掃除がダイエット効果抜群!?ながら運動で頑張らずに簡単ラク痩せ!

育児と家事に追われ、そのストレスを解消しようとスイーツに手を出してエネルギーチャージする毎日。

その結果お腹にはいつの間にやら立派なお肉が付いてしまい、出産前の体型はどこへやら、なんて事になっていませんか。

ふじた
ふじた
妊娠中からずっとスイーツ食べまくっていたら、産後の体型がどんどんヤバくなって最近ようやく焦り出したふじたです。 本気でダイエットに取り組まなきゃな…

しかし育児中は毎日何かと忙しくて、ダイエットのために運動等をする時間を作るのがなかなか難しいですよね。

そんな痩せたくても運動するヒマがないアナタ、実は日常的にやっている掃除がとても良いダイエットになるって知っていましたか。

家もキレイになって自分もキレイになる、まさに一石二鳥な「掃除ダイエット」の効果と方法について今回はご紹介していこうと思います。

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掃除がダイエット効果抜群って本当?

物を片付けたり、掃除機を掛けるという日常的な掃除をきちんとした時、結構な疲労を感じたり、時には体が汗ばむ程になる事もあるのではないでしょうか。

それもそのはず、日常的な掃除は意外と運動量があり、カロリー消費が多い作業なのです。

トイレで有名なTOTOが調査したところによると、約3分間のトイレ掃除の筋力負荷は、2Lのペットボトル3本を持って100m歩くのとほとんど同じという事が分かったそうです。

ふじた
ふじた
2Lペットボトル3本を玄関から冷蔵庫まで持っていくだけでも疲れるのに、100mも歩いたら腕がパンパンになっちゃうよ〜。

 

また、風呂掃除30分とゴミ捨てを行うとジョギング1時間分に値するカロリー消費が出来るのだそうです。

結婚前の一人暮らし時代、太らない様に週3回程度1時間ちょっとのジョギングをしていたのですが、毎日お風呂の掃除をしていた事を思うと別に走らなくても良かったんだなと少し悲しくなりました。

 

筆者の事はさておき、掃除はそれくらい運動量があり、多くのカロリー消費が期待できるため、日々家族のために家事をしている主婦にとって掃除ダイエットはとても効果的だと言えるのです。

 

ダイエット以外にも得られる3つの効果

掃除をする事で得られる効果は、ダイエット以外にもあると言われています。

 

1.精神的効果

掃除をしてキレイになった部屋を見ると、自分もどこかスッキリとした気持ちになりませんか。

キレイな空間は心を落ち着け、精神的に余裕ができる事で笑顔も生まれやすくなります

掃除すると自分はもとより周りの人も心地よくするという事につながり、家族関係や職場関係が改善されることが多くなると言われています。

ストレスが溜まってくると何故か無性に掃除したくなる気持ち、筆者もよく分かります。

そして完璧にやり終えた後の達成感とスッキリした気持ちは何とも言えないですよね。

 

 

2.経済的効果

掃除で厄介なことといえば、部屋にあふれ返った物の必要・不要の仕分けや片付けだと思います。

しかし、思い切って断捨離をして本当に使うものだけを身の回りに置く事を意識してみると、不思議と残されたものを大切に使うようになり、慎重に買い物をしたり無駄遣いをしなくなります。
また、整理整頓することで物の把握ができ、同じものをうっかり買ってしまう事が激減し、おのずと節約につながっていくのです。

物の片付けイコール節約につながるなんて思いもしませんでしたが、断捨離することで無駄遣いしてしまう意識も捨てられているんでしょうね。

 

 

3.時間的効果

部屋が掃除されてキレイだと、どこに何があるか把握しやすいので、物を探すという事が少なくなりますよね。

1日に費やしている探し物の平均時間をご存知でしょうか。

平均で1日約25分、何と1ヶ月で考えると12時間半もの時間を費やしているのだそうです。

もしこの探し物の時間がなくなれば、1ヶ月で半日ちょっとの自由な時間が生まれることになります。 

そうなればランチやショッピングに出掛けたり、趣味の時間にしたり、と今まで出来なかった事に時間をさける様になるので、日々の生活にハリが出てくるのではないでしょうか。

掃除ついでに一度物の定位置を決めてあげれば、毎回探すために散らかして、また片付け直すという無駄な時間を減らせますね。

半日も時間が出来たのなら、と考えると何をしようかワクワクしてしまいます。

 

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散らかった部屋だと太る?!

掃除をすると心がスッキリしてストレス発散になると言いましたが、逆に言うと、掃除をしていない散らかった部屋で過ごしていると集中力が散漫になったり、ストレスが溜まってしまうという事になります。

何故ストレスが溜まるのかというと人は目に入ってくる情報量が多いと脳が休まらず無意識にストレスを感じてしまう性質があるらしく、その結果、部屋が散らかっていると多くの物が目に入ってしまい、ストレスを感じてしまうのだそうです。

そしてストレスが溜まると、体の血流が悪くなって老廃物をため込みやすくなったり、ストレスによる暴飲暴食を起こしやすく、太りやすい体へとつながっていってしまうのです。

実際、家の中に色々な物を無駄に抱え込んでいる人というのは体重も重い傾向があるようですよ。

仕事や人間関係によるストレス太りというのはよく聞きますが、まさか部屋が汚いだけでもストレスが溜まって太りやすくなるだなんて思いもしませんでした。

食事制限やジム通いなど掃除以外のダイエットを試みようとしている人も、掃除をきちんとしないとダイエット効果が半減してしまうので注意しなくてはいけませんね。

 

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頑張り過ぎない!掃除ついでに“ながら運動”

どんなダイエットでも、成功させるコツとして習慣化させて続ける事が重要なポイントになってきます。

それを考えると、主婦にとって掃除は一定のサイクルで習慣的に行うものになりますよね。

その掃除に少しだけダイエットになる動きを付け足した“ながら運動”にしてしまえば、無理なくダイエットが続けられるのではないでしょうか。

 

いくつかの掃除を例に、どの様な動きをするとどんなダイエット効果があるのかをご紹介していこうと思います。

 

雑巾掛け

最近ではフローリングワイパーを使って床拭きをする人がほとんどかと思いますが、ダイエット効果を得るために、たまには昔ながらの雑巾掛けに切り替えてみてはいかがでしょうか。

小学校の掃除の時間を思い出してもらえばわかると思いますが、雑巾掛けは蹴る力や瞬発力を必要とするため、太ももやふくらはぎなど下半身の筋肉を使います。

ふじた
ふじた
小学生の時、よくみんなで雑巾掛けレースをして競った覚えがあるなぁ

下半身には全身の約70%の筋肉があると言われているので、フローリングの床の木目に沿って足を後ろに蹴るようにして一方向へ前進しながら雑巾掛けをすると、足の筋力がついて代謝がアップし、高いダイエット効果が期待できます。

とはいえ、一直線に雑巾がけで駆け抜けられる様な広さの部屋じゃない場合もありますよね。その場合は、雑巾を使って床拭き掃除をするだけでも効果的です。

床を押すような感じで力を入れてゆっくりと拭くことで、上半身全体の筋力強化につながります。雑巾を絞る時も、腕の筋肉を動かしている事を意識すると二の腕が引き締められますよ。

 

窓拭き

そこまで頻繁には行わないかもしれませんが、窓拭きの動作も少しの工夫でダイエットに最適になります。

窓ガラスを拭く時は、両足を肩幅に開いてできるだけ背筋と腕を伸ばし、脇腹の筋肉を意識しながら左右に大きく動かす事で背中の筋肉のトレーニングにつながります。

また、下の方を拭く時にはスクワットするような感じで背筋を伸ばしたまま中腰になって行うと、足やお尻のエクササイズにもなりますよ。

ふじた
ふじた
この動きを意識してやったら、窓1つ拭くだけでも相当疲れそうだよね

 

掃除機がけ

掃除の中でも比較的ラクな動作で行える掃除機がけですが、やり方次第で立派な有酸素運動に早変わりします。

例えば掃除機を両手で持って腕を引いたり伸ばしたりする時に、肩甲骨を寄せたり広げたりする事も意識する事で肩や腕周りの筋肉のトレーニングになります。

また、掃除機の延長管を前に出す時に、片足をいつもより大きく踏み込むようにすると片足に体重がかかってアキレス腱が伸び、足の筋肉が鍛えられる上にヒップアップも期待できますよ。

比較的大きな動きをする事になるので、リビングなど広い場所を掃除する際に意識してみてください。

ふじた
ふじた
最近の掃除機は軽量の物も多いけど、ダイエットのためにあえて重い物を選ぶのもアリかも?!

 

お風呂掃除

お風呂掃除でも1つの動作を取り入れる事でエクササイズに早変わりします。

浴槽から少し離れた所に横向きでしゃがんで浴槽から遠い方の手でお風呂の側面を磨くと、自然に体がひねられてお腹の両側と腹斜筋のトレーニングになり、女性らしいくびれを作る事ができます。

ただし、ひねりすぎて体が辛いと感じるのは良くないので、適度に体の向きを変えながら左右の手で無理なく交互に行なってくださいね。

また、かかとを床につけずにしゃがんで掃除を行うと、体幹も鍛えられますよ。

ふじた
ふじた
筆者もこのひねる動作でお風呂掃除を頑張れば、ずん胴体型におさらば出来るかも…!

 

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簡単3つのポイントでラク痩せ効果UP

先ほどご紹介した掃除をするだけでもかなりの運動になり、ダイエットになる事がお分かりいただけたと思いますが、さらに3つのポイントを押さえる事で、より運動効果を高めて代謝を上げる事ができます。

 

1.朝に掃除をする

人には交感神経と副交感神経という2つの自律神経が働いているのですが、交感神経が活発に働いている時に脂肪が燃えやすくなると言われています。

交感神経が優位に働くと心拍数の増加や筋肉への血流が促進され、体内のエネルギーを消費する基礎代謝も上がるのですが、朝の時間に活発に動く事でこの交感神経を刺激して優位に働かせる事が出来るのです。

このように、1日の始まりに掃除をすれば基礎代謝が高い状態で1日中過ごせますし、きれいな部屋になる事でスッキリとした気持ちで1日を迎えられるなど良い事づくめですよ。

 

2.動きは大げさにする

先ほど紹介した掃除方法や、それ以外の掃除の時でも、普段より大げさな動きで掃除をしてみましょう。

例をあげるなら、

  • 窓拭きはバケツを持ったまま行なったり、上の方を拭く時には背伸びしてふくらはぎを意識する。
  • 掃除機を掛けるときは腕を大きく前後に動かしたり体のひねりを加えてみたり、足は大股でアキレス腱を伸ばす。
  • 皿洗いをする時にはつま先立ちしたり、軽くスクワットしながら行う。

などです。

家の中なので、どれだけオーバーな動きをしても人に見られることはありません。見られたとしても家族のみです。なので、体の動きを意識しながら思い切って動いて運動量を増やしましょう。

 

3.音楽でモチベーションを上げる

朝に掃除をしたり動きを大きくしたり、とやると良いのは分かっていても、なかなか気分が乗らず体が動かないという人もいるのではないでしょうか。

そんな時は、自分の好きな音楽をかけながら掃除をしてみましょう。

ノリの良い音楽なら自然と気分も乗ってきますし、口ずさみながらやれば有酸素運動になって更にカロリー消費も期待できます。

また、ダイエットの天敵であるストレスも解消できるので、掃除の時用にノリの良い曲を集めた音楽のプレイリストを作っておくのもオススメですよ。

 

どれもそこまで難しくない内容だと思いますが、いきなり3つ全てやるのは大変かもしれませんので、まずはどれか1つだけでも取り入れてみてください。

1つだけでもやれば効果アップにつながっていきますよ。

 

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掃除ダイエットのまとめ

掃除という日頃から行なっていた家事は、私たちが思っている以上に運動量があります。

また、掃除は部屋がキレイになるだけではありません。

  • 心を落ち着け、精神的に余裕ができる精神的効果
  • 慎重に買い物をしたり無駄遣いをしなくなる経済効果
  • 探し物をする時間が減り、自分の時間が増える時間的効果

このような効果ももたらしてくれます。

 

普段の掃除の時には、体の動きを意識しつつ一工夫をすることでダイエット効果のある運動へと早変わりしますし、更に3つのポイントとして

  • 掃除を朝に行う
  • 掃除の動きを大げさにする
  • お気に入りの音楽をかけながら掃除する

これらを取り入れることでカロリー消費効果が上がるので、やらない手はありません。

 

新しくダイエットのための運動や食事制限を始めるのは大変だったり続かなかったりしますが、日々行う掃除なら続けることも難しくなさそうですよね。

ダイエットをしたいけど、何か始める気にはならないアナタ。それならいつもの掃除をちょっとだけ頑張ってみませんか。

 

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