗いすると意外と落ちるので安心します。

洗濯など洗い物はお湯のほうが落ちるという話を聞きますが、血液だけは「」なので注意してください

 

 

SNSでも水で落ちたという声がありました。専用の洗剤が必要なイメージがありますが、すぐに落とせばキレイになるんですね。

でも、気がついたら血の染みがついていた、なんてこともありますよね。時間が経ってしまった場合の染み取り方法をみていきましょう。

 

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時間が経った血液の染み取りにはセスキ炭酸ソーダを使おう!

時間が経ってしまうと血液が固まってしまいます。そんな時に活躍するのが「セスキ炭酸ソーダ」です。

セスキ炭酸ソーダとは?

セスキ炭酸ソーダは自然由来の成分で作られていて環境にも人にも良く、ナチュラルクリーニングの洗剤の1つとして人気があります。テレビや雑誌などで取り上げられることもあります。

100均ホームセンターなどで手に入ります。粉末の状態もありますが、スプレータイプも見かけますね。

弱アルカリ性でタンパク質を分解してくれます。その為、油汚れや手垢・皮脂汚れに強く、今回紹介している血液汚れも落としてくれます。水に溶けやすい特徴もあります。1つあればッチンやお家のいたるところで活躍してくれますよ。

スプレーでかつ泡タイプのものもあります。これであれば、絨毯の染みを狙ってスプレーできそうですね。また、色落ちの心配もないのでおすすめです。

セスキ炭酸ソーダで血液の染み取り

血液の染み取り方法をみていきます。粉末の場合は水に溶かして使用します。スプレーにするとやりやすいですよ。

血液の染み取り方法

【道具】
・セスキ炭酸ソーダ水(水500mlに小さじ1)
・タオル

①セスキ炭酸ソーダで染みを濡らす
固まっている染みを濡らして緩ませます

②15分ほど時間をおく
乾きそうであれば追加でスプレーしてください。

③固く絞ったタオルで叩く
濡れている部分を叩いて染みをタオルに移していきます。

④汚れが落ちるまで繰り返す
一度では落ちない場合もあります。その場合はもう一度①~③をやってみましょう

⑤水気をとる
タオルで水気をとっていきます。

やり方で難しいことはないのでチャレンジしやすいですね。

専用の洗剤漂白剤でないと血液汚れが落ちないと思っていたので、「セスキ炭酸ソーダ」が使えると聞いて安心しました

専用の洗剤を揃える場合コストもかかりますし、洗剤が増えて収納の場所もとりますね。また、漂白剤は成分の強さや色落ちが気になります

セスキ炭酸ソーダであればそういった不安もなく、なんなら安心できる成分ですし、血液の染み取りだけではなく広く使えるのでコスパも良いですよ。

SNSでも使用している方が多くいらっしゃいました。

 

 

セスキ炭酸ソーダは血液の染み取りに役立つことはもちろんですが、絨毯の全体的な掃除にも役立ちます。ぜひこちらの記事を参考にしてください。

 

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【裏技】おうちにある〇〇で

実は冷蔵庫にある野菜でも汚れを落とせることが判明しました。

それは「大根」です。大根に含まれる消化酵素「ジアスターゼ」のはたらきでタンパク質を分解して血液汚れが落ちるそうです。

【裏技】血液の染み取り方法

【道具】
・大根おろし
・キッチンペーパー または ガーゼ

①大根おろしをつつむ
大根おろしを大さじ1~2をキッチンペーパーまたはガーゼにつつみます。

②染みを叩き洗いする
染みに①をトントンと叩きつけてください。
必ず染みの周りからトントンと叩くようにしてください。

③水気をとる
タオルで水気をとっていきます。

臭いが残らないようしっかり水気をとってくださいね。

おばあちゃんの知恵袋として昔からある小技のひとつなんでしょう。知っていて損はないですね。

 

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それでもだめなら…

どうしても染みが落ちない場合、お金がかかりますが、クリーニングに出すのも一つの手です。

絨毯やカーペットの素材や広さなどによって値段は変わってきます。ただ、お家では丸洗いは難しいですし、クリーニングに出すと皮脂汚れも取れ綺麗になりますし、良い機会かもしれません。

 

クリーニング店によってはオプションで防虫・防ダニ加工をしてくれるお店もあります。

カーペットであれば、大きさにもよりますが、2,000円~5,000円ほどが相場のようです。

丸洗いできるタイプのものであれば、コインランドリーを使うのも良いですね。クリーニングに出すよりかは安く済みます。頻繁に洗うならばコインランドリーに、1年に1回くらいであればプロに任せクリーニングに出すと良いかもしれません。

 

高級な絨毯、例えばペルシャ絨毯やウールやシルクのものや手織り絨毯などは5,000円~10,000円ほどが相場のようです。

元々が高い絨毯なので、メンテナンスもお金がかかりますが、せっかくの絨毯なのでしっかりとプロの手でキレイにしてもらったほうが安心しますね。

専門のクリーニング店もあるようです。

クリーニングに出すと、汚れが落ちることで色合いも蘇ります。長く使い続けるにはケアも大事ですね。

 

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まとめ

まとめ
  • 絨毯やカーペットについた血液はすぐに取ればキレイになる
  • 血液は「水 または 30度以下のぬるま湯」で落ちる
  • 時間が経った血液の染みには「セスキ炭酸ソーダ」が効果的
  • 大根おろし」でも血液の染みは落ちる
  • 落とすときは染みの周りからトントン叩くようにする
  • 落ちない場合はクリーニングを利用してみよう

血液の染み取り、意外と簡単にできそうですね。血液はすぐ対応すれば水で落ちることがわかりました。

時間が経っていたとしても、セスキ炭酸ソーダで落ちるようですね。専用の洗剤を用意しなくて済みますし、セスキ炭酸ソーダなら他にもお掃除で活躍するのでお得な気がしますね

染みを落とすときはこすったりゴシゴシすることは控えましょう。染みが広がったり生地が傷んだりしてしまいます。

子供が鼻血を出したり自分が怪我をしてしまったとき、動揺したり焦ってしまうかもしれません。でも、血液がついても絨毯やカーペットはキレイになるので安心してくださいね。

重要なのは時間を空けないことです。傷の手当をした後は、絨毯もキレイにしてあげてくださいね。

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