鳥かごの掃除頻度はどれくらい?丸洗いはいつする?日頃のお世話は?

鳥さんの部屋でもある鳥かごですが、掃除の頻度はどれくらいしたほうがいいのか悩みますよね。

らな過ぎても不衛生になってしまいますし、やり過ぎても鳥さんの負担になってしまう場合もあります。

さらに鳥かごと言っても鳥かご全部をまるっと洗うのはいつがいいのか、餌皿水皿、おもちゃなど鳥かご内のグッズは毎日洗ってはいますが、消毒はいつすべきなのかなど悩んでしまいます。

周りの鳥飼いさん達はどれくらいの頻度でしているのか気になりますよね。

我が家はブンチョウ1羽とキンカチョウ1羽と暮らしています。

自分の経験もふまえた上で、掃除頻度と内容についてお伝えしたいと思います。

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鳥かごの掃除頻度はどれくらい?

 

鳥はほとんどの時間を鳥かごで過ごします。

そのため、鳥かご内は排泄物や餌の食べこぼしで汚れてしまいますし、さらに大きめの鳥だと脂粉(しふん)が鳥かご内で舞って蓄積されていきます。

小さな鳥たちでも脂粉はでますが、特にオカメインコやキバタンなど白色オウムは沢山の脂粉が体から落ちます。

脂粉自体は健康だからこそ出る物なので仕方ないのですが、人が吸えばアレルギーの原因になってしまうこともあります。

脂漏はフケという人もいますよね!鳥さんは可愛いのですが、この脂粉の舞いがなかなかすごい(笑)

掃除を怠ると、人にも鳥さん達にも悪影響が出てしまうので、お掃除頻度を確認してみましょう。

鳥かご掃除頻度

月1回 鳥かごをまるっと洗う

毎日 餌皿・水皿、バスハウス、トレイなど鳥かご内のグッズを洗う

月2~4回 餌皿・水皿、バスハウス、トレイなどグッズの消毒を行う

掃除頻度回数を調べ、自分自身の掃除回数もふまえた上で多かったのはこの頻度でした。

掃除内容もさらに調べ見直してみました。

 

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月1で鳥ケージを掃除しよう!

鳥さんは環境変化が苦手です。

長い時間過ごす鳥かごは、頻繁に掃除や移動はさせないほうがいいと言われています。

なので、鳥カゴ全てを丸洗いするのは月1回がおすすめです。

鳥かご掃除方法
  1. 鳥をキャリーに移す
  2. 止まり木や餌皿水皿など鳥かご内の物全て外す
  3. 鳥かごを分解する
  4. 全て洗う
  5. 十分に乾かす(できたら影干しをする)
  6. 鳥カゴを消毒する
  7. 鳥かごを組み立てて鳥を入れる
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消毒方法はペット用消毒スプレーや次亜塩素酸スプレーを利用されている飼い主さんが多くいました!自分は次亜塩素酸スプレー派です!

換羽期など羽や脂粉が鳥カゴ内で溜まりやすく埃っぽくなりやすい時期は月2回、掃除を行うのもおすすめです。

まだお迎えして環境に慣れていない鳥、シニア期の鳥や体調不良の鳥は環境変化に敏感なので様子を見て鳥かごの掃除は行いましょう。

掃除をする際に鳥かごの各素材に気を付けましょう。各メーカによって素材が違います。

 

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各メーカー鳥カゴの特徴

「HOEI」と「SANKO」の鳥かごを利用されている飼い主さんは多いと思います。

我が家はSANKOのイージーホームクリアバード35を使用しています!

各メーカー、鳥かごの材質特徴が違うので、できたら取扱説明書を最初に読んでから掃除を行うのがおすすめです。

ですが、取扱説明書が簡単に書かれていることが多かったので、各メーカーの説明書欄を簡単にまとめてみました。

HOEI(ホーエイ)

出典:https://www.amazon.co.jp/

錆と劣化に強いステンレス製で長持ちしやすく重みのある鳥かごを多く販売しています。

扉に止まり木が設置可能なので、扉を開けた時に止まり木に止まった状態で鳥が出てくる事が可能です。

まだお迎えしたばかりで飼い主に馴れていない状態だったり、怖がりな性格な鳥さんだと鳥かご内に手を入れてしまうとパニックなってしまう子もいます。この扉だと自分のペースで外に出る事が可能なので鳥さんが落ち着きやすい、馴れやすいです!

メーカーは水洗いを推奨していました。

洗剤の使用をも勧めていて、汚れがどうしても落ちない場合、中性洗剤を使用ししっかり水で濯いで陰干しでよく乾かしましょう。

サビや変色の原因になるので、アルカリ性、酸性の洗剤、衣料洗剤などで洗わないでください。

ステンレス製が多いので熱に強いです。熱湯消毒をされる飼い主さんが多く見られました。

プラスチック製の部分は熱湯消毒をしてしまうと変形する場合があるので行わないように注意が必要です。

SANKO(サンコー)

出典:https://www.amazon.co.jp/

上の画像は我が家も愛用イージーホームクリアバード35の鳥かごです!ブンチョウやキンカチョウにちょうどいいサイズです‼水浴び大好きなのでこのクリアパネルがかなり助かっています。なかったら鳥かご周辺びちゃびちゃです(笑)

材質に樹脂やスチールを使用した鳥かごを多く販売しているメーカーです。

前面もしくは側面にパネルを使用していることで中にいる鳥が見やすく、食べこぼしが外にこぼれにくく軽くて持ち運びしやすいです。

掃除に対して詳細の説明は見当たりませんでした。

自分は中性洗剤で洗ってしっかり濯ぎ、水気を拭きとってから消毒スプレーをかけて、しばらく陰干ししてから鳥たちを鳥カゴに戻しています。

HOEIが推奨ている鳥かごの掃除の仕方そのままで掃除していますが、SANKOだと材質が熱に弱いので熱湯消毒はしないように気を付けています。

高熱に弱い材質を使用しているので、70度以上のお湯で掃除を行わないよう注意しましょう。

鳥かごと言えば、他にも軽くてコンパクトタイプの鳥かごを多く販売しているマルカンや、おしゃれで個性的な鳥カゴを多く販売しているファープラストがありますが、素材を調べて洗い方を変えましょう。洗い方や消毒方法を変える事で鳥かごが長持ちします!

 

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必ず鳥はキャリーに入れて掃除をしよう!

必ず鳥は部屋に放鳥したままにせず、キャリーに入ってもらい掃除を見守っていてもらいましょう。

鳥かごを掃除する際に、外で掃除をしたり、お風呂場で掃除を行うかと思います。

飼い主が掃除のため部屋の行き来があったり、窓の開け閉めがある中、鳥を放鳥したままにしてしまうと脱走や事故の原因となってしまいます。

それを防止するためにキャリーやケースに鳥さんには入ってもらいましょう。

また、病院に行く際にキャリーを使用される飼い主さんが多いですよね。

院に行く時だけキャリーに入れられてしまうと、ストレスがかかりやすくなるので、掃除の時に入れて日常的に使う事でそのような移動負担がかかりにくくなるので、日ごろの掃除の時から使用しましょう。

 

出典:https://www.amazon.co.jp/

SANKO いっしょにおでかけウイズキャリーM

このシリーズはピンク色のSサイズもありますが、少しスペースが狭いのでセキセイインコ以上の大きさになる鳥はMサイズのほうがおすすめです。

中型インコ以上になる場合、できたらより広いキャリーをおすすめします。

キャリー程狭くなく、いつも使っている鳥かごよりもコンパクトの鳥かごをキャリー代わりに使うのもおすすめです!災害時の避難した時にキャリーだと少し狭くなっちゃうので、万が一を考えてセカンドハウスを用意し、掃除の時に居てらもらうことで、セカンドハウスに慣れる練習になります!

 

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毎日のお世話の確認をしよう!

普段のお世話の作業を再度確認してみましょう。

餌皿・水皿を洗う、替える

餌皿水皿を毎日掃除することで、鳥さんの体調チェックが可能です。

鳥は体調が悪くなると隠そうとする子が多く、体調が悪い姿を見せるようなるころには、かなり悪化しているがほとんどです。

日頃から餌皿の掃除と一緒にご飯を代える事で、普段どれくらいご飯の量を食べているのかチェックができて、飼い主が鳥さんの体調の変化に気づきやすくなります。

また餌皿に体を全部入れてご飯を食べる鳥さんもいるので、排泄物が入ってしまっていたり脂粉が入ってしまっていることあります。

衛生を保ち健康チェックのためにも毎日掃除を行いましょう。

ついでに体重を毎日測る飼い主さんもいました!

バスハウスを洗う

水浴び大好きな鳥さんが多いですよね。

1日でバスハウスの角にヌメリが出てしまいますので、しっかり洗いましょう。

我が家の2羽も水浴び大好きです!水を代えた瞬間、水浴びをすることもあります(笑)

暑い時期は雑菌が湧きやすいので、1日2回は洗って水を取り替えるのがおすすめです。

底網掃除、トレイの敷物交換

底網(メッシュスノコ)は排泄物が直接、接触するので、ヘラやブラシを使って排泄物を落として毎日掃除を行いましょう。

鳥さんがペットシーツなどトレイの敷物に悪戯をしないようであれば、メッシュスノコを外している方も多いです。ただトレイに直接、鳥さんが触れられると頭がいい子だと脱走してしまう事があるので、メッシュスノコの上にシーツを敷く方もいます。

メッシュスノコの下部になるトレイはペットシーツやキッチンペーパー、新聞紙など敷いている飼い主さんが多いと思います。

排泄物が溜まり、餌の食べこぼしが溜まる一番汚い所なので、必ず毎日、敷物を交換しましょう。

底網を余分に購入にして、すぐに取り換え、しっかり洗えるようにされる飼い主さんもいらっしゃいました。

飼い主さんによっては、敢えて何も敷かずに毎日トレーを洗う方もいるみたいです!

おもちゃチェック

日頃のお世話で個人的にすごく大切にしている作業です。

上手におもちゃで遊ぶ子だと1日あればボロボロになるまでおもちゃで遊んでくれます。

そのため壊れてしまったことによる誤飲や、怪我の原因になる可能性があるので、毎日チェックは必要と思っています。

もちろん、おもちゃも遊んでいれば汚れますよね。

毎日おもちゃを交換することで衛生的に保つことができて、おもちゃに飽きさせてない秘訣にもなります。

我が家はキンカチョウが遊び好きなので毎日チェックしています。わりと汚してたり壊しているんですよね~。沢山遊んでくれた証拠だと思うと嬉しいです!

鳥かごカバー

防寒や寝る時に被せる鳥カゴ専用カバーは、水浴びの水しぶきや脂粉が直接付着するので、わりと汚れます。

普段からナイロン製のカバーは拭くようにして、布製のカバーは洗濯機で洗って干しましょう。

鳥籠周りの掃除

できるだけミニちりとりとホウキを使いましょう。

掃除機のほうが短時間でしっかり食べこぼしなど吸ってくれて綺麗になるのですが、音が大きく鳥さんが怖がらせてしまう可能性があります。

怖い話、掃除機で鳥さんを吸い込んでしまった事故を起こす可能性もあります…!必ず使用する場合は鳥カゴやキャリーに鳥さんは入れてあげてください。

 

毎日のお世話作業を一覧にすると沢山あって面倒に感じる方もいるかもしれませんが、実はわりと時間はかかりません。

我が家は鳥が2羽のお世話に10分ぐらいで済んじゃいます!

一つ一つの作業が数秒から数分で終わるものばかりなので、あっという間にお世話が終わってしまいます。

お世話がすぐ終わってしまう、さらに1羽のご飯代もそこまでかからないので多頭飼いされる方が多いんですよね…!自分がそうです(笑)

空いた時間はぜひ自分の部屋が綺麗になっってご機嫌の鳥さんと遊んであげてくださいね。

 

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月2~4回消毒しよう!

消毒したいグッズ
  • 止まり木
  • 餌皿・水皿
  • おもちゃ
  • メッシュスノコ
  • トレイ
  • 鳥かごカバー

鳥かごの丸洗いと一緒で、素材によって洗い方や除菌方法を変えていきましょう。

排泄物で汚れが落ちにくい所は、ヘラやブラシを使って汚れを落とします。

また中性洗剤でしっかり汚れを落として水で濯ぎ、よく乾かしましょう。

熱に強いステンレス製などは熱湯消毒など行い、できない物に関してはペット用除菌スプレーで拭きます。

木材でできた止まり木やおもちゃは水でよく洗い、熱湯消毒と天日干しがいいので、できたら複数の止まり木持って使用することがおすすめです。

複数持っていることで、汚れたらすぐ止まり木を替えることができ、色々な止まり木を用意することで足の筋肉トレーニングなります。

鳥の老化トラブルで足の鱗が固まる病気の防止になります!

鳥かごカバーはナイロンカバーの場合は洗濯機で洗うと皺だらけになってしまうので、消毒スプレーをかけて拭くことがおすすめです。

できたら週1回、消毒はしたほうがいいのですが、仕事など忙しく手が回らなくなってしまう飼い主さんもいると思います。

毎日のお掃除がきちんとできていれば、鳥や人が体調を崩すような不衛生にはなりにくいです。消毒はできたら月に数回できれば良いと思います。

毎日お掃除や健康チェックができていれば鳥さんの体調管理がしやすいですよね!飼い主さんの都合や季節に合わせて消毒回数は変えていきましょう!

 

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まとめ

月1回 鳥かごをまるっと洗う

鳥さん達は環境変化が苦手、でも鳥かごは衛生的に保ちたいとなると、月1回鳥かごまるっと掃除される飼い主さんが多いです。

換羽期など羽や脂粉が鳥カゴ内で溜まりやすく埃っぽくなりやすい時期は月2回、掃除を行ってもいいでしょう。

まだお迎えして環境に慣れていない、シニア期の鳥や体調不良の鳥は環境変化に敏感なので様子を見て掃除は行いましょう。

 

毎日 餌皿・水皿、バスハウス、トレイなど鳥かご内のグッズを洗う

鳥が毎日使用しているグッズを掃除する際に、ご飯の食べや排泄物の量など確認することができて健康チェックが行えます。

おもちゃの入れ替えを行うことで、誤飲防止にも繋がります。

 

月2~4回 餌皿・水皿、バスハウス、トレイなどグッズの消毒を行う

毎日のお世話でしっかり掃除ができているようであれば、鳥も人も体調を崩すような不衛生にはなりにくいです。

止まり木は複数準備しておくと、掃除や消毒が楽になり、老化による鳥の足の病気防止にもなります。

消毒はできたら月に数回できたらで大丈夫です。

 

不衛生にしてしまうと、鳥にも人にも悪影響を与えてしまいます。

全てまるっと鳥かご掃除する日、毎日掃除するグッズなど、鳥かご内でも掃除する場所やグッズによって掃除を行う頻度を変えることで、持続的に鳥かごを衛生的に保つことができます。

掃除の効率化を上げるため、止まり木や底網など普段の掃除の時に時間がかかりやすいグッズは余分に用意して、すぐに替えられしっかり洗えるようにするといいでしょう。

今回、掃除や消毒の頻度を調べ直して、改めて自分自身が日頃にお世話の大切さを知ることができました。

キレイに掃除することで鳥がいる暮らしをより楽しめる鍵となると思います。

鳥がいる生活を楽しみましょうね!

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