ホテルのアメニティを掃除道具に!活用方法や持ち帰りの基準とは!?

シャンプー、タオル、石鹸、歯ブラシにコップ。

旅行や出張でホテルに泊まると、客室には生活に必要なアメニティグッズがたくさん揃っていますよね。

石鹸や綿棒、コットンなどの消耗品は、使わなかったからそのまま置いて帰ったという人もいるのではないでしょうか。

また、筆者のように使えるかも!と思って持ち帰ったけど使わずに結局捨てたという人も。

実はそれらの消耗品、毎日のお掃除に使える物ばかりなんです。

今回は、アメニティグッズの活用方法や、ホテルから持ち帰って良い物、持ち帰るときに注意することについてまとめました。

 

スポンサーリンク

掃除に使える!アメニティの活用方法!

使えるかも!と思ってホテルのアメニティとして用意されているシャンプーやリンスを持ち帰ったものの、家ではお気に入りを使いたいし、使い道がなかったという方へ、朗報です。そのアメニティ、毎日のお掃除に使えるんです。

この記事では、8種類のアメニティの活用方法をご紹介します。

シャンプー

シャンプーは水を油をなじませて汚れを落とす”界面活性剤”が入っているものがほとんどです。元は頭皮の汚れを落とすためのものなので、皮脂やタンパク汚れのお掃除にぴったりです。

おすすめとして、バスタブやトイレのお掃除、ヘアブラシのお手入れについてご紹介します。

    ◇バスタブ◇

    水を張った洗面器にシャンプーを入れてせっけん液をつくり、スポンジに含ませて使います。本来は肌に使うものなので、しっかりとした洗浄力があるのに手荒れしにくいのは嬉しいですよね。

    ◇トイレ◇

    シャンプーを使って、ブラシでこするだけです。泡立ちもよく、トイレがシャンプーの良い香りでいっぱいになりますね。通常のトイレクリーナーよりよく泡立つので、少しずつ使うようにしてください。

    ◇ヘアブラシ◇

    シャンプーに含まれる界面活性剤は、静電気を予防する効果があるので髪にも優しいお手入れが出来ます。

    お手入れの仕方
    1. 水を張った洗面器にシャンプーを入れて、ブラシ部分で泡立てる。
    2. 洗面器にブラシを入れて、漬け置きする。
    3. 水の中で振る様にしてから引き揚げる。
    4. 綺麗な水で洗い流してから乾燥させる。

    ブラシの素材によって漬け置きできる時間は異なるので、様子を見ながら行ってください。

    木製のブラシは、カビの原因になるので漬けた後は風通しのよい場所でしっかり乾かしてくださいね。

    リンス、コンディショナー、乳液

    リンスやコンディショナー、乳液は水分と油分を含んでいるので、水拭きと艶出しの両方ができてフローリングの拭き掃除にぴったりです。

    水で硬く絞った雑巾に乳液をつけて床をふくと、フローリングがツヤツヤになります。

    一緒に持って帰ってきた手ぬぐいも使えますね

    カミソリ

    ホテルに置いてある使い捨てのT字カミソリ。直接肌に使うのは抵抗があるという方もいると思います。

    そんな方は、お洋服の毛玉取りに使いましょう。

    毛玉が出来てしまったセーターや靴下の上を滑らせるだけで、こんなに綺麗になるそうです。

    カミソリの刃に繊維が入り込んで詰まってしまっても、消耗品と割り切ってすぐに捨てることができますね。

    化粧水

    化粧水にはアルコールが含まれていることが多く、手垢汚れなどのふき取りに使えます。

    コットンに化粧水を含ませて、ドアノブやスマートフォンの液晶、鏡などを綺麗にできます。鏡に使った場合は、曇り止めの効果も期待できます。綿棒に染み込ませれば、リモコンのボタンの間など細かい部分まで綺麗にできますね。

    歯ブラシ、歯磨き粉

    歯磨き粉は歯の汚れを落とすための物なので、研磨剤や殺菌成分が含まれています。それを利用して、コップの茶渋取りや、キッチン・お風呂などの水垢取りに使えます。

    こちらの記事で詳しく説明しているので、気になった方は参考にしてくださいね。

    ミニ石鹸

    石鹸は、手を洗うときや、衣服にこびりついた汚れを手洗いする際に使えるのはもちろん、食器洗いにも使えます。

    スポンジに切込みを入れて、ミニ石鹸を仕込めば濡らすだけでいつでも泡立つスポンジの出来上がりです。

    石鹸を濡らしたときのぬるぬるがちょっと苦手…。

    そんなときは、芳香剤として使いましょう。

    石鹸をぬらさずに、小皿に置いたりガーゼでくるんで下駄箱やタンスの中に置いておくだけで、ほのかに香る芳香剤になります。

    せっけんの香りって、清潔感があるし落ち着きますよね。

     

    スポンサーリンク

    ホテルから持ち帰っていいの?

    ホテルでは、宿泊するお客様が快適に過ごせるようにとアメニティを置いています。

    そのため、必要なかったからと置いて帰ったアメニティは、なんと1度他者が触れた可能性を考えて捨てられてしまうことも。

    そんなの勿体ないですよね。しかも、アメニティは無償での提供ではなく、宿泊代金に含まれているそうなので、使わなかった消耗品は持ち帰ってしまいましょう。

    ただし注意してほしいのは、アメニティの中には持ち帰り禁止の物があります。うっかりホテルの備品を持ち帰ってしまってしまうことのないよう、持ち帰っていい物といけない物をまとめました。

    持ち帰って良い物

    持ち帰って良い物は、使い切るために個別に包装された消耗品です。

    ・シャンプー

    ・リンス・コンディショナー

    ・ボディソープ

    ・化粧水、乳液

    ・ミニ石鹸

    ・歯磨きセット(歯ブラシ、歯磨き粉)

    ・ヘアブラシ、くし

    ・カミソリ

    ・シャワーキャップ

    ・綿棒

    ・コットン

    ・ティーバッグ

    ・使い捨てのスリッパ

    ・入浴剤

    トイレットペーパーは消耗品ですが、使い切らなかったからと言ってロールごと持ち帰るのはお勧めしません。ホテル側でも、残ったトイレットペーパーは従業員用トイレで使ったり掃除に使ったりしているようです。

    持ち帰ってはいけない物

    持ち帰ってはいけない物は、個包装されていない“備品”と呼ばれるものです。

    • バスタオルやフェイスタオルなどタオル類
    • 足ふきマット
    • ナイトウェア
    • 布団、枕などの寝具
    • ケトル、ドライヤーなどの電化製品
    • 湯呑、コップなど

    温泉タオルをコレクションにしている人もいるくらいだし、タオルはOKなのでは?と思われそうですが、持ち帰っても大丈夫なのは個包装された薄手の手ぬぐいだけです。

    使い切りを想定して個包装されている物かどうかを目安にすると分かりやすいですね。心配なときは、ホテルのスタッフさんに持ち帰っても良いか確認しましょう。

     

    スポンサーリンク

    アメニティとは?

    日本でのアメニティとは、ホテルに備え付けられた消耗品などをさしています。

    アメニティの語源は英語のamenityであり、「快適さ」「心地よさ」という意味があります。

    日本でのアメニティと英語のamenityでは意味が少し違いますが、“アメニティグッズ=ホテルで快適に過ごすための道具”と考えると分かりやすいですね。

    おうちにはもともと快適に過ごせる道具が揃っているから、持ち帰っても使わずに残ってしまうんですね。

    スポンサーリンク

    まとめ

    • ホテルに置いてある個包装された消耗品は持ち帰ってよい。
    • タオル類はホテルの備品なので、持ち帰らないように注意。
    • シャンプーバスタブやトイレの掃除ヘアブラシのお手入れに使える。
    • リンスコンディショナー乳液フローリングの拭き掃除に使える。
    • カミソリは、衣服の毛玉取りに使える。
    • 歯磨き粉は、コップの茶渋取り水回りの水垢取りに使える。
    • ミニ石鹸は、食器洗い芳香剤として使える。
    • アメニティはホテルの消耗品という意味で使われているが、本来は「快適さ」「心地よさ」という意味。

    ホテルに置いてあるアメニティグッズの活用方法について紹介させていただきました。

    そのまま置いて帰ったら捨てられてしまう消耗品たちを、家庭で有効活用できたらとってもエコですよね。さらに、掃除するためのクリーナー代の節約にもなりますので、是非活用してみてください。

    スポンサーリンク