自動製氷機の掃除はお酢で完了!!カビ菌除去にハイターは使えるの?

年々暑くなる日本の夏。

外から帰ってきたら氷入りのキンキンに冷えた飲み物が飲みたくなります。

また、動物園や公園に行くなら氷入りのお茶を持参し、子供のおやつにお家でかき氷を作ったりもします。

夏場は氷が必要不可欠な存在になりました。

最近の冷蔵庫は、自動製氷機がついている物が一般的になっています。

夏場大活躍な氷が自動で出来上がるのは、本当にありがたいことです。

しかし、自動で氷は出来上がりますが、自動製氷機の掃除は自動ではありません。

見えない部分もあるので、どうすればキレイに自動製氷機を掃除出来るのか悩みも出てきました。

家族の口に入る氷なので、安心に出来る掃除方法が必要です。

そこで、安全で安心に汚れをキレイにする方法を調べてみました。

殺菌やカビ汚れに強いハイターなどは使えるのでしょうか。

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自動製氷機とは?

自動製氷機は、その名の通り自動で氷を作ってくれる機械です。

冷蔵部分に給水タンクがあり、その下に出来上がった氷が落ちてくる貯氷ケースがあります。

給水タンクと貯氷ケースは目に見えているのでどんなの物なのかわかりますが、氷をどういった仕組みで作っているのでしょうか。

sharpさんの冷蔵庫はこのように氷が作られています。

出典:https://jp.sharp/

給水タンクに水を入れ忘れなければ、必ず氷が出来上がります。

上を向いていた製氷皿が勝手に下を向いて、氷を落としてくれることに感動しました。

さらに凄いのが、給水タンクに水を入れすぎていても、貯氷ケースから氷があふれることがないんです

製氷皿が下を向いた時に氷に当たるかもしれないことを察知すると、それ以上氷を作りません。

何て賢いんでしょう!!自動で氷を作ることも凄いのに、氷の量まで調整してくれます!

自動製氷機による氷の作られ方はわかりました。

でも、一主婦としてはどうやって掃除をするのかがとても気になります。

給水タンクは取れるけどどこまで分解できて、給水タンクから送られた水が通っているパイプはどうやって掃除するのでしょうか。

自動製氷機をキレイにするために、掃除の仕方を調べてみました。

私が大好きな、雑菌やカビに強いハイターなどの台所用塩素系洗剤をつかうことはできるのでしょうか。

 

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お酢とハイターを使ってカビなどの菌を除去

いつも冷蔵庫や冷凍庫を掃除する時は、体全体を使って掃除しています。かなりの重労働です。

給水タンクを置いてある場所は、手を伸ばして奥まで拭かないと見えない部分もあるので心配です。

また、給水タンク、水が通るパイプ、貯氷ケースも全身を使って掃除しないといけないとなると、冷蔵庫と冷凍庫と自動製氷機の掃除だけで一日が終わってしまいそうです。

それを夏場にやるとなると、更にスピードが要求されます。

一日がかり&重労働では、掃除することが嫌になってしまいます。

簡単に掃除が出来て、しかも手軽に出来れば掃除も積極的に出来るのではないでしょうか。

冷蔵庫や冷凍庫の掃除方法まで書いてしまうと日が暮れてしまいそうなので、ここでは自動製氷機の掃除方法についてご紹介します。

お手軽な冷蔵庫の掃除の方法はこちらの記事をご覧ください

自動製氷機を手軽で簡単にキレイにしてくれる物、それはお酢です。

お手軽&簡単大好き!!

お酢を使ってどのように掃除をするのでしょうか。

お酢を調味料としてしか使っていなかったので、本当にキレイになるのか心配ですし味もニオイも気になります

でもその前に、私達が戦わなければならないカビなどの菌、水垢について知っておきましょう。

自動製氷機で気になる汚れ:カビ、水垢

自動製氷機の中に付く汚れの中で一番厄介なのが、カビです。

カビが大繁殖する温度は20~30℃だと言われていますが、実は0℃でも生き抜くことが出来ます

冷蔵庫の中は、5~6℃なのでカビが生き残ることが出来るんです。

そこに給水タンクからの湿気が合わされば、カビは繁殖します。

どこにでも発生するカビ、本当に嫌になります。

給水タンク内の水の回転が悪いと、こんな状態になるみたいです。

カビルンルン、聞いただけで背筋が凍ります。

しばらく使わない場合は、自動製氷機の機能を止めて給水タンクを空にしておくことをおススメします

もしカビルンルンになってしまったら、取り外して洗えるパーツだけハイターなどに付け置き洗いすることが出来ます

ハイターには注意点があります。

出典:https://www.kao.com/

水洗い出来ない製品や場所への使用は出来ません。

取り外しが出来ないパイプなどの汚れも気になるからと言って、給水タンクにハイターを入れて掃除するのはやめましょう。

家族が口にするものなので、直接洗い流せない部分への使用はおススメ出来ません。

その他にも、水垢が気になります。

給水タンクの水洗いをさぼってしまうと、タンク内に水垢が溜まってしまいます。

給水タンクは取り外せるので、私の大好きなハイターが使えます。

以上の2つの汚れが、水が通るパイプなどについていないかとても心配です。

お酢を使ってキレイに出来ると先程ご紹介しましたが、一体どうやって掃除するのでしょうか。

お酢を使って内部までピカピカに

お酢で掃除する前に、まずは製氷皿の取り外し方を勉強しましょう。

取り外せる部分は、手洗いや付け置き洗いが出来るので外せる所まで外してみましょう。

また、どのくらい汚れているのかも確認も出来ます。

では、こちらの動画を参考にして取り外してみましょう。

必ずお持ちの説明書を読んでくださいね。

また、給水タンクも分解できる所は分解して掃除をしましょう。

こちらも動画がありますので、参考にしてみてください。

絶対にお手持ちの説明書を確認してくださいね(大事なことなので2回言いました)。

製氷皿と給水タンクを取り外し出来るようになったら、それぞれ汚れを確認してください。

汚れ具合によって対処が異なります。

  • 汚れレベル小:水洗い
  • 汚れレベル中:中性洗剤と柔らかいスポンジで洗う(固い物を使うと傷が付きます)
  • 汚れレベル大:分解した給水タンクをクエン酸やハイターに付け置きする

汚れレベル大は掃除が大変だと思うかもしれませんが、次の手順で行えばすぐにキレイに出来ます。

汚れレベル大の掃除方法
  1. 給水タンクを分解する
  2. ハイターなどの台所用塩素系漂白剤を、5リットルの水に対してキャップ2杯入れて洗浄液を作る
  3. 洗浄液に分解した給水タンクを2分間付け置きする
  4. 流水でしっかり流し、しっかりと乾かす

ここでの注意点は、浄水フィルターをハイターにつけないことです。

ハイターのニオイがついてしまい、氷がハイター臭くなってしまいます。

汚れが酷い場合は交換しましょう。

取り外せるパーツがキレイになったら、水が流れているパイプの汚れが気になります。

パイプは取り外して洗浄出来ません。

そこで使用するのがお酢です。ここでは、数あるお酢の中から「穀物酢」を使用します。

穀物酢は砂糖を使っていないため、掃除に向いています。

料理に使っている調味料なので、口に入れる物を掃除するときに安心して使用することが出来ます。

使い方はこちらです。

お酢を使った洗浄方法
  1. 給水タンクに、水:お酢を2:1で入れてセットする
  2. 自動製氷機で氷を作る
  3. 水&お酢が空になったら、水だけで氷を作る
  4. 貯氷ケースの氷をすべて捨てる

たったこれだけで完了です。

自動で掃除出来るところが素敵!!

ここでおススメポイントがあります。

  • 「清掃中」と書いた紙を貼っておくこと
  • 食紅を使って洗浄液に色を付けておくこと

以上の二点です。

家族が洗浄液で作られた氷を使ってしまっても、体には害はありませんが、やはり美味しくはないと思います。

なぜなら、お酢にはお酢特有のニオイと味があるからです。

実は私はお酢のツーンとするニオイと酸っぱさが苦手で、あまりお酢を使った料理を作りません。

それを家族が誤ってジュースなどに入れて飲んでしまうことを考えると、ちょっとゾッとします。

そこで赤い色を付けておけば、色付きの氷を好んで使う人はいないと思いますし、お酢入りの洗浄液がなくなったことも確認出来ます。

嫌な思いをしてしまう前に、是非お試しください。

自動製氷機の掃除やフィルターの交換の頻度は?

汚れが溜まってから掃除するのではなく、少しずつお手入れしておいた方が辛い思いをしなくて済みます

では、どのくらいの頻度で掃除をしておけばいいのでしょうか。

自動製氷機のお掃除頻度

  • 貯水タンクの分解洗い:週に一度、水洗い
  • 製氷皿(外せるなら)、貯氷ケース:月に一度、水洗い
  • お酢を使ったパイプなどの掃除:1~2か月に一度

この頻度を守っていれば、酷い汚れが付いたりはしません。

次に、給水タンクについているフィルターについてです。

フィルターは水道水に含まれるカルキなどを取り除いてくれます。このフィルターのお陰で、美味しい氷が出来上がります。

汚れが酷くなければ取り外して水洗いしておけば大丈夫ですが、このフィルターは消耗品なので定期的に交換することが推奨されています。

フィルターの交換ポイント

  • フィルターを使い始めて3~4年経つ
  • フィルターが破れた
  • 氷のニオイが気になり始めた

1つでも当てはまれば、交換することをおススメします。

自動製氷機やフィルターを定期的にお手入れすれば、一回の掃除は短時間で済みますし、キレイな製氷機で美味しい氷を作ってもらうことが出来ます。

また夏などフル稼働した後は、一通り掃除をして夏場の疲れを癒してあげましょう。

私も頑張ります!一緒に頑張りましょう♪

ここでは、自動製氷機のお酢を使った掃除方法をご紹介しました。

お酢でキレイにすることが出来ることはわかりましたが、私のようにお酢が苦手な人もいるかもしれません。

お酢以外でキレイにする方法はあるのでしょうか。

 

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お酢以外でも掃除出来る?

自動製氷機の掃除は、お酢を使いキレイに出来ることがわかりました。

でも、私は残念ながらお酢が苦手です。

そこで、お酢以外でピカピカに出来ないか探してみることにしました。

もちろん、お手頃価格で簡単な掃除方法です!

クエン酸で掃除

お酢に似た存在、それはクエン酸です。

クエン酸は本当に優秀な存在で、キッチンのシンクやトイレの除菌が出来る上に、消臭もしてくれます。

その機能を自動洗浄機にも使えます。

用意するもの

  • クエン酸:大さじ1弱
  • 水:300ml
  • 食紅:少々

用意出来たら、こちらのインスタを見ながら掃除してみましょう。

クエン酸もお酢と同じ手順で洗浄出来ます。

クエン酸も透明なので、食紅を入れると掃除が終わったどうか確認出来ます。

実は食紅も優秀なお掃除道具!?

また、クエン酸は無臭なので、お酢が苦手な人でも使いやすくなっています。

余ったらその他の掃除にも使えますし、家に一つ置いておくのもいいと思います。

市販の洗剤で掃除

身近にあるお酢やクエン酸を使って掃除するのもいいですが、市販品もあります。

お水と錠剤を入れるだけで、お掃除が出来ます。

お酢やクエン酸とやり方は変わりません。

また、親切なことに洗浄中のシールまでついています。

その他にも、カインズさんから洗浄液が発売されています。

出典:https://www.cainz.com/

使い方はこちらです。

こちらの商品は、最初から色が付いているので便利ですね。

お酢やクエン酸もいいですが、これらの市販品を一度使ってみるのもいいですね。

物は試し!!

クエン酸も市販の洗浄剤もお酢と一緒で、給水タンクに水と一緒に入れて氷が出来るのを待つだけで自動洗浄機が掃除出来てしまいます

これらのお手軽なお掃除道具を使って、自動製氷機洗浄のプロを目指しましょう。

 

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まとめ

まとめ
  • 自動製氷機は自動で氷を作ってくれる機械で、年々暑くなる日本の夏には必要不可欠な存在
  • お酢を使った掃除方法は、給水タンクに水とお酢を入れて待つだけ
  • 取り外し出来る給水タンクなどは、ハイターを使ってカビ菌を掃除することが出来る
  • 自動製氷機のフィルターは消耗品なので交換が必要で、ハイターは使えない
  • お酢以外にも、クエン酸や市販品でもお酢と同じ方法で掃除が出来る

冷蔵庫や冷凍庫の掃除は、汚れている部分もキレイになった部分も目で見て確認することが出来ます。

しかし、自動製氷機は目に見えない部分があり、カビ菌などを取り除くことが出来たか確認することが出来ず不安が残っていました。

しかし、お酢を使い内部までピカピカにすることが出来ることがわかりました。

お酢は元々調味料なので、掃除中に間違って家族が食べてしまっても危なくありません。

お酢以外にも、クエン酸や市販品を使い掃除出来ることもわかりました。

それらを使い定期的にお掃除をしておけば、美味しい氷をいつでも使うことが出来ます。

めんどくさがらずに掃除をし、天然氷にも負けない美味しい氷を作れるよう一緒に頑張りましょう。

 

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