玄関の床をいつも綺麗に!掃除の仕方が全部分かる!汚さない工夫も!

「玄関は家の顔だから、綺麗にしなくちゃ。」

そう思って掃き掃除をしてみたけれど、玄関の汚れってほうきで取れる砂だけじゃないみたい。

玄関が床が汚れる主な原因は、

砂や土花粉やPM2.5排気ガスカビ

それぞれに合った掃除方法があるようです。

雨の日は靴の裏に土が付きやすく、玄関に運ばれがち。目に見えない小さな汚れも、いつの間にか溜まりに溜まって頑固な汚れになるんです。

放っておくと、カビの養分にもなったり、アレルギーなど健康の面でも心配ですね。

我が家は猫が平気で玄関の床に降りて、そのままの足でリビングを歩きます。玄関も家の中だと思って綺麗にしなくちゃ!

この記事では、汚れが溜まりがちな玄関の床の掃除方法を、床の素材や形状に合わせてご紹介します。

この記事を読めば、玄関掃除はもう完璧です。

 

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玄関の掃除の仕方

それでは、玄関の掃除の仕方をご紹介します。

掃除する前に、もし玄関に下駄箱や傘立てが置いてある場合は、どかすようにしましょう。

家具の隙間や底にほこりや水分が溜まってカビの原因になったりします。

掃き掃除

他のどの掃除をする際も、まずは掃き掃除をしてからにしましょう。

まず掃き掃除をしないと、蓄積した砂が水を含んで泥汚れになってしまったりします。

ほうきで汚れを集める前に、湿らせた新聞紙や茶殻をまくと、ほこりが舞い上がりにくくなるのでお勧めです。

掃き掃除は毎日こまめに行うのがベストですが、難しい場合は週に1回など決めて行うと良いでしょう。

掃除機がけ

ほうきで掃く代わりに、掃除機を使うこともできます。

トイレットペーパーの芯やクリアファイルで作った使い捨てのノズルを使えば、玄関の泥で掃除機が汚れる心配がありませんね。

使い捨て掃除機ノズルの作り方

<トイレットペーパーを使った作り方>

<クリアファイルを使った作り方>

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雑巾がけ

床のタイルがつるつるのおうちは、ほうきや掃除機でごみを取った後に、水でぬらして硬くしぼった雑巾で拭きましょう。

濡れた土や花粉は、床にこびりつきやすく、蓄積すると黒ずみになります。月に1度くらい行えるといいですね。

汚い雑巾で拭くと、臭いが移ってしまうこともあるそうなので、なるべく綺麗な雑巾を使ってください。

「普段雑巾がけをする習慣がないから、道具が何もない。」

「膝や腰が痛くなりそうで、しゃがんでの作業はちょっと…」

という方は、思い切って玄関掃除専用に道具を買ってしまうのもありだと思います。

こちらの「玄関タイル用スポンジブラシ」はスポンジに長い棒がついていて、立ったままでの作業ができます。

 

デッキブラシ

雑巾が引っかかるようなザラザラな床のおうちは、デッキブラシがおすすめ。少量の水をかけて、デッキブラシでこすりながら汚れを落としましょう。

ブラシでこすり終えたら、また少量の水で洗い流します。水で流さず放置すると、浮き上がった汚れが再び付着してしまいます。

水で流し終えたら、雑巾などで水分を拭き取ってください。濡れたままだと、舞い込んだホコリや砂が付着して再び汚れてしまう可能性があります。

メラミンスポンジ

雑巾やデッキブラシでも落ちない頑固な汚れには、メラミンスポンジがおすすめ。ツルツルの床でもザラザラの床でも使用できます。

水で湿らせたメラミンスポンジで、気になる汚れをこすって落とします。細かくなってポロポロと出てきたスポンジのカスは、ほうきや掃除機で取り除いてください。

メラミンスポンジはふわふわしているイメージがありますが、実は硬い素材でできています。玄関タイルよりは軟らかいと思われますが、念のためはじめて使う際はタイルの目立たない部分をこすって様子を見るようにしてください。

わたし職場の金属でできたロッカーをメラミンスポンジで傷だらけにしちゃったことがあるんです。金属って意外と軟らかいんですよね。玄関のサッシとかも金属なので、注意してくださいね。

 

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お掃除に洗剤をプラスしてもっと綺麗に!

普段からほうきや掃除機でごみを取って、雑巾やデッキブラシでこするようにすると、玄関を綺麗に保つことができます。

しかし、久しぶりのお掃除や、雨の日についた泥よごれを放置してしまったときなどは、簡単に汚れが落ちなかったりしますよね。

そんなときは、洗剤を使ってしっかりめにお掃除しましょう。

しっかりめなお掃除は、上記の時以外にも、普段のお掃除に加えて月に1度くらいを目安に行うといいですね。

しっかりめな掃除に使える洗剤4選!
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • オキシクリーン
  • ウタマロクリーナー

それぞれの使い方をご紹介します。

重曹

重曹はアルカリ性の洗剤のため、酸性の汚れを浮かして落としやすくします。また、水に溶けにくいクレンザーのような研磨作用があるので、汚れをしっかり落とす効果が期待できます。

重曹の使い方
  1. 重曹を、そのまま汚れの気になるところにまく。
  2. 濡らしたデッキブラシでこする。
  3. 水で硬くしぼった雑巾で、拭きとる。
  4. 玄関を開けて、よく乾かす。

一度にたくさんの量をまいてしまうと、拭きとりが大変になるので、少量ずつまくようにしましょう。

また、重曹を瓶に入れて下駄箱に置いておくと、玄関掃除をするときに使いやすいうえに消臭効果も期待できます。

筆者は使い終わった100均消臭ビーズの容器に入れてみました。アイス用のプラスプーンをセットしたら、使いやすさ抜群です。

ナチュラルな洗剤に憧れて重曹を購入したものの、なかなか使用せず洗面台の下にしまいっぱなしだったのはここだけの話。

重曹は研磨、消臭の他にもいろいろな効果があるので、使い方も色々です。気になってはいるけど、うまく活用できるか不安で購入を迷っているという方も、これを機に重曹デビューしてみませんか。

重曹の使い方いろいろ

セスキ炭酸ソーダ

重曹よりもアルカリ性の力が強く、洗浄力も高めです。水に溶けやすいので、水に溶かしてセスキ水を作り、スプレーとして使います。

セスキ炭酸ソーダの使い方
  1. 水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れて混ぜる。
  2. スプレーボトルに入れ、汚れに吹きかけて5分ほど放置。
  3. デッキブラシでこする。
  4. 水で洗い流すか、水で絞った雑巾で拭きとる。
  5. 玄関を開けて、よく乾かす。

≪セスキ炭酸ソーダ・重曹で白っぽくなってしまったとき≫

アルカリ性のセスキ炭酸ソーダや重曹は、しっかり洗い流すか拭きとらないと、タイルが白っぽくなってしまうことがあります。

そうなってしまったときは、アルカリ性と反対に酸性の力を持ったクエン酸を使いましょう。アルカリ性の洗剤を中和して溶かしてくれます。

クエン酸を水100mlに小さじ1杯の割合で溶いて雑巾に染み込ませて拭きます。

タイルの目地によく使われているコンクリートはクエン酸に弱いので、最後に水拭きをしてクエン酸を拭きとりましょう。

オキシクリーン

オキシクリーンと重曹を混ぜて、オキシペーストを作ります。オキシクリーンの洗浄力や漂白力、殺菌力に加えて重曹の研磨力や消臭力が加わり、玄関掃除にぴったりです。

オキシクリーンの使い方
  1. オキシクリーンと重曹、お湯を大さじ1杯ずつ混ぜてペーストを作る。
  2. ペーストを汚れに塗って1時間程度放置する。
  3. 水で濡らした雑巾で拭きとる。
  4. 乾拭きで水気と洗剤を綺麗に拭きとる。
  5. 玄関を開けて、よく乾かす。

ウタマロクリーナー

ウタマロクリーナーは、アミノ酸由来のやさしい成分でできているので、手肌や環境にやさしく、家中どこでも使用できます。

そんなわけで、もちろん玄関の床にも使用することができます。

使い方は、ウタマロクリーナーを吹きかけて、雑巾で拭くだけです。ザラザラな床の場合は、デッキブラシでこすった後、雑巾で拭きとってください。

 

いままで紹介してきたどの洗剤より楽なんじゃない?買いに行こうかな。

 

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玄関の掃除をはじめる前に

ここまで読んで、よし掃除しよう!と思った方も、掃除をする前に確認しなくてはいけないことがあります。

玄関の床と言っても、素材や形状がおうちによって違いますよね。まずは、あなたのおうちに合った掃除の仕方を確認してみてください。

せっかく綺麗にしようと思ったのに、汚れが取れなかったり、逆に床を傷つけてしまったらショックすぎます。

床の素材は、天然?それとも人工?

まずは、玄関の床タイルが人工素材天然素材かを確認してください。

大理石や御影石などの天然素材を使用したタイルはデリケートなため、硬くしぼった雑巾や乾拭き程度に留めましょう。

もしも頑固な汚れがついてしまったときは、専門の石材クリーニング業社にお願いしたほうが安心です。

代表的な天然タイル
  • 大理石:石灰岩が変質して結晶化した岩石。一般的に白色で自然な風合いがある。

  • 御影石:こまかい粒上の模様がある。墓石などによく使われる。

参考:https://www.meister-coating.com/

おうちの床タイルの素材が分からない場合は、施工業者もしくは管理人さんに確認しましょう。

うちはよくある賃貸アパートの人工タイルだな。

床の表面はツルツル?それともザラザラ?

人工素材の床であった場合、玄関の床の表面は、ツルツルですか。それともザラザラですか。

ツルツルの場合は、ほうきや掃除機でごみを取ったあと、雑巾がけやメラミンスポンジを使用するのがおススメです。

ザラザラの場合は、凹凸の部分に汚れが溜まりやすく、雑巾などをかけると引っかかってしまうので、ツルツルの場合と同じくほうきや掃除機でごみを取ったあとに、デッキブラシを使用するのがおススメです。

 

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玄関の床を汚さない工夫3つ!

玄関を綺麗に保つために意識したい3つのことです。置くだけ、置かないだけと簡単にできるので試してみてください。

物を置かない

玄関に固定してある傘立てや靴箱は、底や裏側に埃やゴミが溜まりやすいです。また、水を使った掃除をする場合、隙間に水が溜まってカビの原因にも。

傘立ては、置き型タイプを浮かすタイプに変えてしまえば掃除の度に動かす必要がなくて楽ですね。

ついでに掃除できる環境をつくる

玄関用のほうきとちりとりは取り出しやすい場所に置きましょう。ポイントは、わざわざ道具を取りに行かなくても掃除ができるということです。掃除に対するハードルを下げると、掃除がしやすくなります。

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お出かけ前や帰ってきた際にひと掃きするだけで、汚れの溜まり方が変わってきますよ。

泥よけマット

玄関の外に泥除けマットを敷いておくことで、玄関に入る前に靴底についた泥汚れを落とすことができます。

雨の日に濡れた靴底の水分も取ってくれるので、玄関タイルが濡れにくくなり、カビの発生も防ぐことができます。

玄関マットは、週に1度くらいの頻度で砂や泥をはたき落としたり、掃除機で吸って掃除しましょう。

 

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まとめ

どうしても汚れがちな、玄関の床掃除の仕方についてまとめました。

◇できれば毎日・せめて週1、掃き掃除

◇月に1回、拭き掃除。ザラザラ床にはブラシがけ。

◇頑固な汚れには、洗剤を使って月に1回しっかりお掃除。

◇大事なのは、こまめに掃除できる環境づくり。

ご自身や家族の生活に合った方法を取り入れて、ピカピカの玄関を保っていきましょう。

また、今回頑固な汚れに使える洗剤の一つとして紹介している重曹は他にも色々な使い道があるので、一つストックしておけばあらゆる場面での活躍が見込めますよ。



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