壁紙が汚い原因はコレ!お掃除方法を汚れ別に大公開します!

ポスターやカレンダーを取ったときや、ずっと置いていたタンスや棚を移動させた時に壁紙の色の違いを見たことはありますよね。

また、何かを置いていたわけでもないのに壁紙に汚れがついていたり、お子さんが汚してしまった時などあると思います。

本当はモデルルームのような家に憧れる、掃除しなきゃとは思っているけど重い腰があがらない。

そんなあなたのために、今回は壁紙の汚れの原因と、汚れ別の「実は簡単にできるお掃除方法」をお伝えしていきたいと思います。

 

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壁紙の素材に気をつけよう

まず、日本家屋によく見られる4つを紹介します。

壁紙の素材
  • ビニールクロス
  • 紙壁紙
  • 珪藻土壁紙
  • 織物壁紙

ビニールクロスは9割の家で使われてるらしいよ

ビニールクロス

  • 主原料  :塩化ビニール樹脂
  • メリット :価格が安い。耐久性も高い。吸水性なしなので掃除がしやすい。デザイン豊富。
  • デメリット:有害物質であるホルムアルデヒドが接着剤に含まれるため、焼却時のダイオキシンの排出もあるため、健康面や環境面の心配。

最近では、塩化ビニールの使用量を少なくし、でんぷん糊の使用を検討されている。

紙壁紙

  • 主原料  :紙
  • メリット :柔らかい印象。ヨーロッパやアメリカなどでポピュラーな壁紙の為、デザインが豊富。
  • デメリット:水や油に弱い為、メンテナンスが難しい。継ぎ目が分かりやすい。ビニールクロスより高価である。

天然素材を利用されているので、アレルギーや環境のことを考えて、紙壁紙にする人が増えているそうです。

珪藻土壁紙

  • 主原料  :珪藻(植物性プランクトンの化石からできた岩石)
  • メリット :通気性。耐火性。断熱性。色のバリエーションが豊富。電気を通しにくい。自然素材。
  • デメリット:ビニールクロスに比べると寿命が短い。汚れが目立ちやすく落とせない。

最近では「発がん性があるのでは?」と言われてた珪藻土ですが、たしかなデータもなく、世の中には発がん性があるものはたくさんあるため、個人の好みなのでは?という声も上がってきています。

織物壁紙

  • 主原料  :綿や麻やレーヨン
  • メリット :質感の良さ。通気性。調湿性。
  • デメリット:価格が高い。ほつれやすい。汚れが付きやすい。

もともと、「クロス」というのは「織物」という意味です。現在日本家屋で見ることは減りましたが、美術館や結婚式場などに多く使われています。

他にもオレフィン壁紙や木質系壁紙があります。

 

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壁が汚い原因

次に、壁紙の汚れの原因についてお伝えしていきます。

  • ホコリ・軽い汚れ
    空気中のホコリが静電気などにより壁に引っ付いてしまいます。壁の端の方がうっすら黄色くなったり黒ずんできたら、油煙とホコリが合体してることが多いです。
  • タバコのヤニ
    部屋で吸う場合はどうしても部屋全体に煙が充満してしまいます。換気扇や外で吸えば、壁紙の汚れを減らすことができます。

  (壁のヤニの取り方の記事はこちら

  • 油・調味料の汚れ
    キッチンで調理の際にはねて付着した汚れです。ついてすぐなら水拭きで取れますが、時間が経って乾いてしまうと洗剤が必要になります。
  • 黒ずみ・手あか
    コンセントや電子のスイッチ周りなど、手あかや皮脂が付着して蓄積してしまいます。
  • 子どもの落書き
    クレヨンやボールペンなどは水拭きでは取れないので洗剤使用がおすすめです。
  • 冷蔵庫やタンスなどの大型家電の黒ずんだ汚れ
    何もない壁より蓄積しやすいホコリに油煙がプラスされ、水拭きだけでは不十分な汚れ。
  • カビ
    結露や湿度が高い状態が続くことにより発生してしまう。結露を見つけたら、こまめにふき取ることがおすすめです。
こう見るとたくさんの種類の汚れがありますね!過去に、油が飛んで天井についたことあって、ふき取るのが大変でした。

 

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汚れ別の掃除方法

基本的な掃除方法

  • 中性洗剤(台所用洗剤)の場合
    ①水で濡らした雑巾を固く絞り、中性洗剤を数滴たらす。
    ②壁を拭く。
    ③新しく用意した雑巾で水拭きをするか、①の雑巾を洗い水拭きする。
    ④水滴がなくならないように、乾拭きする。
  • 重曹の場合
    ①スプレー容器に水100mlに重曹小さじ1を入れます。
    ②壁または雑巾にスプレーをします。
    ③水滴が残らないように乾拭きをする(成分の残りが気になる方は乾拭きの前に水拭きします)
  • セスキ炭酸ソーダ
    ①スプレー容器に水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を入れます。
    ②壁または雑巾にスプレーをします。
    ③水拭きと乾拭きをする。

 

汚れ別の洗剤選びとおすすめ道具をお伝えします。

ホコリ・軽い汚れ

水拭きor中性洗剤。

高い所にはクイックルワイパー、手の届くところは雑巾でOK。水拭き用・乾拭き用と2枚用意するのが基本です。

タバコのヤニ

中性洗剤or重曹orセスキ炭酸ソーダor塩素系漂白剤。

重曹やセスキ炭酸ソーダでもいいですが、塩素系漂白剤もおすすめです。しかし色付きの壁紙は色が落ちてしまいますので注意が必要です。また、小さいお子さんがいる場合は、しっかり拭き取るか使用を控える方がいいと思います。

油・調味料の汚れ

中性洗剤or重曹orセスキ炭酸ソーダ。

しつこい油汚れには、重曹ペーストもおすすめです。ペーストを貼り付けて時間をおいて、水拭き&乾拭きをします。この時、ペーストが取れにくい場合はお酢を薄めてスプレーすると取れます。

子どもの落書き

中性洗剤or重曹orセスキ炭酸ソーダ。

油汚れと同じ掃除方法でOK。または、クレヨンは歯磨き粉、ボールペンや油性ペンは消毒液やエタノールなどを使うのもおすすめです。

黒ずみ・手あか

中性洗剤or重曹orセスキ炭酸ソーダ。

水拭きや乾拭きで無理な汚れの場合は、薄めた重曹などをスプレーして拭くのがおすすめです。

大型家電の黒ずんだ汚れ

中性洗剤or重曹orセスキ炭酸ソーダ。

ホコリなどは手拭きや掃除機で取ります。その後、中性洗剤を含んだ雑巾で拭きます。取りにくい汚れがある場合はメラニンスポンジで優しくこするのもおすすめです。

カビ

重曹orお酢orエタノール。

エタノール(消毒液など)をスプレーして拭くのもいいですし、重曹スプレーをかけて拭いてから、最後にお酢スプレーをかけて拭くと、カビの再生を抑制することができます。

重曹とセスキ炭酸ソーダに関しては、下記のインスタグラムに詳しく書いております。

 

 

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まとめ

まとめ
  • あなたの家の壁の素材を確認しよう
  • 汚くなる原因を確認しよう
  • 汚れ別のお掃除方法

こうやってみるとたくさんの汚れの原因があることが分かります。また、汚れ別に有効な掃除道具もわかりました。

どうしても、私は面倒くさくなってしまって壁の掃除は後回しにしてしまいがちなのですが、クイックルワイパーなどで壁をそわせるだけでも掃除になることが分かり、床掃除の前に壁に目を向けてみようかと思いました。

できることから少しずつやれば、大掃除をしなくてもいいかもしれないので、ぜひ参考にして綺麗な家を保っていきたいと思います。

 

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