食洗機洗剤がない!代用に酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)が使える?

共働き家庭が増えてきた昨今、自動掃除機のルンバに並んで時短家電の代表格となっているもの、そう「食器洗い乾燥機」(以下、食洗機)です。

食洗機があると大助かりですよね。筆者もその便利機器にあやかっている一人です。

毎日フル稼働して、ある日いつものように食洗機を動かそうと思ったら、洗剤が空っぽになってる、なんてことありませんか。

そんな時に限って、洗剤のストックが切れているとショックですよね。

そこで一つ質問です。食洗機を使用する際、専用の洗剤が必要だと思っていませんか。

実は、洗剤の代用として酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)が使えることがわかりました。

また、洗剤の代用に使えそうで実は使えないものもあるので、一緒にみていきましょう。

 

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食洗機洗剤の代用に酸素系漂白剤が使える!

食洗機の洗剤は専用のものが販売されていますね。筆者も専用洗剤を買って使用していました。それはそれで、安心できますし確実な方法です。

ただ、洗剤を切らしてた時や洗剤のにおいやコスパが気になる時、ありませんか。そんな時に活躍する洗剤の代用品がありました。

その1つが「酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)」です。漢字ばかりですし、あまり聞き馴染みがないかもしれません。

でも実はこれ、万能なアイテムです。ナチュラルクリーニングやお掃除好きの方は知っていて、おうちにあるかもしれません。

漢字が多くて使い方が難しそうなイメージがあるなぁ。私でも使えるかな?

どんなものなのか、使用するメリットをみていきます。また、具体的な商品を紹介します。

酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)ってどんなもの?

主成分は過酸化ナトリウムで出来ています。水、お湯(50℃くらいまで)に溶ける性質があります。

水に溶けると過酸化水素と炭酸ソーダに分解します。そして、この分解により酸素が発生し、漂白の効果がでます

色柄物でも染み抜きが可能です。漂白と聞くと洗濯物の印象がありますが、カップの茶渋落としや食器の除菌・消臭もしてくれる優れものです。

その為、1つあれば洗濯でもキッチンでも使え、幅広く活用できるので持っておいて損はないですね。洗濯槽のつけおき洗浄も出来ちゃいます。

水に溶ける性質を使ってお風呂周りでも活用出来ますよ。

「酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)」のメリットを紹介します。

メリット
  • ツーンとした匂いがない
  • 危険なガスが発生しない
  • 安心成分で環境にも人にも優しいナチュラルクリーニング洗剤のひとつ
  • 洗濯・キッチン・お風呂場など使用できる場所が複数ある、その為それぞれ洗剤を揃える必要もない
  • (食洗機使用の場合)泡立たない

塩素系漂白剤によくあるツーンとした匂いもなく、無香料なのでにおいが気になる方にも最適です。

また、食洗機の場合は泡が立つ洗剤を使用すると故障の原因になってしまいます。酸素系漂白剤は泡立たないので、代用に向いています。

具体的な商品は?

ドラッグストアや100均で市販されている商品を紹介します。

酸素系漂白剤」や「過酸化ナトリウム」といった商品名で販売されています。

100均ではこちらの商品が売られています。ちょっと試してみたい時などにおすすめです。

またオキシクリーン」も酸素系漂白剤のひとつです。

オキシクリーンも洗濯や水回りのお掃除で活躍する洗剤です。「オキシ漬け」といって、浴槽や洗濯槽を洗浄する時にも役立ちます。

ただし、アメリカ製は界面活性剤が使用されていて泡立ってしまいます。

食洗機で使用する際は日本製の界面活性剤が使用されていないものを選んでください。

 

どれかひとつあればいろいろな場所で活躍してくれるので、持っていて損はないですね。

もしかしたらお家にあった、なんて人もいるかもしれません。

洗濯も食器洗いも出来るなんてすごい!お店で見かけたことのある商品もあったわ!意外と身近だったわね!

 

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酸素系漂白剤を使った方法とは?

使用方法は食洗機洗剤と同じように、酸素系漂白剤を入れるだけです。

量は、4~5人用の食器量で小さじ1程度(約5g)です。食器の量によって調整が必要です。

酸素系漂白剤を使用する際、30℃~50℃の温水がより効果を発揮してくれるそうです。高温で洗浄する食洗機での使用は最適ですね。

特別にやることはありません。あとは食洗機が洗ってくれるのでお皿がピカピカになるのを待ちましょう。

注意点

酸素系漂白剤を使用する際の注意点を紹介します。

【注意点】

ステンレス以外の金属には使用できません。ステンレスの水筒は中身は洗浄できますが、外側は塗装が剝がれてしまいますので注意してください。

カトラリーもステンレスのものであれば洗浄できます。

また、食洗機用洗剤として作られてはないので、汚れの再付着防止成分が含まれていません。その為、仕上がりは専用洗剤を使用した時と違いがあるかもしれません。

酸素系漂白剤でピカピカに仕上げるためには事前の予洗いをしっかりし、省エネコースではなく標準コースで洗うといいでしょう。

金属は変色してしまうそうよ!注意点は守らないとね!

 

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酸素系漂白剤を上手に使うコツ

酸素系漂白剤を食洗機の洗剤として普段から使用したいなと思ったそこのあなた、ちょっとしたコツをご紹介します。

また、食器の洗浄だけじゃない、食洗機庫内の掃除でも使用できることがわかりました。

詰め替えて使う

詰め替えることで使い勝手がよくなります。様々な場所で使えるので、キッチン用、洗濯用などでケースを準備してそれぞれに置いておけばいいですね。

食洗機洗剤として使う時のケースについて、いろいろなアイデアを見つけたので紹介します。ケースは100均で揃えられますよ。

まずは、100均のセリアで「粉末だしボトル」という名称で売られている商品です。

なんと計量しなくても小さじ1杯の量が傾けるだけで出てくるボトルになっています。計量するひと手間がなくなるだけでだいぶ楽になりますね。

次に調味料ケースを活用したバージョンです。スプーンを使って計量します。

パカッと蓋あくので取り出しやすいですし、入れ替えるときも口が大きいのであまりこぼさず簡単に出来そうです。

他の調味料と間違えないよう、蓋に「食洗機洗剤」と書いておきましょう。

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どんなケースにするか、どこにしまうか、あなたに合った方法を見つけてみてくださいね。

袋のままだと使いづらそうよね。最初のひと手間で楽になるなら詰め替えたほうが良さそうだわ。

庫内掃除もできる

酸素系漂白剤は食洗機自体のお掃除にも役立ちます。

食器を入れない状態で、酸素系漂白剤を大さじ1杯入れて「お手入れ運転コース」または「標準コース」でスイッチをいれてください。

食器を洗うだけでなく、食洗機庫内まで洗ってくれるなんてコスパも良いですね。

 

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【番外編】食洗機洗剤の代用として使えないもの2選

ここで番外編です。食洗機洗剤の代用として使えないものを2つ紹介します。使ってしまうと故障の原因になってしまうので要注意です。

【代用として使えないもの2選】

①食器用洗剤

食器用洗剤は界面活性剤が主成分で、泡立たせ汚れを浮かせて落とすという特徴があります。

間違えて使用した場合、食洗機の庫内が泡だらけになり故障につながる可能性があるのでやめましょう。

②重曹

油汚れを落してくれる性質がありますが、食洗機での使用は向いていません。

重曹の成分が食洗機の庫内で固まってしまい、動作不良を起こすことがあります。

クリナップやリンナイで取り扱っている食洗機の中には、「重曹洗浄コース」が選べるものもあります。

重曹を使用して洗浄したい場合は専用コースがある商品を選びましょう。

重曹なら私も知ってるわ!でも食洗機には良くないのね…。食器用洗剤も使えないことを知れてよかったわ!

 

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まとめ

まとめ
  • 食洗機洗剤の代用で酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)が使える
  • 酸素系漂白剤はキッチン・洗濯・お風呂場で活躍し、メリットたくさん
  • 酸素系漂白剤は100均でも売ってる
  • オキシクリーンも酸素系漂白剤のひとつ
  • 酸素系漂白剤の使用方法は入れるだけ
  • 詰め替えれば使い勝手アップ
  • 庫内掃除も酸素系漂白剤で出来ちゃう
  • 「食器用洗剤」と「重曹」は食洗機洗剤として使用不可

酸素系漂白剤の良いところがわかりました。市販されている商品にも種類がありましたし、実はドラッグストアや100均で目にしていたかもしれませんね。

庫内掃除もできますし、食洗機以外でもふきんの除菌などで使えます。また、キッチンだけでなく洗濯でも漂白剤として活躍します。

もしくは、酸素系漂白剤を持っていても洗濯物の染み抜きでした使ったことがなかったという人もいるかもしれません。ぜひ食洗機にも使ってみてください。

わざわざ専用洗剤を買う必要もないですし、食洗機以外でも活躍するのでコスパも良いですね。ぜひ酸素系漂白剤を試してみてください。

まずはお試しに100均のものを買ってみようかな!

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