「日々の家事や掃除、一人じゃ全部できなーい。」
そう叫びたくなる事、ちょくちょくありますよね。
旦那さんや奥さん、パートナーとの掃除や家事の分担はどうでしょう。
令和のこの時代、働き方も多様化してきて女性も男性も毎日忙しく働いています。
そんな日々に家事や掃除のことで喧嘩してしまって、家で嫌な気分になってしまうこともあるかと思います。
喧嘩したくないのに、家事や掃除でイライラしてしまうことありますよね。家族でも自分とは違う人間なので、お互いの苦手を補ってうまく生活していきたいですね。
今回は一緒に暮らす相手と笑顔で暮らすべく、家事や掃除の割合について深掘りしていきます。
家事や掃除の分担割合はどうなってる?
そもそも現在の家族や夫婦はどうなっているのでしょうか。
男性も専業主夫となることも増えてきましたが、一番よく見聞きするのは共働き家庭ですよね。
実際に2015年に政府から出された調査では2014年時点で共働き世帯が大きく上回っており、昭和の時代とは反転した結果が出ています。
そして肝心の家事や掃除の分担ですが、大手ハウスメーカーである大和ハウスが行った調査によると、なんと約8割の家庭が「家事は妻の負担が7割以上」という結果が出ています。驚きの数字ですね。
出典:https://www.happy-bears.com
フルタイムで働いている上に、ほとんどの家事を自分がこなさいといけないとなったら、イライラして喧嘩してしまうのも理解できますね。
男女で認識が違う⁉︎抜けきらない昭和から喧嘩に発展?
パートナーにイライラしてしまうのは、そもそも家事分担の認識にズレが生じているからなようです。
上の家事分担の認識グラフをよく見ると、大きく男女で認識がずれている特徴的な項目2つをピックアップ。
【家事割合の認識】 | 女性 | 男性 | 差 |
妻10割 | 29.9% | 9.1% | 20.8ポイント |
妻5割:夫5割 | 3.5% | 9.7% | -6.2ポイント |
【妻10割】
これを読み解くと、「あなたが思ってるより女性が全部やってるのよ!」と世の男性陣に思っている女性が多そうです。
【夫5割:妻5割】
これを見ると、男性陣が「いやーうちはしっかり半分ずつできてますよ」と思っている反面、女性陣からしたら「いやいや、まだまだですよ」と男性が感じているよりも女性陣の認識では5割のレベルに達していないのかもしれません。
そもそもこれだけお互いの認識に差があれば、それが日々の些細なイライラへと繋がり、最終的には喧嘩のトリガーになってしまうのは容易に想像できてしまいます。まだ昭和の名残が抜けきっていない部分もあるのかもしれませんね。
【イライラします!!】家事をしないパートナーへの女性の主張
掃除や家事に参加しないパートナーを持った女性達の主張はこのようなものが多いようです。
①分担が偏りすぎている
前述のデータにもあったように、7割以上の家事を女性がしているという家庭が大多数を占めています。家事の量はもちろんですが、少しやっただけで「イクメン」や「家事やってくれるいい夫」と呼ばれる世間からの評価も女性のモヤモヤポイントになっている可能性が高いでしょう。
②中途半端な家事は逆に困る
たまの料理をしたあとは後片付けがされていなかったり、洗濯物を干しても畳むとこはやらない等の「最後まで工程を完結させてもらわないと終わったことにならない」ということも夫の家事あるあるとしてよく聞きますね。
③言わないとやらない
言われない限りなにもしない。目の前で散らかっていても片付けてくれない。これでは家にいても何も戦力になりませんね。家にいて手も空いているんであれば、手伝ってほしいと思いますよね。
実際にSNSにはリアルな声がたくさんあり、男性陣には耳の痛い内容が多めな感じになっています。
夫、お昼くらいまで寝て起きて15時くらいからずっと別室で友達とゲームしてる。家事も何もしない🥲✌️さすがにクソすぎて言葉が出ません✌️🥲✌️
— 餅🐏2m (@gg___m) August 21, 2021
夫に子ども任せて今日はずっと掃除してた。だって夫、掃除ほぼしないし。掃除するっていてもリビングを掃除機かけるくらい。家事の分担ができないからしょうがないね。
— でん@ 3y♂ (@hiro_mam3) August 21, 2021
【こっちも言わせて⁉︎】男性の主張
そんな男性陣の主張もピックアップしてみました。
合っている間違っているではなく、理解できるポイントもありますね。
①細かい指摘が厳しい
良かれと思ってやったことにダメ出しされてしまう。指示が必要以上に細かいと感じる。こういった声が見つかりました。人によって家事レベルは違うので、お互いにどこまでの家事レベルにするのか話し合うことが大切ですね。
②こちらも疲れている
仕事や通勤で疲弊している時につい言ってしまいそうな言葉かもしれません。「少し休憩してからやる」等が提案できたらこの一言で喧嘩になってしまうこともないかもしれませんね。
③なにをどうしていいか分からない
これは純粋に家事の経験値が低い方の主張かなと感じます。これまでやってこなかったのであれば、今からスタートしてレベルアップしていきましょう。相手がこうしてほしい等のリクエストがあるが、自分はこのやり方があるという場合もあるかと思います。そんな時は話し合って、全く新しい方法を作り出す良い機会ですので、話し合いましょう。
小さい頃から「男なんだから」とか「男は黙って○○する」などのイメージが刷り込まれていると、どうしてもこういうものだと決めつけが出てしまうこともあるかもしれませんね。同じ屋根の下に暮らす相手がいるのなら、家事は二人でやっつけてしまえば早く終わります。二人がハッピーに暮らすために、一緒に家事や掃除をやらないとですね。
二人が幸せに暮らすためにはこれをして!!
ここまで男女の違いなどでお伝えしてきましたが、全ての男性が家事嫌いで女性が全員家事をやっているという事ではないことは声を大にしてお伝えしたいです。中には男性でもしっかり家事を分担されている方もいますし、女性であっても家事を全然やらない方もいます。
さて、1つ屋根の下に暮らす二人が幸せに暮らすにはどうしたら良いでしょうか。
今まさに仲がギクシャクしていたり、喧嘩になってしまっているのであれば、私が考える「二人が幸せに暮らすための3つのポイント」を是非あなたのパートナーと話し合ってみてください。
①まずは話し合おう
古来日本人は「察する」ことで社会生活を送ってきました。ですが察するのには限界があります。エスパーではないので、言葉にしないと伝わらないことがたくさんあります。
話してみたら意外とすんなりいくことや、言われて初めて気づくこともあります。家族会議とまではいかなくても、コーヒータイムや散歩を一緒にする時に話そうと決めて、お互いに腹を割って話してみましょう。
②便利家電やガジェットの導入を検討する
最近は家電の進化が著しく、家事を劇的に楽にしてくれるロボット掃除機や電気調理鍋などがあります。掃除機かけたくない人でも数秒のアプリ操作でロボット掃除機が掃除してくれます。電気調理器なんて必要な材料を入れてスイッチひとつで料理が出来上がってしまいます。どうしても苦手な家事は機械にやってもらいませんか?
③頼んだことは「任せきってみる」
お願いした家事や掃除は思い切って最後まで任せきってみましょう。初めはあなたの想像してた通りの出来栄えではないかもしれません。時間もかかってあなたがやった方が早いと感じてしまうかもしれません。当たり前です。自分ではない人がやることが自分の思った通りなんてことの方が少ないです。
お互いに家事や掃除をやったことに感謝しつつ、「自分はこうしてほしい。なぜなら○○だから、どうかな?」と自分の理論や思いを伝えてみてください。きっと相手も納得できたり、更に改善案を出してくれるかもしれません。
<おまけ>二人の仲を取り持つキューピッド⁉︎独断と偏見でおすすめをご紹介
ここまで読んでくれた方に筆者が独断と偏見で選ぶおすすめアイテムをご紹介します。
あなたの家事が助かれば、パートナーも助かることになります。これで日々の生活の質を1段階アップさせてみましょう。
【ロボット掃除機】ロボロック S6 MAX V
ロボット掃除機というとルンバが有名どころですが、個人的おすすめはこちら『ロボロック』。
なんと言っても凄いのは、こちらの機能。
『拭き掃除機能』
掃除機なのでゴミはもちろん吸いますが、水を入れるタンクも付いていて拭き掃除もしてくれます。フローリングのご家庭には圧倒的おすすめです。
我が家でも大活躍中ですが、使ってみて初めて分かったのはロボット掃除機があると、「床に物を置かなくなる」という利点でした。なるべく広範囲をスムーズに掃除してほしいので、床に物を置かないように工夫するようになり、部屋全体のスッキリ感が増します。
【電気圧力鍋】アイリスオーヤマ KPC – MA4
出典:https://www.irisohyama.co.jp
こちら今では認知度が圧倒的に上がった『電気圧力鍋』です。
これで料理が全くできないというあなたでも、ちゃんと美味しいおかずが作れちゃいます。
凄さはメニューの多彩さにあります。モデルによってメニューの数に差はありますが、最上級モデルにもなると80種類もメニューがあります。定番の肉じゃがやカレーはもちろん、ローストビーフや豆腐などの家庭ではなかなか作らないものまで作れてしまいます。
まとめ
共働き世帯が増えている今の時代、まだまだ掃除や家事分担の割合はバランスが取れていないようです。
まだまだ女性が家事や掃除の多くを担当しており、男女で家事分担の割合を巡って認識のズレが生じているようです。
その認識のズレと日々の忙しさからの疲れやストレスでイライラしてしまい、喧嘩になってしまうことも。
令和の時代、「男だから・女だから」という古い概念は捨て去り、家族・パートナーなのだから一緒に家事をすることで二人が幸せに暮らせる日常を作り上げていきたいですね。
まずは話し合ってお互いの意見交換からスタートし、ロボット掃除機や電気圧力鍋などの便利なアイテムも上手く使って忙しい日々を家族・パートナーと一緒に乗り越えていけたら幸せですね。
家事や掃除は「手伝う」ではなく、「一緒にやる」というマインドが大切なのかもしれません。
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