少しずつ気温が下がり、水が冷たい時期が近づいてきました。
そこでつらくなってくるのが「食器洗い」だと思います。
私も学生時代は居酒屋でアルバイトを経験し、洗剤で手が荒れていてつらい毎日を送っていました。
結婚してからも、冬の食器洗いで手がよく荒れていました。
冬の食器洗いは水が冷たいので、ついお湯を使うんですよね。そうするとさらに手荒れがひどくなります。
このつらい手荒れの時期に、ぜひおすすめしたいのが粉石けんです。
台所用合成洗剤から粉石けんに変えると、手荒れがなくなったという人が多くいるんです。
食器洗いに粉石けんを使う方法を紹介します。
食器洗いに使用する粉石けんの使い方
台所用合成洗剤を使うより、石けんを使う方が体にも環境にもいいと何となくわかっていますよね。
でも、どう使うのか、石けんで食器が洗えるのか、イメージしにくいですよね。
そこで、粉石けんを食器洗いに使う使い方を紹介します。
- 粉石けん
- 洗い桶
- お湯
用意するものはこれだけでOK
洗い方
- 洗い桶の半分ぐらいまで、お湯をためる (50~60度)
- 粉石けんをふりかけてよく溶かす:粉石けんはだいたいよく泡立つ量でOK
- 作った石けん液の中に食器を漬ける:(漬け置き時間が長いほどキレイになる)
- 桶の中の泡を使って食器を洗う
- よくすすぐ
食器がひどく汚れている場合は予洗いをすることをおすすめします。
漬け置きをしない場合は、スポンジに直接粉石けんをふりかけて泡立てると、粉が残ることがあるので、一度深皿などで石けんを溶かして泡立てて使うと使いやすいですよ。
「そよ風」は熱湯で溶かしてトロトロにして食器洗いと掃除に使いますー。(赤星たみこ先生のサイトでトロトロ粉石けんの存在を知ってからずっとコレ。) pic.twitter.com/fPWQRm9EKS
— yossi* (@yumyum_69) May 18, 2016
一度溶かして使ったり、漬け置きしたりでひと手間いる粉石けんですが、それでもおすすめする理由があるんです。
それが手荒れを起こしにくいことなんです。
粉石けんで手荒れを解消
食器洗いで手荒れがひどいのは私もそうでした。
特に冬場の水が冷たい時期がひどく、毎日保湿クリームを塗って綿の手袋を付けて寝ていました。
食器洗いでなぜ手荒れが起こるのか、その原因を知りましょう。
食器洗いでなぜ手荒れが起こるのか
- 合成洗剤を使う
食器洗いをする時の洗剤が、汚れと一緒に手の皮脂や角質も落としていて、皮膚を保護するバリア機能の低下を招き、手荒れの原因となる。
- お湯を使う
お湯を使うと皮脂や角質が落ちやすくなるのと、毛穴が開いて脂分を落ちて外部からの刺激を受けやすくなる。
- 手袋を使う
手荒れ防止にと手袋を使うと、手袋のゴムでかぶれて手荒れになる。
- 洗いすぎ
よく汚れを落としたいからといって何度も洗うと、手荒れの原因となる。
手荒れを起こしにくくする対策
手荒れの原因から粉石けんを使わずにできる対策もあります。
それぞれの原因に対する対策です。
- 素早く洗う
水や洗剤に手が触れる時間を短くする。
汚れがひどい場合は、漬け置きをすれば短い時間で洗える。
- お湯を使わない
なるべくお湯を使わず、使うときはぬるま湯にする。
- 汚れがひどいときは予洗いをする
肉などの脂の残りや食べ物が付いている場合は、新聞紙やティッシュペーパーなどで拭き取ってから洗う。
粉石けんにすれば手荒れが減る
粉石けんは洗浄力が強いだけじゃなく、肌にも優しいんです。
粉石けんを使うメリットを紹介します。
- 粉石けんの成分が安心
成分は天然成分で、合成界面活性剤が入っていないので肌に優しい
- 洗浄力が強い
洗浄力に特化した合成洗剤ほどではありませんが、石けんも昔から使われているほど洗浄力は問題ない
油汚れもしっかり落ちる
- 値段が安い
固形石鹸も安いように、粉石けんもキロ単位で買うこともでき安い
石けんで手を洗ったり、体を洗ったりしますよね。
その石けんで食器洗いをするんだから、肌には優しいのは当然といえば当然ですよね。
粉石けんをボールに溶かして
使ってます手にも穏やか
生協の総菜売り場でやってた
プロがやってるんだと思って
それからずっと🥰モコモコ泡立てて使う
ひと手間いるけど液体の食器洗い専用のせっけんより
安上り
モコモコの泡で癒される生分解されてほしい🍀
川をきれいに🍀
香料もいらない🍀— せいこ🌈幸せなお金持ち主婦 (@aloha8_888) October 16, 2019
粉石けんをおすすめする理由
石けんには粉石けんと固形石鹸、液体石けんんがありますよね。
固形石鹸より粉石けんはお湯に溶かしたり、量を調節するのに粉石けんが便利ですよね。
液体石けんは使いやすいんですが、実は成分がすこし違うんです。
- 液体石けんは弱アルカリ性で成分は純石けん分(約23%の脂肪酸カリウム)
石けん成分は23%ぐらいしかなく、後は水なんです。
- 粉石けんは弱アルカリ性で成分は純石けん分(約99%の脂肪酸ナトリウム)
ほとんどすべて石けん成分です。
つまり、コストパフォーマンスは粉石けんがいいんです。
泡立ちも液体石けんより粉石けんの方がいいですよ。
洗浄力も粉石けんがいいんです。
ちなみに、脂肪酸カリウムと脂肪酸ナトリウムの違いは、水に溶けやすいかどうかだけです。
液体石けんの脂肪酸カリウムの方が水に溶けやすいです。
まとめ
- 粉石けんそ食器洗いに使うときは、洗い桶に溶かしたものを溜めて、食器の漬け置きが便利
- 粉石けんで食器を洗うと泡切れもよく、肌にやさしい
- 食器洗いで手荒れが起こるのは洗剤の成分、使う時間が長い、お湯を使うことで起こりやすい
- 粉石けんは手洗いや体を洗ったりもできるほど、肌にやさしいので食器洗いで手荒れを起こす人におすすめできる
- 液体石けんより、粉石けんの方がコスパがよく、洗浄力も高い
石けんが食器洗いに使えるとは、この記事を書くことで勉強し、初めて知りました。
これからの寒い季節に向けて粉石けんを使いたいと思います。
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