コーヒーメーカーの掃除はお酢だけでOK!4ステップで簡単キレイ!

ノンビリと起きた休日の朝はコーヒーメーカーなどの機械には頼らず、自分の手で良い豆を挽いてハンドドリップでコーヒーを淹れ、彩りと栄養バランスの良い朝食を家族みんなでいただく…そんな丁寧で優雅な朝の風景に憧れちゃいますよね。

しかし実際はそんな優雅な情景はどこにもなく、何時になっても全く起きてこない夫に苛立ち、まだ薄暗い早朝から元気いっぱいに走り回る子供の相手をしながら慌ただしく朝食を作って食べさせる。こんな休日を迎える事が多いのではないでしょうか。

ふじた
ふじた
筆者も子供が生まれる前までは、休日にハンドドリップでコーヒーを淹れて嗜んでいました。しかし今となってはそんな優雅な時間を確保できず、ドリッパーは食器棚の奥深くで冬眠しております…

こんな戦争のような朝の時間でも、コーヒーメーカーを使えばハンドドリップ並みの美味しいコーヒーを手軽に飲めるので便利ですよね。

そのコーヒーメーカーを、毎日何の気なしに使っているそこのアナタにお聞きします。

 

使っているコーヒーメーカー、本当にキレイですか。ちゃんと掃除をしていますか。

 

今ドキッとしたアナタ、ご心配なく。ここでご紹介する酢を使って簡単にできる掃除を行えば、コーヒーメーカーの内部がスッキリキレイな状態にする事が可能なんです。

今まで掃除をしてこなかった人も、掃除方法がよく分からずテキトーに掃除してきた人も、この記事を読んでコーヒーメーカーをキレイにし、美味しいコーヒーを安心して優雅に飲める状態にしていきましょう。

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コーヒーメーカーの中までお手入れしてますか?

コーヒーメーカーは簡単に使えて便利な反面、掃除や手入れの仕方が分かりにくかったり、少し面倒に感じてしまいますよね。

大抵のコーヒーメーカーは、粉を入れるフィルター部分と水を入れるタンク部分のパーツを取り外して水洗いが出来ると思うので、この部分のお手入れは定期的にやられている方も多いでしょう。

しかしコーヒーメーカーの内部、タンクの水が通るパイプ部分の掃除はした事があるでしょうか。目に見えない部分のため、そんな所が掃除出来るなんて知らなかった方もいるかもしれませんね。

このパイプ部分には水が通るため、使い続けていくうちに水垢がどんどん溜まっていってしまいます

そのため掃除をしないまま放っておくと、水垢で汚れたパイプを通った水を使ってコーヒーを抽出することとなり、本来の味が損なわれてしまうのです。

ふじた
ふじた
こんな恐ろしい事を聞いてしまったら、一刻も早く掃除するしかない!!

 

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掃除は簡単4ステップ!お酢だけでキレイになる!?

衛生的にも美味しいコーヒーを飲むためにもコーヒーメーカーの中までしっかりと掃除した方が良いと分かったところで、肝心の掃除方法です。

見えない内部なので掃除方法が難しいんじゃないかと思うかもしれませんが、意外にも4つのステップで簡単に出来てしまいます。しかも特別な洗浄料などは必要なく、どの家庭にも大抵あるお酢と水だけでキレイになるんですよ。

コーヒーメーカー内部の掃除方法

①酢と水で洗浄液を作る
お酢1:水2の割合で混ぜて、給水タンクが一杯になる量の洗浄液を作ります。洗浄液は抽出されたコーヒーを入れるポットの中で作ると、無駄な洗い物が増えなくて良いですよ。
しばらく掃除していなくて汚れがひどいと感じる時は、お酢と水の割合を1:1にしてもOKです。

②ドリップ(抽出)ボタンを押して、洗浄液を内部に行き渡らせる
給水タンクに洗浄液を入れた状態でドリップボタンを押します。タンク半分程度までドリップが終わったら電源を切り、コーヒーメーカーが冷めるまでそのまま30分〜1時間程度放置しましょう。

コーヒーメーカーに「クリーンモード」がある場合は、そちらのボタンを押して行ってください。この場合の操作方法は各機種の説明書に従ってください。

③残りの洗浄液をドリップし、洗浄液を捨てる
放置し終えたら再度ドリップボタンを押し、洗浄液全てをドリップします。ドリップが終わったらポットの中の洗浄液を捨て、ポットは一度洗って綺麗にしておきましょう。

④水だけでドリップして内部をすすぐ
今度は給水タンク一杯に水だけを入れ、全てをドリップします。この工程をもう一度繰り返したら掃除終了です。この水によるすすぎ作業を行う事で酢のツンとした匂いも無くなりますよ。
もしまだ匂いが気になるようなら再度すすぎを行ってください。

この掃除方法だと、アナタが行うことはお酢と水を混ぜてドリップボタンを押すだけなんです。後はコーヒーメーカーが勝手に自分で洗浄してくれちゃいます。何と素晴らしいことでしょうか。

この投稿の画像を見ても分かる通り、お酢の洗浄液で洗った後のすすぎでかなりの汚れが取れていますよね。むしろこんなに汚れていることに驚きです。

気になる匂いもすすぎを何回か行えば消えるようなので、これなら手間もかからないですし、定期的にやれそうな気がしませんか。

 

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タンク内の水垢が取れない時は

先ほどの掃除方法で給水タンクからパイプ、ポットまでをキレイにする事ができますが、長く掃除をサボっていると給水タンクの中の白くこびり付いた水垢がなかなか取れずに居座っている事があります。

そんな頑固な水垢には、お酢を原液のまま使って掃除していきましょう。

タンク内の頑固な水垢の落とし方

①キッチンペーパーにお酢を染み込ませ、水垢がある部分に貼り付ける。

②30分ほど放置し、貼り付けたキッチンペーパーでタンク内を優しくこすりながら水垢を落とす。
30分放置しても水垢が取れない時は、水垢が柔らかくなるまでキッチンペーパーを貼り付けておきましょう。

③タンク内に水を入れ、酢の匂いがなくなるまで1〜2度ドリップをしてタンク内をすすぐ。

白く固まった水垢も、お酢さえあればキレイに出来るのでとても助かりますね。

 

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コーヒーメーカーはなぜお酢でキレイに掃除できるの?

コーヒーメーカーがお酢だけで掃除出来ることはわかりましたが、なぜお酢で水垢などをキレイに落とせるのか気になりますよね。

お酢でキレイに掃除できる理由は、化学反応が起こって水垢が分解されるからなのです。

どういう事かというと、水垢は水の中に含まれるカルシウムなどが石化したもので、アルカリ性の性質を持っています。そこに酸性の性質を持つお酢を加えると化学反応を起こして中和され、水垢が柔らかく分解されて汚れが落とせるようになります。

ちなみにお酢には殺菌作用もあるので、コーヒーメーカーの水垢掃除と一緒にカビなどの雑菌の消毒も出来てしまうんですよ。

ただし、お酢を使った掃除だとこのような弊害が出てくる恐れもあります。

そう、掃除中のお酢の匂いが結構強いんですよね。

なので、お酢の匂いが苦手だったり、コーヒーメーカーに匂い移りしないか心配だという人は、お酢の代わりにクエン酸を使っても同じ効果が得られるので試してみてはいかがでしょうか。

クエン酸で行う場合は、コーヒー1杯分に対して1gのクエン酸を入れましょう。もし使っているコーヒーメーカーが一度に5杯分作れるタンク容量のものなら5gのクエン酸をタンクいっぱいの水に溶かして掃除を行なってくださいね。

 

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まとめ

今まで目をそらしがちだったコーヒーメーカーの内部の掃除は、難しそうに思えて意外と簡単でしたよね。

  • 酢と水を1:2の割合で混ぜて洗浄液を作る
  • 給水タンクに洗浄液を入れ、半量ドリップして1時間放置する
  • 残りの洗浄液をドリップし、洗浄液を捨てる
  • 水だけでドリップする作業を2回行う

この4つのステップで内部の水垢がキレイに掃除できてしまいます。

もしこの方法でもタンク内に水垢がこびりついていた場合は、キッチンペーパーにお酢を染み込ませてパックしてあげると落ちるので、こちらもぜひ試してみてください。

 

アルカリ性の水垢には、酸性のお酢やクエン酸を使ってあげる事で化学反応によって汚れが分解され、こんなにも簡単なステップでキレイにする事が可能になります。

毎朝美味しいコーヒーで気持ちの良い1日を送るためにも、定期的にコーヒーメーカーの中まで掃除していきましょう。

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