毛足の長いラグの掃除方法を数多く紹介【一手間で見違える程綺麗に】

毛足の長くふわふわした肌触りのラグは、インテリアにこだわる方なら一度は買おうか迷われた事があるのではないでしょうか。

かく言う私もその一人でして、数年前冬の時期にリビングの敷物が欲しくなりお店に行きました。

その時店頭で一目ぼれしたのが冒頭で紹介したようなラグでした。

買ってすぐは温かくてふわふわで寝転んだりしていたのですが、月日が経つうちにあることが気になりだしました。

ちゃんと掃除機かけても毛の間にゴミが溜まって取れない。

 

この問題は毛足の長いラグを買った方全てが通る道ではないでしょうか。

Twitterでも似たような悩みを持つ方がいらっしゃいました。

 

 

 

私もこの出来事があってから、ラグを買い替えるときには足の長いラグを避けるように商品を選ぶようになってしまいました。

 

見た目だけなら毛足の長いラグを買いたいのに。

掃除のしやすさだけでせっかくのインテリアを諦めたくないですよね。

そんなお気に入りのラグを使う夢を簡単に「諦めたくない」方のために、今回は毛足が長くても簡単に綺麗に掃除する方法をご紹介します。

 

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毛足の長いラグの基本の掃除方法

毛足の長いラグは、一本一本の毛が長いのが魅力なので、お手入れの際に抜け毛などでふわふわ感を損なわないようにしましょう。

この章では基本のお掃除の仕方から、注意点などをご紹介します。

 

【少しの手間を加えて】掃除機を使ったお掃除

ほこり出し

【用意するもの】

  • 布団たたき(なければ自分の手で代用も可)
  • 掃除したいラグ

【やり方】

  1. ラグの裏面を上にして屋外で陰干しする。
  2. 裏面を上にしたまま布団たたきでトントン叩く。
  3. ラグに掃除機をかける。毛を起こして根元に掃除機を当てることを意識する。

毛足の長いラグは根元にゴミが溜まりやすいので、定期的な「ほこり出し」をしてみましょう。

ラグに掃除機をかける時は、毛並みを立てるように「たて」「よこ」「ななめ」の3方向から攻めると良いです。

 

掃除機を使うときの注意点

掃除機での掃除は一般的でなんとなくの知識でもできてしまいます。

あやふやな知識でしてしまった掃除がお気に入りのラグを傷つけないためのアドバイスも一緒にご紹介します。

 

  • 回転ブラシ付きの掃除機で掃除しない。

回転ブラシ付きの掃除機で毛足の長いラグを掃除すると、毛が絡まって抜けてしまったりするおそれがあるので注意してください。

  • 掃除機の「ブラシモード」がある場合、必ずOFFにする。

掃除機で強くこすりつけるような行為は、ラグの毛足を痛めふわふわ感をなくす原因になるため避けましょう。

 

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うちのラグは洗える?丸洗いもアリかも!

飲み物をこぼしたりしたときは「匂いがついたり、べたつくのが嫌なので洗ってしまいたい」と思う場面が出てくると思います。

そんな時は、ラグの裏面にある「洗濯表示」をみれば洗濯可能か一瞬で判断できます。

 

例えば、以下の洗濯表示がラグにあれば、洗濯機で丸洗いできます。

水温は40℃を限度として、洗濯機で通常の洗濯ができる。
水温は40℃を限度として、洗濯機で弱い洗濯ができる。
水温は40℃を限度として、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる。

 

以下のマークが書かれていた場合は慎重に判断しましょう。

水温は40℃を限度として、手洗いで洗濯できる。

洗濯処理はできない。

上の表示なら、極力洗濯機の使用は避け手洗いしましょう。

下の表示なら、手洗いもできないのでその他の掃除方法を試しましょう。

洗濯する場合は柔軟剤を使用するとふわふわ感が復活します。お試しあれ。

 

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洗濯や掃除機以外の掃除方法

この章では、これまで紹介した掃除方法とプラスαですると良い掃除方法をご紹介します。

アイテムと使い方で区切って紹介していきますので、すぐ用意できるアイテムなどはこの記事を読みながら実践してみてください。

気が付くとラグが綺麗になっているかもしれません。

 

【秘技】細かいゴミ取りに!粘着カーペットクリーナー

掃除機をかけても毛を動かすと出てくるゴミ。

それらを放置すると、どんどん根元に入り込み取れなくなってしまいます。

そうならないために、掃除機をかけて体力に余裕があったらコロコロをしてみましょう

掃除機掛けと同じ要領ですれば、大半のゴミは取れると思います。

しばらくすると掃除機で吸いきれなかったゴミがどんどん出てきて楽しくなってきます。

こういうのは一度始めると時間が許す限りやってしまいます。(楽しくなってきちゃって)

【奥義】汚れを落とす!中性洗剤

うっかり、飲み物をラグにこぼしてしまった時も中性洗剤を使えば洗濯NGのラグでも汚れを落とせます

中性洗剤で汚れ落とし

【用意するもの】

  • 乾いた布
  • 中性洗剤

【やり方】

  1. ぬるま湯と中性洗剤を混ぜ、薄めの洗剤液を作る。
  2. 乾いた布を洗剤液に浸し、よーく絞る
  3. 絞ったタオルでラグの汚れを取りたい場所を毛並みに沿って拭く
  4. 次は毛並みとは逆方向に拭く
  5. 仕上げに、水だけで作った布で全体を拭く。
  6. 良く乾く場所で乾かす。

これをすると、ある程度の汚れなら綺麗になります。

こぼしたものがコーヒーなどのにおいの強いもので、この方法をしてもにおいだけ残ってしまうこともあると思います。

そんな時はこれからご紹介する重曹を使った匂い取りを参考に掃除してみてください。

 

【裏技】匂い取りに!重曹

簡単な拭き掃除でも取り切れなかった匂いには、「重曹」を使った掃除もおススメです。

 

重曹で匂い取り

【用意するもの】

  • 重曹
  • 新聞紙
  • 掃除機
  • ドライヤー

【やり方】

  1. 重曹を粉のまま匂いの気になる部分に撒く
  2. 濡らした新聞紙を、重曹を撒いた部分に覆うように乗せる。
  3. 30分~1時間放置して、重曹が残っている部分があれば掃除機で吸う。
  4. その後、固く絞った布でしっかり拭き、ドライヤーで乾かす。

 

この方法で飲み物をこぼした匂いは気にならなくなります。

いざという時に知っておくと便利ですね。

重曹を撒いて待つだけなら他の家事と並行してできそうです。

 

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まとめ

おさらい
  • 掃除機をかける時は「たて」「よこ」「ななめ」を意識する。
  • 洗濯機で洗う時は洗濯表示を確認。
  • 掃除機や洗濯機以外にも、ラグ掃除に役立つアイテムがある。

今回は、毛足の長いラグの掃除方法をご紹介しました。

この方法を知って、私も「もう一度毛足の長いラグに挑戦してみようかな」と思い直しました。

少しくらい掃除が大変でも自分の気に入ったラグを使うのが一番ですもんね。

みなさんがこの記事を読んで毛足の長いラグをうまく扱えるようになるお手伝いができていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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