排水溝のぬめり取りは重曹と〇〇で簡単に!?綺麗に保つ方法も!!

暑くなると気を付けていてもにおいやすい排水溝。
キッチン、お風呂場、全面所など家の中に複数個所ありますが、特にゴミが溜まりやすいキッチンとお風呂場はにおいが気になりやすいですよね。

 

あやめ
あやめ
家ではキッチンの排水溝そうじを担当している沖野あやめです!
週に2回くらいは真面目に洗っているのに、あけるたびにくさい…。

 

普段から掃除をする時間が無い方、掃除をしてもにおいが取れないという方は思った以上に多く居るはず。
そんな方に向けて重曹家にあるもの簡単かつ継続的に綺麗に保つ方法をご紹介です。

 

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排水溝がまるで新品!?必要なのは重曹と〇〇だけ!!

何年か前に重曹と同じくらい掃除で役に立つと有名になったものがありましたね。
それが今回重曹と合わせて使用する「クエン酸」です。

 

重曹とクエン酸を合わせて水をかけると化学反応が起こり、泡が出てきます
その泡によって汚れを剥がし、重曹などの効果で菌の繁殖を抑制するため、ぬめりの防止や消臭にも効果が期待できるようです。

 

よく重曹を水でペースト状にして掃除するとか、振りかけてしばらく置いてから流すだけ、というのを聞くかと思います。
ですがそのままやっても重曹が研磨剤になってシンクを傷つけるだけだったり、イマイチにおいが無くなっているのかわかりづらい事もしばしば。

 

私自身も脱臭効果があるという記事を読んだので、冷蔵庫にカレーを入れておいた後などは小さなタッパーに重曹を入れて、ふたをせずに冷蔵庫に置いておきました。
けれどにおいが取れているのかは正直よくわからなかったんです。

 

そのあとちょっとだけ湿気った重曹をそのまま捨てるのは勿体なかったのでシンクに振りかけたり、ペーストにして掃除用に使っていました。
使いまわしは主婦の基本ですよね、あるあるだと信じています。

 

ですがあくまでもそれは「一番簡単な方法」というだけのことがわかりました。
重曹だけでは必ずしもにおいが落ちたり汚れが取れるわけでは無かったのですが、そこにクエン酸を足すだけで劇的に汚れが落ち、においやぬめりも取り除くことができるようになるのです。

 

使い方も量も難しい事はありません。
重曹2:クエン酸1の量をかけてぬるま湯をかけるだけですから。

重曹+クエン酸で泡放置のお掃除術!
  1. あらかじめ大きなごみを取り、ごみ受けなどを外しておく
  2. 重曹100グラムを排水溝に振りかける(※1)
  3. クエン酸50グラムをその上から振りかける(※2)
  4. コップ1杯程度のぬるま湯をかける
  5. 泡が立ちはじめたら5~30分ほど放置する
  6. お湯で充分に流す
  7. ごみ受けなどは重曹をかけてブラシなどで洗っておく
    (汚れが気になるならこちらも泡洗浄で放置する)

※1:排水溝などの大きさによって量を調節してください。目安は表面が見えなくなるくらいたっぷりがおすすめです。自然にも優しいのでたっぷりかけても大丈夫。詰まらない程度にね。

※2:重曹の量によって調節してください。多すぎると重曹が中性になって洗浄効果が無くなるため、重曹の半分、重曹よりも少なくなるように。

 

 

重曹+クエン酸にかけるのは水でも大丈夫ですが、人肌くらいのお湯が一番効果が発揮されるのでぬるま湯をかけることをおすすめします。
ただし熱湯を使うと排水管が傷んでしまう恐れがあるので、あつくても50度くらいまでにしておくのがいいでしょう。

 

百円ショップなどのドレッシングを入れるような口が小さいボトル容器にあらかじめ重曹とクエン酸を2:1で入れて混ぜておくと、いざ使いたい時に量る必要がなくなりますよ!
それとは別に重曹だけのものも準備しておくと、普段使いにも便利でおすすめです。

 

 

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重曹とお酢(レモン汁)でよりお手軽に!!

重曹はあるけどクエン酸は無い…という方も大丈夫。
実は「お酢」をクエン酸の代わりに使用することができるのです。

 

あまりにも料理する機会が無い方や、嫌いという家庭を除いてお酢を置いていない家ってほとんどありませんよね。
今は特にコンビニなどでも売っている他、安くて量が多いものも出回っているので重曹さえあればまずこの掃除方法が使えます。

 

それでもお酢を消費したくないという方にも朗報です。
分量あたりのコストパフォーマンスが高くなってしまうので、消費するのはちょっともったいないですが実は「レモン汁」で代用ができます。
お酢よりもつんとしない、残った香りも爽やかといいことが多くありますが、クエン酸に比べると少し割高になりがちですね。

 

ですがどこの家庭でもどちらか、もしくはどちらも置いている確率が高いものです。
そのため用意する材料の敷居が低く、より簡単に使える方法になると言えるでしょう。

 

効果はクエン酸と同じく重曹と反応させることで泡が立ち、汚れを剥がしてにおいなどを抑制する効果が期待できます。
使用する量も変わらず、重曹2に対しお酢(またはレモン汁)1の量を排水溝にかけるだけ。

重曹+お酢(レモン汁)でさらに簡単!!泡放置!!
  1. あらかじめごみを取り除き、かごなどを外しておく
  2. 重曹を排水溝に振りかける(※1)
  3. レンジなどで温めたお酢(レモン汁)を排水溝にかける(※2)
  4. 泡が立ったら5~30分ほど放置
  5. お湯で洗い流す

※1:クエン酸の時と違い粉末は重層のみなので、気持ち多めになると思います。汚れが気になるところや排水溝の大きさに合わせて量を調節してください。目安は表面が埋まるくらい。

※2:あくまで人肌を目安に少しずつ加熱していってください。お酢は温めることでツンとしたにおいが和らぎ、洗浄効果アップも期待できます。

 

 

粉末と液体で2:1が分かりづらい場合、重曹も〇グラムではなく1カップのような計量をすると分かりやすいと思います。
その場合、重曹1カップに対しお酢(レモン汁)1/2カップと考えると良いでしょう。

 

こちらも重曹をかけやすいように口が狭くなったボトルに入れておけば、普段から使うときに便利なのでおすすめですよ。

 

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重曹が足りない!?そんなときの代用品!!

重曹なんて置いていないという家も多いのではないでしょうか。
我が家も数年前にお掃除ブームになった時、百円ショップで購入したきりでずっと流しの下に眠っていました。

 

とはいえお掃除に使う物として洗剤よりも環境や手肌に優しいので、普段から掃除に使っているという方も多いのは事実です。
そのような方は買いそびれてある日使おうとして明らかに量が足りない、少ない時ってありますよね。
そんな時でも実は代用が利く材料があるんです。

 

それは「お酢」と「塩」
どちらも普通に料理をする家庭であれば、大体は常備してあるこの二つを使って同じように掃除ができるのです。
ただし泡立つわけではなく酸の力で汚れを落とすと考えて貰えばわかりやすいでしょうか。

 

お酢2に対し塩は0.5~1という分量で、塩が多すぎると効果が無くなってしまう事に注意です。
人肌に温めたお酢を使うことでツンとしたにおいも軽減され、効果もアップするので、どうしても足りない時などはこちらを使ってみるのもおすすめ。

 

水垢や黒カビなどには効果を発揮しやすく、塩の粒で研磨効果も見込める為さび落としにも効果が期待できます。
しかし一方で傷のつきやすいものや大理石には使用できず、アルミも変色してしまう恐れがある事を知っておいてくださいね。

 

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排水溝のぬめり取りもひと手間習慣でより簡単に!?

使い終わった後必ず掃除をすればひどい汚れなんてつかないでしょう、と思う方も多いかも知れません。
しかし私を含めた一部の人は毎回掃除する余裕も無く、食事のあとに洗い物が溜まってしまった状態で放置せざるを得ない事もしばしば。

 

そんな場合でも綺麗、または汚れが取れやすい状態を保ち尚且つ悪臭の発生やぬめりを抑制する簡単な方法があるのです。
ごしごしする必要がある掃除ではありません、必要なのは本当にたったひと手間なんです。

 

これをしておくだけでもいざしっかり掃除しようというときに汚れは落ちやすくなり、日ごろの余裕がある時の軽い掃除でもぬめりが殆ど感じられない状態をキープできるはず。
なのでだまされたと思って一度、自分にとって一番手間に感じない事をやってみて欲しいと思います。

 

綺麗に保つ方法は「ごみをポイしてかけるだけ」!!

洗い物が終わった後やお風呂から出たあと、軽くごみを取ったらそのままそこに重曹をまんべんなく振りかけてみてください。
においはかなり軽減されてぬめりも防げるようになるはずです。

 

次に使うときは重曹がかかっているので、軽くこすって流しておけばいつの間にか、掃除するのが習慣になってくるのではないでしょうか。
百円ショップなどのボトルに重曹を入れておけば、さっとかけるのも簡単にできるのでおすすめです。

 

また使ってすぐではなく、排水溝がある程度乾いてからの方がゴミが取れやすいのでお風呂であれば翌朝などに行うのがベター。
三角コーナーなどはしっかり乾かしておくことでぬめりやにおいが発生しにくくなるため、

  1. 乾かして
  2. ごみを取り
  3. 重曹をかける

という手順を日常化することでより簡単に掃除ができるのではないでしょうか。

 

丸めて入れておくだけで!?化学反応で菌を撃退!!

アルミホイルって、そんなに高くも無いし、結構お家に置いてありますよね。
そんなアルミホイルを少しちぎって、ビー玉くらいの大きさにふんわりと丸めたものを3つくらい用意してください。

 

それを排水溝の受け皿に入れておけば、水と化学反応が起きた時に発生する金属イオンで、ぬめりや汚れの原因になるカビや雑菌の繁殖を抑えてくれるのです。
そのため清潔に保つ効果が期待でき、なんとこの効果は約1カ月はぬめりの発生を防げるという、コストパフォーマンス的にも素晴らしいものになります。

 

丸めたアルミの汚れが気になった時に新しいものに取り換えるだけでいいので、かなりお手軽にできるぬめり予防ではないかと思います。
あまり普段からアルミホイルを使わないという方は特に、一度お試しあれ。

 

使った後にはスプレーをシュッ!排水溝のにおいを防止

においやこびりついた汚れにはクエン酸がいい、ってよく聞きますよね。
でも何をどうしたらそんなに効くのか、よくわからない人も多いと思います。

 

そんな方はどちらかの粉が余っている、ということもあるかもしれません。
実際我が家では使い方がよくわからなかったクエン酸がもっさりと余っているので困っていました。
ですがこれを読めば大丈夫、貴方も一気にお掃除上手になれること間違いなしです!

 

水200mlに対してクエン酸を小さじ1溶かしたものをスプレーボトルに入れましょう。
これを使い終わったキッチン、お風呂、洗面所の排水溝にシュッとするだけ
たったこれだけで随分とにおいが抑えられて清潔な水場を保てるはずですよ。

 

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排水溝掃除で気を付けたい事

基本的にぬめりの原因は油汚れや雑菌の繁殖によるものと言われています。
そんなぬめりなどの原因に効くのが今回メインになっている重曹です。

 

しつこく取りづらい排水溝の汚れやにおいに効くのなら、正直どんな洗剤でもすぐに使ってしまいたいくらいなのですが、日常的に使っていくのなら手肌への影響やシンクを痛めてしまわないかなども、充分考慮する必要がありますよね。

 

自然に優しいと言われる重曹でも使えない素材がある事に注意してください。
鉄やアルミなどの貴金属は化学反応で変色を起こしたり、酸化してさびが発生する恐れがあります。
ほかにも漆器は重曹の粒が研磨剤として作用し傷をつけてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

他にも肌の弱い強いに関係なく、極力ゴム手袋や使い捨てのビニール手袋を使用するように心がけてください。
肌が荒れてしまったり、傷がある場合は化膿してしまう可能性もあります。

また重曹で掃除をする前に大きなごみを取り、使い終わった歯ブラシなどを使ってできるだけ汚れを落とした状態にしておきましょう。
可能な限りぬめりや汚れを落としてから重曹を使用することで残った汚れを落とし、においなどの抑制に効果が期待できますよ。

 

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【閲覧注意】我が家の排水溝掃除のようす

普段からそれなりに掃除はしているので、ぬめり自体はあまり多くありません。
ですがしみ込んでいるような黒い色がカベというかふたのふちが当たるあたりにつきまくってるんですよね。
それに加えて乾くとよくわかるのですが、水垢がめちゃくちゃ付着してほんのりピンクに色づいています。

 

超汚いのでまずは掃除の準備をします。
余っていたソースボトルに重曹とクエン酸を2:1で入れてシェイク。
そのあと汚れに向けてひたすらボトルを押して粉をかけていきました。

 

残念ながら乾いていたので壁際にあまりくっついてくれず、かといって濡らせば粉がかかったところから即座に泡が発生していきました。
ちょっとなれないとびっくりするしやりづらいかもしれない。
肌が弱い方などは出来るだけビニール手袋などをしてくださいね。

 

あまり時間をかけないで流したので5分ほどの放置時間。
大きく変化はありませんが、壁側にくっついていた水垢が気持ちすっきりして明るくなった気がします。
今度はぬるぬるが残った状態でやってみようかな。

 

ちなみに洗浄力が思ったより弱いと考えているのは私だけではないようです。
某知恵袋の質問に対し、このような返答をみかけました。

排水口の掃除に重曹とクエン酸を使うのは重曹に水で溶かしたクエン酸を加えると二酸化炭素の泡が発生して、その泡がよごれを落とすからです。 重曹で酸性の汚れを溶かしながら、泡が物理的に汚れを浮かすと言うことだと思います。 あまり強力ではありませんが。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/

 

環境にやさしい素材で洗浄してるんですから、基本は泡の力なんですよね。
あまりに深くこびりついた汚れまでは取れない、けれど表面のばっちいぬるぬるやにおいはちゃんと取れる、という認識でよさそうです。

 

 

我が家の排水溝のようにこびりついた黒色が出てくる前ならば、かなりすっきりの模様です。
今度ハイターで真っ白にした後からは重曹+クエン酸を常備しようと固く決意する私でした。

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まとめ

重曹は環境にやさしい分たっぷり使えるだけでなく、安くどこでも手に入るというのが強みですね。
これを機会に重曹泡でのお掃除を始めればきっと、今年の年末は大掃除も楽になる事間違いなしです。

 

そんな重曹泡洗浄の大事なポイントを以下にまとめました
特に重要なポイントをまとめてあるので、重曹のパッケージにある使用法をよく読んだうえで実践してみてくださいね。

 

排水溝がぬめりで汚れない為の掃除術
  • 重曹とクエン酸(お酢かレモン汁でもOK)の配分は2:1で。
  • 重曹が中性にならないようにクエン酸は少なめに。
  • 使い終わる度、もしくは気が付いた時に軽くごみを取って重曹を振りかける習慣をつける。
  • クエン酸小さじ1を200mlの水に溶かしてスプレーしてもにおい予防の効果あり。
  • ごみ受け更にネットをセットすると掃除がしやすくなる。
  • 汚れが気になりだしたら重曹+クエン酸(お酢)の泡洗浄で5分~30分ほど放置
  • 流す時のお湯は熱くても50度くらいまでにすると排水管が傷みにくい。

 

これで水垢で白く濁った排水溝まわりも、いつ洗ってもぬるぬるで嫌気がさしたごみ受け皿ともおさらばです。
我が家も先ほど台所の排水溝で実践してみたところ、ふた裏についていたザラザラが無くなり引っ越し当時のつるつる感が戻ってきて感動しました。

 

これを機会に快適でラクチンな頑張らないお掃除ライフを始めてみるのも良いのではないでしょうか。

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投稿者プロフィール

あやめ
あやめ
関西在住の主婦。3歳のわんぱく男児を眺めながらライター、CAD、動画編集など手広く勉強中。
趣味は読書(漫画、小説、ライトノベル)とゲーム(最近はモンハンとグラブル)で、息子にアニメやゲーム用語でひらがなを教えるのに勤しんでいる。
自宅に据え置きゲームが複数台ずつあることに疑問を持っていない。