自転車のハンドルは掃除できない?ベタベタグリップを綺麗にする方法!

あなたは自転車をよく乗りますか。そして、その自転車のハンドルのケア、していますか

最近では、「ママチャリ」として知られるシティバイクの他に、電動自転車で前や後ろに子供を乗せるママやパパの姿を見かけます。

また、おうち時間でUber Eatsの利用が増え、配達しているロードバイクやクロスバイクと言ったスポーツタイプの自転車もよく見かけるようになりました。

日本の自転車普及率は年々増加傾向です。趣味でロードバイクをする人なんかは、形やメーカーなどで何台も保有する人もいますね。

そんな自転車は、通勤や通学、お買い物で毎日のように乗ることが多いと思います。

そうしてある日、「あれ、ハンドルがベタベタする」と気づきます。

タイヤの空気なら手軽に入れられるけど、ハンドルってあまり掃除したことなかったな~

ハンドルはどうやって掃除したらいいのか、綺麗にならない場合はどうするのか、みていきたいと思います。

大事な自転車、長く乗るためにケアを大切にしましょう。

 

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ハンドルの汚れの原因は?ベタベタの理由は?

ハンドルは使っているうちの黒く汚れて、さらにベタベタしてきます。その原因は主に「皮脂」「紫外線」「加水分解」です。

「皮脂」
ハンドルをずっと握って運転しているので、手の汗などで汚れてきてしまいます。

「紫外線」
屋外に置いていたり、屋内で保管していも自転車は外で乗るものですし、どうしても紫外線に触れてしまい、劣化します。

「加水分解」
雨など水分を吸ってベタベタになることです。

ハンドルを長持ちさせるためには、紫外線や雨から防ぐことが重要だとわかりました。なので、カバーをかけたり、屋内で保管するのがよさそうですね。

ただ、これら原因に気を付けていても、ハンドルはゴムや樹脂で作られているので、時間とともにどうしても劣化してしまいます。そして、汚れやベタベタが目立ってきます。

ベタベタしてきたな、と思ったら掃除してみましょう。

雨で濡れるとベタベタするのね、知らなった!掃除できるのはよかった~!

 

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ハンドルの掃除は出来る?方法を発見!

掃除方法をみていきましょう。ハンドルにはグリップと呼ばれる握る部分がついています。そのグリップがベタベタしているんですね。実は、グリップは外すことも出来ますよ

今回はグリップをハンドルにつけたままの方法と外してやる方法にわけて、みていきます。

グリップをつけたまま掃除

少しベタベタしてきたな、汚れてきたなと思ったら市販の無水エタノールを布につけてハンドルを拭いてください

エタノールとはアルコールの種類のひとつです。なので、無水エタノールとは、最近は当たり前になった消毒用エタノールと似ています。ただ、無水エタノールのほうがエタノール含有率が高く掃除に向いています。

■無水エタノール

無水エタノールは他の場所でもいろいろ使えますし、水の使えないところでも使用できるので1本あれば便利ですね。

ほぼエタノールで引火しやすいので火気厳禁です。取扱いには注意してください。

 

グリップを外して掃除

それでもあまりよくならない場合はハンドルのグリップを外して掃除をしてみましょう。

外し方は動画を参考にしてください。なお、外すときは水も使えますが、掃除にも使えるマルチクリーナーを使って外すやり方も紹介されています。

グリップとハンドルの間に「水」もしくは「マルチクリーナー」を注ぎ込み、グリップを動かしやすくして外していきます。外すときは回しながら抜くようにしてみましょう。

■WAKO’S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー

マルチクリーナーを使用してグリップを外す方法

水でグリップを外す方法

 

グリップを外した後は、先ほど紹介したマルチクリーナーを使って掃除をしましょう。

このマルチクリーナーはスプレー後に水洗いは不要で、塗装面や素材を選ばず使用でき自転車以外にもバイクや自動車、家具やガラスにも使用できます。

グリップにスプレーし、クロスで拭き取りましょう。

また、グリップ掃除には「重曹」も使えますよ。少量の水を混ぜてペースト状にした重曹を歯ブラシにつけて、ハンドルをゴシゴシやってみましょう

綺麗になったグリップを付ける前に、ハンドルも水やマルチクリーナーを使って拭き掃除をしておきましょう。

 

白のグリップには効果的?!な裏技

白いグリップを使用している方にはもう一つ、裏技を紹介します。

それは、「キッチン用漂白剤」を使用する方法です。漂白剤ですので、元々白いグリップには向いていますが、色がついていると薄くなる可能性があるので、あまりおすすめは出来ません。

■キッチン用漂白剤 キッチンブリーチ

【掃除手順】

  • ジップロックにハンドル2本入れる。
  • ハンドルが浸かるくらい、水とキッチンブリーチを1:1の割合で入れる。
  • 12~24時間置く。
  • 取り出してしっかりすすぐ。

作業する時はゴム手袋をしたほうが手が荒れなくて良いですよ。

これで白いグリップは復活することもあるそうです。自己責任ですが、白のグリップの方は試してみても良いかもしれません。

 

ハンドル掃除のまとめ

【ハンドルつけたまま】
無水エタノールで拭く

【ハンドルを外して】
マルチクリーナーを吹きかけて拭く
重曹をつけて、歯ブラシを使ってゴシゴシする

【裏技:白グリップ向け】
キッチン用漂白剤につけおきする

グリップがベタベタしてもキレイになる掃除方法がありましたね。また、自分でもグリップが外せるなんて驚きです。これなら気軽にお手入れ出来そうです。

 

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ベタベタグリップは新品に交換を!

掃除できるとは言え、ハンドルのグリップはどうしても劣化してしまう消耗品です。掃除してもどうしても取れない汚れやベタベタがあるかもしれません。

そうなったら思い切って新品に交換してみましょう

新しいものに変える場合、グリップのものの値段と取り換える工賃が掛かります。

グリップの相場は500円~2000円くらい、工賃はお店によりますが、1000円くらいです。合わせて1500円~3000円くらいでグリップ交換が可能です。

自分でやる場合であれば、工賃はかかりませんね。先ほどの動画でグリップの外し方を紹介しましたが、新しいものを付けるのであれば古いものはカッターで切って剝がしても大丈夫です。

グリップを再びつけるときは、内側も外側を水で濡らしましょう。水のおかげでグリップがハンドルにつきやすくなります。

新品のグリップは硬いので、力を入れてゴムハンマーなどを使用してハンドルにはめていきます。

水がついているとグリップが回ってしまう可能性があるので、乾いて固定されるまでは待ちましょう

 

グリップは、様々なものが販売されています。

自分の自転車に合うかどうかを確認して、好きなものを選びましょう。自転車を乗るのが楽しみになりますね。

中でも、ベタベタしないおすすめは「コルク」です。

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今紹介したのはほんの一部です。こんなにグリップが種類豊富だと迷っちゃいますね。グリップを変えると自転車の雰囲気も変わるでしょう。1台の自転車をグリップを変えたりカスタマイズすることで長く乗れるようになり、愛着がますます湧いちゃいますね。

 

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まとめ

まとめ
  • ハンドルの汚れやベタベタの原因は「皮脂」「紫外線」「加水分解」
  • ハンドルはグリップをつけていても外しても掃除できる
  • 掃除には「無水エタノール」「マルチクリーナー」「重曹」が有効
  • 白グリップは「キッチン用漂白剤」で白くなる
  • ベタベタが取れない場合は思い切って新品に交換する
  • グリップ交換は自分でもできる
  • グリップは種類豊富で自転車カスタマイズを楽しくさせてくれる

ハンドルはどうしても使用しているうちに汚れてきてしまいますが、掃除できることがわかりました

自分でもグリップを外せますし、洗剤も特別なものじゃなくても良さそうですね。手入れすることでより自転車を大事にできそうです。

また、グリップを交換するならば、自分の好みのものに付け替えできますし、自転車ライフをさらに楽しめそうです。

大事な相棒の自転車、ハンドルをケアして長く乗り続けてくださいね。

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