年々、車に乗っていると、車内のゴミや埃などが少しずつ溜まっていってしまい気になりますよね。
ガソリンを入れるついでに洗車はできても車内はできないので、自分で掃除をすることが一番なのですが、正直面倒になっています。
そういう時にクリーナーがあると便利なのですが、色々なクリーナーがあって選ぶのに悩んでしまいます。
使う用途が自分に合ってなければ、買ってそのまま使わずになってしまうこともあります。
そうならないようにクリーナーを調査してみました。
車内用掃除機を選ぶ時の重視ポイント
いざ、掃除機を探し始めると、色々な掃除機が出てきて選び辛いです。
掃除機を選ぶ際に、どういうポイントを見て選んだほうがいいか確認してみましょう。
掃除機を選ぶ前に確認すること
1.車の大きさと積んでいる荷物を確認
仕事の荷物やチャイルドシートなど、必ず車に積んでおかないといけない物があって、車の大きさによって車用掃除機も常に置けるかが決まります。
軽自動車でチャイルドシートがあると、買い物した荷物ですぐにスペースがなくなってしまうことあり、車に常に置く掃除機は向いてません。
ファミリーカーで買い物の荷物を置いてもスペースがある場合、車用掃除機は常に車内に置けますね。
2.掃除する頻度を考える
目に付いたらすぐ掃除したいのか、掃除する時間を作ってがっつり掃除したいのかでも、選ぶ掃除機は変わってきます。
目に付いたらすぐ掃除したい方であれば、軽くて持ちやすいコードレスクリーナーがおすすめですし、時間を作って掃除したい方には吸引力が一定になるコードがついた掃除機が適しています。
3.車と家、別々で使用するか考える
掃除機が家に沢山あっても使い切れず、結局いつも使っている手に馴染む掃除機ばかり使ってしまうこともあり、せっかく車用で購入しても使わなくなってしまうこともあります。
また掃除機の収納場所はできるだけ最小限にしたい方もいると思います。
車用と拘らず、ハンディクリーナーやコードレススティッククリーナーのアタッチメントを使用し、家の中も車の中も一つの掃除機で掃除するのか、家と車で持ち運びが面倒な方には別々で用意することがおすすめです。
掃除機を選ぶポイント
電源
車内掃除機はバッテリー式とシガーソケット式があります。
バッテリー式は、充電しておけばコードの存在を気にせず掃除可能で広く動きやすいです。
シガーソケット式は、使いたい時すぐにシガーソケットに電源を差し込んでいつでもフルパワーで掃除ができます。
吸引力
車や天気や外出した先によって、靴に雨や泥、砂など汚れが入り込み、さらに車内で飲食することで、食べかすも蓄積されてしまいます。
吸引力を表す目安としてJIS規格(日本産業製品に関する規格や測定法など定められた日本の国家規格)で定められている指標「吸引仕事率 W(ワット)」が高ければ高いほど、吸い込む空気の量と力を示しています。
車用だと50W以上あると良いと言われています。
重量
軽ければ軽いほど使いやすいです。
ただ軽ければ軽いほど、バッテリーも小さくなるので、小さくなってしまうと吸い込む力が弱くなってしまいます。
ある程度、小石やごみを吸い込む力があるものだと、大体1㎏前後が多いようです。
集塵方式
車用掃除機には紙パックとサイクロン式、フィルター式があり、それぞれの特徴があります。
紙パックはダストカップに吸引されて、土やどろも吸うので直接触らず捨てられます。
紙パックにパンパンにゴミや埃が溜まってしまうと、吸引力が徐々に落ちてしまいます。
サイクロン式はダストカップに吸引されたゴミと空気を遠心力で分離させるので、ダストケースがいっぱいになっても吸引力は落ちにくいです。蓋を開けたとき、ダストケースのゴミが舞いやすいので、少し工夫は必要ですね。
フィルター式は固形だけでなく液体も吸い取れるので、窓についた結露などに有効活用できます。
さらにダストケースの目に細かいフィルターがついているので排気に埃などが混ざりにくいので、掃除中の排気は比較的綺麗なのでアレルギー体質の方でも負担なく掃除できます。フィルターに目詰まりを起こしやすいのでまめにお掃除が必要になります。
音
車の掃除は駐車場で行うのがほとんど、周りの近所への配慮も必要になりますよね。
JIS規格に基づき㏈(デシベル)単位とい数字で音の大きさを表すことがあります。
洗濯機の音は平均的に30~50dBと言われていて、車用掃除機は60~70dBが一般的です。
人がうるさく感じる音は55㏈以上と言われています。
車内掃除機だと吸引力重視の物が多いのでやはり多少音が気になる物が多いかもしれません。
アタッチメント豊富さ
車のドアポケットや足元など、色々な隙間に直接届くアタッチメントがなければ、せっかく掃除しているのに綺麗になりません。
アタッチメントの豊富さも重要ですね。
おすすめ!車内用掃除機
VacLife 車用ハンディクリーナー VL188
重さ:1.17kℊ
充電方法:バッテリー式(充電2.5~3時間)
集塵方式:フィルター式
ダストケース容量:不明
音量:70㏈以下
連続作業時間:20分
アタッチメント:パワーブラシ、延長ホース、隙間ノズル、ノズルアタッチメント
低騒音対策された強力モーター搭載で、LEDライト付きで暗い隙間のゴミを確認しながら掃除することが可能です。
乾湿両用のため液体も吸い込めちゃいます。
フィルターは繊維製ではなくステンレス製で洗って500回以上使え、予備フィルターが一つ入ってるので長く大切に使えますよね。
coclean miniハンディクリーナー 車用掃除機
重さ:532ℊ
充電方法:バッテリー式(シガーソケット充電時間1.5~3時間)
集塵方式:サイクロン式
ダストケース容量:100ml
音量:75㏈以下
連続作業時間:13分
アタッチメント:フィルター、家庭用充電器、カーソケット、2㏌1コンビネーションノズル
ドリンクフォルダーに収まるサイズなので、収納場所に困りません。LEDライトもついているので奥の暗い部分もしっかりお掃除可能です
充電残量数がライトで表示されるのでわかりやすいです。
Angashion ハンディクリーナー 車用掃除機
重さ:700ℊ
充電方法:バッテリー式(USBコード充電時間5~6時間)
集塵方式:サイクロン方式
ダストケース容量:560ml
音量:不明
連続作業時間:35分(標準モード35分、強力モード23分)
アタッチメント:長いノズル、ブラシノズル、12V対応USBケーブル
吸引口に逆流防止弁がついているので、吸い込んだゴミが逆流する心配がいりません。
乾湿用掃除機なので、ゴミや液体も吸い込めます。
充電時間が少し長いのが気になりますが、スリムで持ちやすく掃除はしやすそうです。
出典:http://www6374ua.sakura.ne.jp/
ブラックアンドデッカー 車用掃除機フレキシーオート
重さ:1.6㎏
充電方法:12Vシガーソケット式
集塵方式:サイクロン式
ダストケース容量:560ml
音量:不明
連続作業時間:30分
アタッチメント:先細ノズル、コンビネーションノズル、HDフィルター、プラスチックフィルター、収納バッグ
アメリカの電気工具メーカーから発売された車内掃除機です。
5mコードで12Vシガーソケット充電式でホースが1.2m伸びるので、車内隅々の塵を掃除することが可能ですね。
ダストケースは簡単ワンタッチでゴミを捨てられ、水洗い可能なので、清潔に保ちやすいです。
収納バッグがついているので、充電が終わったらバッグに収納して車の中で収納も可能です。
口コミを見ていると音も気にならない程度で、砂や小石程度なら吸ってくれるので重宝している方が多いようです。
AUTOGEN ハンディクリーナー 車用掃除機
重さ:1.01kℊ
充電方法:USB充電式
集塵方式:サイクロン方式
ダストケース容量:500ml
音量:65㏈
連続作業時間:30分
アタッチメント:EVA延長ホース、隙間ノズル、ブラシノズル、延長ホース、ポータブル収納バッグ、携帯用ポンプノズル
4.5mコードで150Wの強力モーターですが、静穏設計で65㏈と音はしますが気にならない程度の音量です。
フィルターは水洗いできるので清潔に保ちやすいです
乾湿両用で他のカークリーナーと違うところは「吹き飛ぶ機能」がついているところです。
窓の上に乗ってしまった枯れ葉やトラックの荷台や水滴など吹き飛ばすことができるので、手で触らず掃除できるのは便利ですよね。
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サンワダイレクト 車用掃除機 DC 12Ⅴ サイクロン方式80.4W
重さ:968ℊ
充電方法:シガーソケット式
集塵方式:サイクロン式
ダストケース容量:400ml
音量:不明
アタッチメント:延長ホース、隙間ノズル、パワーブラシ、ノズルアタッチメント
3.6mのコードでシガーソケット充電式で充電切れの心配いらずです。80.4Wで強力吸引できます。
「車内用掃除機」「ハンディクリーナー」の違いとしてはコードがある場合、大きな車でも対応できるように車内用だとコードが3~5mの物が多いんです。「ハンディクリーナー」ではそんなに長いコードはありません。
おすすめ!ハンディクリーナー
shark EVOPOWER W35 充電式ハンディクリーナー
重さ:620ℊ
充電方法:充電式(充電時間2.5時間)
集塵方式:サイクロン式
ダストケース容量:不明
音量:不明
連続作業時間:24分
アタッチメント:バッテリー、充電ドッグ、マルチノズル、隙間用ノズル、布団ノズル
充電残量が細かくわかり、ワンタッチでダストケースのゴミを捨てられ、ダストケースとフィルターは水洗いが可能です。
黒色以外ピンクやブルーもあって、カラーが豊富でグッドデザイン賞受賞をしています。
少し値段が高価ですが、強力吸引で軽量化されていて色々な場面で使用可能です。
新しいSharkのクリーナー使って掃除してみたけど、思ったよりパワーがあってよい😀🏡! pic.twitter.com/JJaMaRonSE
— みよきち@210km_photos (@210km_photos) January 9, 2021
最近、マルチフロア対応のクリーナーも発売されていて、ハンディにもなりスティッククリーナーとしても使用できます。
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アイリスオーヤマ コードレス ハンディクリーナー IC-H50-B
重さ:500ℊ
充電方法:
集塵方式:サイクロン式
ダストケース容量:100ml
音量:不明
連続作業時間:標準20分、強15分
アタッチメント:充電スタンド、隙間ノズル、ソファヘッド
コードレスで軽量なので持ち運びに便利です。
充電スタンドに立てておくだけで充電できます。
少しダストケースが小さめですが、ワンタッチで簡単にゴミが捨てられ、ダストケースとフィルターは水洗いができるのでこまめなお手入れがしやすいです。
「部屋の中で目に付いた時にちょっと使いたい」「車は車用として使いたい」という方には、ハンディクリーナーやカークリーナーが合いますが、「車と部屋で分けるのが面倒臭い」「一つのクリーナーで全部済ませたい」方には、コードレススティッククリーナーがおすすめです。
おすすめ!車用室内分けるのが面倒くさい方への掃除機
6年使っていたダイソンDC61のバッテリーが死んだので、新機種SV18FFに買い替えた。
前の機種と比べて軽い上に音も静かになっている。コードレスだから便利だし、掃除が捗りそうだ。#ダイソン#SV18FF pic.twitter.com/6tXwYiPneW
— とりとり (@sorcerer18492) February 21, 2021
ダイソン SV18FF
重さ:1.9㎏
充電方法:充電式
集塵方式:サイクロン方式
ダストケース容量:不明
音量:不明
連続作業時間:40分
アタッチメント:スリムフラフィクリーナーヘッド、ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、専用充電ドッグ、収納用ブラケット、ツールクリップ
ダイソンはアメリカの掃除機メーカーなので、土足文化に対応した掃除機開発をしています。なので、土や石を吸い込むのが当たり前なので吸引力は抜群です。
家の中でも車の中でも使用することができます。
吸引力はよくても、従来のダイソンはダストケースとバッテリー部分がある上部が重く使いつらいという方もいましたが、最近は軽量化がより進み、尚且つ日本人の身長に合わせた開発がされています。
新商品程、値段がお高めですので、旧型になってきて軽めの掃除機が狙い目だと思います。
ハンディクリーナーで販売もしていますが、この馬力ある吸引力をハンディのみで使用するより、ダイソン一つで全部の掃除ができたらと楽だと思い、ハンディよりコードレススティッククリーナーをおすすめしました。
パナソニック MC-SBU840
重さ:2.6kg
充電方法:充電式(充電時間3時間)
集塵方式:サイクロン方式
ダストケース容量:200ml
音量:63㏈
連続作業時間:自動18~30分、ロング40~90分(ブラシ回転ONとOFFで変わる) 強6分
アタッチメント:布団ノズル、ペタ隙間ノズル、隙間ノズル、ロングホース
電池の「エボルタ」で有名なPanasonicはバッテリーにも自信があります。大容量バッテリーにより最長90分まで使用可能です。90分もあれば、家の中全部、車の中全部掃除できちゃいそうですよね。
吸い込み仕事率はなんと最大200wなので、なんでも吸い込めちゃいます。
からまないブラシ搭載なので、髪の毛やペットの毛が絡まり辛いんです。
記載したメーカー以外でも各メーカーの上位機種クリーナーだと、「軽量化」「バッテリーの持ち」「吸引力」「アタッチメントの豊富さ」が良いものが多いんです。
家の掃除はこの掃除機一つあれば安心と言われているような優秀なクリーナーばかりですが、お値段もなかなかお高い場合が多いです。
少し値段が高いと思う方にはこちらもおすすめです。
マキタのコードレスクリーナー。コレはすんばらしい。掃除なんて大嫌いな私が一瞬にして敷地の隅から隅まで掃除した。吸入先を照らすライト、マキタのバッテリー外付けがウリです!!しかもサイクロンアタッチメント、紙パック、どちらも使えるスグレモノ。 pic.twitter.com/Itt7xre4zu
— Ryo (@Ryo1200gs) February 2, 2019
マキタ コードレス掃除機 CL107FD
重さ:1kℊ
充電方法:ト充電式(22分)
集塵方式:紙パック式(アタッチメント購入でサイクロン式に変更可能)
ダストケース容量:ダストバック550ml、紙パック330ml
音量:不明
連続作業時間:標準モード25分、強モード12分 パワフルモード10分(バッテリー小型軽量の場合)
アタッチメント:抗菌紙パック10枚、ストレートパイプ、すき間ノズル
ショッピングモールなどの清掃員が常備していることが多いです。最大で32Wの力で吸いこみます。
サイクロンアタッチメントを買い足すと、青色のカプセルにゴミが溜まり、捨てる際にはカプセルと外すだけで楽々捨てることが可能です。
充電タイプクリーナーの中で最速充電時間です。充電し忘れた時もすぐに充電してくれるので便利ですね。
毎年、新商品が発売されるので、新商品が出た直後など旧型掃除機が安くなる事あるので、購入の狙い目になります。
また、店頭だと旧型商品は売り切りなことが多いですが、ネット通販だと在庫が残っていることが多いので通販で購入することもおすすめです。
車内清掃のコツ
1.社内の荷物をおろして無駄な物を捨ててから行う。
2.水洗いするものを先に掃除する。
フロアマットなど水洗いが必要で乾かさなくてはいけないなものを先に行います。
3.車内の埃を落とす。
掃除機を先にかけると埃がまうので、拭き掃除で埃やごみをある程度落とします。
4.車内の掃除機をかける。
シートの隙間やエアコン吹き出しは入念に掃除を行います。
まとめ
車内掃除機の中でも多種多様あって迷ってしまいますが、自分の環境や掃除機に求める事を見直すことで、車内掃除機以外に変更することも選択としてあることがわかりました。
車内掃除機だとコードが通常の掃除機より長く、トランクルームまで届きそうな長さが多いです。そして乾湿両用が多いです。
ハンディクリーナーは軽量化に特化していて、持ちやすい、こまめに掃除したくなる掃除機が多いですよね。
家と車、別々にするのが面倒な方には、少し値段が張りますが、各メーカーの最上位機種スティッククリーナーがおすすめです。
「吸引力」「稼働時間」「軽量化」「アタッチメントが多い」など掃除全てこの掃除機一つで行える物が多いので、車にも使用できます。
一つのクリーナーで全てお掃除ができるのは便利ですが、そうなるとお値段もなかなか高価な物が多くなります。
できるだけ安く購入するには、新商品が出た時が狙い目です。
自分自身、車の乗せたままにすると忘れてしまいそうなのと、家が狭いほうなのであまり物を増やしたくないことから、スティッククリーナーで家と車どちらも掃除に使っています。
皆さんもよかったら、これを機に自分に合った車内掃除機を探してみてください。
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