掃除が続かない人必見!汚部屋出身主婦がみつけた無理をしないお掃除術!!

突然ですが、あなたはこんな日々を過ごしていませんか。

  • 遅くまで仕事して玄関を開けると、そこは服や書類などが雑然と置きっぱなしになっている光景が広がっている。
  • 1つ2つ手に取って、洗濯かごやゴミ箱にもっていこうとするも、かごもゴミ箱もいっぱいで余計に気がめいってしまう。
  • 掃除を続けられないことに自己嫌悪して、落ち込んだまま布団に潜り込む。

こんなことが常態化してしまうと、掃除をやる気も片づけをする気も起きず、見て見ぬふりをしながら日々を過ごすことになってしまいますよね。

特に仕事に慣れることにいっぱいいっぱいになっている新社会人や、激務の人は全力で仕事をしているのでプライベートはおざなりにしがちです。

忙しいから、休日にまとめて掃除しようと思っていても休日は仕事の疲れが抜けず、結局ほとんど家事もできないという経験をした人もいるのではないでしょうか。

でも、疲れている→掃除したくない→汚い部屋で落ち込む→疲れが取れない→最初に戻るというように休日にリフレッシュすることもできずにまた激務に戻るという生活ではいつか身体を壊してしまうかもしれません。

こんにちは。藤野です。
実は私、学生時代はいわゆる汚部屋で生活していました。
自他共に認めるずぼら人間ですが、無理をしないお掃除を日々模索しています。

でも、「私はずぼらだから」、「私は片付けられない性格だから仕方ない」と思っている人ほど、一度きれいにしてしまえばきれいな状態を保つ才能があるのではと私は思っています。

  • めんどくさがり
  • 片付けは苦手
  • 掃除のやり方が分からない

そんなあなたに贈る汚部屋出身主婦が行き着いた無理をしないお掃除術を紹介します。

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掃除を続かないのはどうして?環境?!性格?!遺伝?!

私は子供のころから整理整頓が苦手でした。

学習机の上だけでもきれいにしようと思うものの、気が付くとプリントが山積みになり、なんとか寄せて空いたスペースで宿題をするのが常でした。

そのうち学習机の上では手狭になり、ついにはリビングで勉強するようになりました。

でも一部分においては几帳面さがあり、完璧主義ともいえる面がありました。

中学のとき毎日学級新聞が配られていたのですが、このプリントを日付順に並べてファイリングしていたのです。

私服は引き出しの手前のみ使い、しまうときには手前にぐしゃぐしゃに入れてしまう一方で、制服は毎日キチンとクローゼットにかけていたのです。

SNSなどでも見かける掃除が続かない人の特徴はこんな人でした。

掃除・片付けが苦手な人の特徴
  • 物が捨てられない
  • 時間にルーズ
  • 買い物でストレス解消している
  • 完璧主義
  • 先伸ばし癖がある

実はこれらの特徴は「物事の優先順位つけるのが苦手」という特徴に集約されます。

そして「優先順位をつけるのが苦手」という特徴は脳のバランスによるものなのだそうです。

「片付けられない自分が今すぐ変わる本」の著者で心理カウンセラーの大嶋信頼氏によると、特に「言語性知能」が「動作性知能」に比べ高すぎるときに、優先順位がつけられないという事象が起こるのだそうです。

 

人には「言語性知能」と「動作性知能」というものがあります。

「言語性知能」は一般的には計算や記憶、物事を理解する力。いわゆる「頭のいい人」はこの能力が高い傾向になります。一方、「動作性知能」はパズルを組み合わせるとか、優先順位をつけて仕事をこなす力になります。こちらは言うなれば「優秀な人」となります。

このうち言語性知能だけが高いと「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という感じで、やるべきことをたくさん考えられますが、その一方で「やるべきこと」が頭の中にたくさんたまってしまい、それに優先順位がつけられなくなってしまいます。

つまり、動作性知能が言語性知能について行けないと「何から優先していいのかわからない」という感じで固まってしまって、動けなくなり、片づけができなくなるわけです。

出典:https://toyokeizai.net/

大嶋信頼さんの著書には、他にも「無意識を利用して片付ける」といったメソッドも書いてありますので、興味のある方はぜひ読んでほしいです。

片付けが苦手な人の多くは、片付けられない自分が嫌いです

ですが、単なる性格と思っていたものが脳のバランスに因るものかもしれないと知ったとき、出来ない自分を責めるのを止めることができました。

自分の特徴は特徴として受け入れた時、頑張らないで掃除や片付けを続けられるシステムづくりをしようと考えるようになりました。

 

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汚部屋出身主婦が行き着いた無理をしないお掃除術

自分の特徴や性格を踏まえ、掃除をしたくなる気持ち作りと無理をしない掃除システムづくりを考えました。

片付けやお掃除へのハードルを低くするメンタル編と実際に掃除を続けるために私が行ったメソッド編に分けてご紹介します。

メンタル編では

  1. めんどくさいを逆説的に考える
  2. 憧れの人をマネする
  3. 終わり良ければ総て良し

メソッド編では

  1. 掃除のルーティン化
  2. 掃除のリストアップ方法
  3. 掃除の導線を考える
  4. 掃除道具の選び方
  5. 掃除を減らす方法

について紹介します。

実際に三日坊主な私が続けている方法です。「我こそはずぼら!」という人ほど参考になるのでは?!

無理をしないお掃除術【メンタル編】

1.「めんどくさい」を逆説的に考える

具体的には後でやるとめんどくさいから「今○○する」と考えるようにしたのです。

例えば郵便受けにたまったDMや飲み終わったペットボトルの分別処理も、手にしたその時にやればものの数秒で済みます。

でもこれを放置すると、30分、1時間かけても終わらない作業になることもありますよね。

あとからやるのが面倒だから「今○○する」を呪文のように唱えながら家事をします。

 

2.憧れのあの人のマネをする

Youtubeなどではよくルーティン動画が上がっていますよね。

憧れのミニマリストのまねをして、同じように掃除をしてみるとテンションも上がって楽しく掃除できます。

注意点としてついつい他の動画を見ないようにしてくださいね。

 

3.終わり良ければ総て良し

仕事の繁忙期など、どうしても家事に手が回らない時はやってきます。

そんな時は週末や月末など期限を決めて、その途中はいくら散らかっていてもOKという気持ちを持つことにしました。

その代わり、終わりのタイミングで友達を家に招くなどイベントを企画するといいですね。

先延ばし癖がある人にとっては、リミットを明確にすることがとても大事です。

 

無理をしないお掃除術【メソッド編】

1.掃除をルーティン化する

毎日していることは自然と身体が動くようになりますよね。

洗面台やシンクを使用後に乾拭きしたり、お風呂の後にシャワーでざっと汚れを流したりなど、日々の動作のおまけとして掃除を取り入れると無理なく続けることが出来ます。

いちいち頭で「掃除をしなきゃ」と考えないですむのでストレスなくできるのでおすすめです。

 

2.掃除を時間別にリストアップする

掃除をルーティン化するときにおすすめなのが、実際にかかる掃除時間を把握することです。

特に物事の優先順位をつけるのが苦手な人は、時間感覚も実際とはズレていることがよくあります。

私も使ったおすすめのアプリは「ルーチンタイマー」です。

出典:https://play.google.com/

android用、iPhone用どちらも無料でダウンロードできます。

ルーティンタイマーの使い方
  1. 床掃除5分、トイレ掃除10分など細かく時間を区切ってリストを作ります。
  2. 朝やること、夜やること等、複数のリストを作ることが出来るので生活パターンに合わせてリストを作りましょう。
  3. 実際にリスト通りに掃除をしてみます。
  4. リスト通りにならないところを修正していきましょう。
    (実際は時間が足りなかったり余ったりします。順番の入れ替えも可能です)

このおかげで出勤前の掃除の時間が足りなくなる原因が、実は時間の見通しができていないことにあったと気づきました。

トータルの掃除時間も見えるので、出勤前なら逆算して掃除スケジュールを組んだり、休日用のスケジュールを組むことも出来ます。

シンプルで簡単なので、掃除だけでなく日々の用事全般に使えますよ。

 

3.掃除導線を考えて道具を置く

めんどくさがりな人間ほど、「あ、ここ汚い」と思ったその瞬間に掃除しないと後回しにしてしまいます。

そこで掃除グッズは洗面所、トイレ、キッチンとすべての場所に置くようにしています。

また掃除機をコードレスのスタンド型にして家の中心に置くことで、いつでもすぐに掃除できるようにしました。

フローリングワイパーも併用することで、掃除機が使えない時間帯にも気にせず掃除をすることが出来ます。

 

4.掃除道具は捨ててもいいものを使う

めんどくさがりは掃除道具を洗うことも嫌いです。

掃除道具はなるべく捨ててもいいものを使うことにしました。

うっかり雑巾で掃除すると、雑巾を洗うのが面倒で1週間以上も放置し、次の掃除のときに困るということがあります。

フローリングワイパーや、ダスターなど捨ててもいいもので掃除することで、掃除をすることへのハードルを下げました。

もちろんホウキなど洗わなくてもいいものなどは、捨てずに使用していますよ。

 

5.汚れ防止対策で、掃除の手間を減らす

そもそも汚れなけば掃除しなくていい。当たり前ですが忘れがちですよね。

そこで予防できる汚れはなるべく予防することにしました。

参考にしたのはインスタグラムなどのSNSの投稿です。

 

換気扇フィルター、洗面所とシンクの撥水加工、冷蔵庫の上にラップを敷くなど、すぐにできることも多いのがうれしいですね。

 

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大きな変化を望むなら、モノを減らすのが一番!

掃除が苦手な人の特徴は、優先順位をつけることが苦手です。

つまり、モノを管理するキャパシティーが少ないということです。

管理するモノが多ければ多いほど、片付ける場所・適正な手入れのタイミング・捨て時など様々なことを考えなければいけません。

つまり、掃除が苦手、片付けができない人ほど「持ち物は最小限にする」ことが必要なのです。

モノを減らす一番いい方法は「引っ越し」です。

一度全部リセットするつもりで、持ち物を見直すきっかけになります。

とはいってもすぐには引っ越しってできないですよね。

そんなときはとりあえず1か所だけ決めてモノを寄せるのもおすすめです。

明らかにゴミと分かるものを捨てたら、できるだけ入口から見えにくい一角に捨てるか迷うものを集めます。

ワンルームなら入口から見える景色には生活に必要と思えるものだけにします。

すっきりとした空間が見えてくると、メンタルが変化してきます。

何もない場所に物があると気になりますが、ごちゃごちゃとした場所にいくら物があっても気にならないですよね。

この空間に対する違和感がきれいを保つコツなのです。

 

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掃除やモノを整理する時間なんてない!そんな時は外注もあり!

もしあなたが、本当に疲れていてどこから手を付けていいかもわからないという場合には、ハウスクリーニングを外注するのもいいでしょう。

一度リセットしてみると本当に必要なものだけで生活するという経験ができるので、自然と「これ以上モノを増やさなくてもいいかな」と考えられるようになります。

必要・不必要の判断をしてモノを捨てるにはエネルギーが必要です。

モノが捨てられないことは、それだけあなたが頑張ってきたあかしなのです。

捨てられない事実を責めないでください。

すっきりとした空間で必要なものだけで生活すれば自然と捨てることもできるようになります。

そしてときには人に頼ってみるのもありと割り切って代行業者を試してみてはいかがでしょうか。

【おすすめ】家事代行を選ぶなら

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まとめ

掃除が続かない原因と、汚部屋出身主婦が見つけた掃除が続く方法を紹介しました。

掃除が続かない原因

  • 脳のバランスが崩れていると掃除・片付けが苦手になる。
  • 特に「言語性知能」が「動作性知能」に比べ高すぎるときに、優先順位がつけられなくなるため部屋が散らかってしまう。

 

ずぼら主婦おすすめ掃除が続く方法

【メンタル編】

  1. あとでやるとめんどくさいから「今○○する」と考える
  2. 憧れの人をマネして掃除してみる
  3. 期限を決めて、それまではどれだけ散らかしてもOKにする

【メソッド編】

  1. 掃除をルーティン化する
  2. 掃除を時間ごとにリストアップする。おすすめのアプリはルーティンタイマー
  3. 掃除道具はすぐに取れる場所に置く
  4. 捨ててもいいもので掃除する
  5. 汚れ防止対策をして掃除の手間を減らす

掃除ができるようになる特効薬としては、家事代行などの力を借りて一気に不用品を捨てる方法もいいですね。

今は掃除代行サービスも充実しているので、自分に合った方法を探してみてくださいね。

ここでもう一つ大事なことですが、「掃除をしなきゃいけない」と考えすぎるとかえってストレス掃除ができなくなります。

モデルルームのような部屋ではなく、自分が心地よい空間を保つくらいの軽い気持ちがいいですよ。

きっとあなたも少しずつきれいな部屋が当たり前になっていくはず。

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投稿者プロフィール

fujino
fujino
アラフォーパート主婦。絶賛反抗期の子ども2人の言動をひらりとかわしつづ日々をすごす。最近の楽しみはウクレレと読書。ときどき編み物。