新居への引っ越しで、快適な新生活ライフを送ろうとしているそこのあなた。
入居前にやった方がいい事あります。それはタイトルにもあるとおり、「掃除」です。
「私はクリーニングお願いしたから大丈夫よ」って思っていらっしゃいませんか。
実は、ハウスクリーニングでは落とせてない細かな汚れがあるんです。
入居当日に物を運んでからでは、見落としてしまいます。
この記事では掃除以外にも入居時にするべきことが、簡単かつ明確にわかります。
「住む前にやっといてよかった」と、思ってもらえるような内容になっているので、ぜひご参考ください。
入居前の掃除はどこをやればいい?実は順番も大事!
入居前の掃除の場所はもちろんですが、順番も大事になってきます。
効率的な順番で掃除をする事で、短時間で終わらすことも可能になります。
また、掃除を開始するときには、マスクと手袋を忘れずに付けて、換気をしながら行いましょう。
掃除する時のおすすめの商品やポイント、退去時の掃除についても合わせてご紹介します。
掃除場所と順番
1.天井・壁
「掃除は上から」というように、まずは天井や壁のホコリや汚れを取り除いていきます。
案外忘れがちではありますが、意外と汚れていたりする場所です。
前の入居者でついた「たばこのヤニ」は、メラミンスポンジと雑巾を用いて、アルカリ性のクリーナーで落とせます。
下記製品のような、アルカリ性・アルカリ電解水と書かれている商品を選びましょう。
水のゲキ落ちくん
また、照明器具が元々付いている家なら、ハタキや雑巾でホコリを取りましょう。
2.キッチン
シンクの水垢やキッチン台のホコリを拭き取りましょう。
水垢を落とす方法
水200mlに対してクエン酸の粉を小さじ1で作った「クエン酸水」をキッチンペーパーに染み込ませて、気になる場所へ貼り付けます。30〜2時間放置した後に、スポンジやいらない歯ブラシなどで擦ると落ちます。
3.お風呂
浴室用洗剤を使用して、スポンジや柔らかいブラシなどで洗いましょう。
また細かな部分にカビや水垢があるかもしれないので、注意しながら掃除します。
香りが付いている洗剤だと、掃除がはどるのでおすすめです。
バスマジックリン
4.トイレ
意外とホコリが溜まりがちなので、クリーニング後でも注意する場所です。
トイレ掃除用ウェットシートで床を拭きましょう。
掃除機で吸うと、かえってトイレ内にホコリや菌が舞い上がるのでやめましょう。
念入りに拭いても破けない、なのにトイレへ流せるクリーナーもあります。
キレキラ トイレクリーナー
5.床
全ての部屋の掃除が終了したら、上から落ちてきたホコリもある床を最後に掃除します。
掃除機で大きなゴミやホコリを吸い取り、軽く絞った雑巾で水拭きしましょう。
畳は水拭きをするとカビの元になる為、乾拭きで畳の目に沿って掃除します。
【プラスα】退去時は掃除するの?
退去時はあくまでも住む前の元の状態に戻す「原状回復」を行うために掃除をします。
ただし、国土交通省が出しているガイドラインによると、住んでいて劣化してしまったものに関しては、元に戻す必要はないそうです。
「原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義」
「経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれる」
退去時にチェックしといた方がいいポイントがいくつかあります。
新居へ行く前に確認しておきましょう。
1.カーペットのシミ・カビ
2.柱や壁などのキズ
3.フローリングの色あせ・キズ
4.壁の汚れ
5.トイレ・お風呂・洗面台のカビ
住んでいて普段気づかないような小さな汚れも、退去時にクリーニング代として請求されてしまいますので、目を凝らして探してみるのがおすすめです。
ホームセンターへ行くと、小さなキズを直したり隠せたりする道具が売ってるので、簡単に元の状態に戻すことができます。
新居の掃除はなぜ必要?
まだ住む前だし、クリーニングもしてもらったから綺麗なはずの新居。
なぜ掃除をしに行くのか、疑問に思う方もいると思います。
実は、掃除以外の為にも、引っ越し前に行く理由があることをご存知でしょうか。
新居ライフを充実する為に、大事なことがありました。
新居掃除や引っ越し前に行く必要のある理由を3つにまとめました。
理由その1
クリーニング済みでも汚れている場所がある
冒頭にもお話しましたが、クリーニングをしていても小さな隙間や四隅など、細かな場所は汚れていたりします。
実際に私も、今の家に住む前にクリーニングをお願いしましたが、サッシが所々汚れていて、隅々までやったような感じではありませんでした。
確かに、フローリングは磨かれていてツヤあったり、ホコリっぽくはなかったですが、やってくれる業者によっては、広くて見える場所だけを掃除する所もあります。
また、クリーニング後でも時間が経てばホコリは出てくるので、物を入れる数日前に床掃除をしておくのがおすすめです。
実際に見に行ってみて、もし綺麗であれば安心して引っ越す事ができるので、確認だけはしておきましょう。
理由その2
元からあるキズ・汚れ、部屋の不具合がないかチェック
退去時にキズや汚れがあると、クリーニング代や修理代を請求されます。
最初からあるキズ等に関しては払う必要がないので、不具合もないかチェックしながら、見つけたら写真やメモなど証拠に残しておくと、トラブル防止にもなります。
また、生活に支障をきたす程のものがあれば事前に修理してもらえたりするので、見ておきましょう。
理由その3
カーテンの大きさ・照明器具の確認
引っ越し当日、物を運んだり組み立てたりとバタバタする中で、カーテンの丈や照明器具のサイズを測ってホームセンターへ行くのは忙しくて大変です。
事前に測って買いに行くことで、引っ越しのバタバタを少しでも軽減できます。
これら3つを確認しておくことで、引っ越し後が楽になるので実践することをおすすめします。
さあ引っ越し前日!仕上げにやっといた方が良いこと3選
確認や掃除が済んだら最後にやっておいた方が良い事あります。
入居後の掃除が楽になるので損はないです。
仕上げ3選をご紹介していきます。
①害虫駆除
引っ越し後にゴキブリを見つけてしまわないように害虫対策をすれば、安心して新生活を送る事ができます。
くん煙剤は隠れた隙間にも入ってくれる為、とても効果的です。
害虫駆除のくん煙剤で有名な「バルサン」は、使用する時間帯をゴキブリ等が活発になる夜がおすすめです。
今では火災報知器が煙で鳴らない「霧タイプ」のバルサンも出ていて、種類豊富です。
②お風呂のカビ対策
せっかくお風呂掃除をしても、湿った状態にしておくとカビは発生します。
しっかりと水切りを行い、換気扇を回して乾燥させましょう。
また、掃除後にカビを発生しにくくしてくれる「くん煙剤」はおすすめです。
防カビ効果により、毎週お手入れをしなくても良いので楽ですね。
③換気扇のフィルター
油汚れなどがべっとり付いたフィルターは、掃除をするのが大変ですよね。
トイレ、お風呂、キッチンの換気扇にフィルターをつけると、汚れたときに取り替えるだけで便利です。
忘れてしまいがちな一手間は、引っ越し前にやっておくのがおすすめです。
また、ほこりやゴミがフィルターへ吸引される事を防ぐ為、空気の循環がより効率的になります。
粘着タイプのフィルターなら、取り付けが簡単にできます。
入居前の掃除場所と順番のまとめ
1.天井・壁
2.キッチン
3.お風呂
4.トイレ
5.床
今回は入居前の掃除をご紹介しました。
私は入居時から引っ越し作業と掃除を合わせてやった為、大変な思いをした事を覚えています。
入居前から何かと色々忙しい中ですが、充実した生活を送る為にも最低限の掃除は必要です。
また、先に掃除をしておけば、数日は手続き関連や家具の搬入・配置に、時間をかける事ができます。
少しでも入居後の負担を減らして、休息をとりながらの引っ越し作業をして、快適ライフを作りましょう。
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