皆さんは、一人暮らしをしたことがありますか。
私は学生の頃一人暮らしをしていました。
一人暮らしで一番大変だったのは、やはり毎日の食事でした。
「一日に三食食べるなんて一体誰が決めたんだろう?」と悩むぐらい、食事を作ることを大変に思っていました。
毎日三食作ってくれていた母親にとても感謝した記憶があります。
お母さんたちは三食を適当に作っているわけではありません。
栄養を考え、どうしたら完食してもらえるか考え、おまけに目でも楽しめる食事を考えて用意してくれています。本当に凄いことなんです。
今回は一人暮らしを始めた皆さんのために、お母さんのような食事を自炊するためにはどうしたらいいのか調べてみました。
自炊ってめんどう?
自炊と聞くと一番最初に浮かぶのは「めんどう、大変」といった言葉ではないでしょか。
まずは、料理をするためにキッチン用品、調理器具を買いに行かなければなりません。
一人暮らしなのでそんなに多くの物は必要ないかと思いますが、最低限そろえた方が良いものはこちらです。
- フライパン:深めの物でパスタやカレーなども作れる物を選ぶと良い
- 包丁:二本あると、お肉用や果物用で分けて使えて衛生的
- まな板:使い捨ての物もありますし、鍋に入れやすく曲がる物もある
- 鍋:小さめだとお味噌汁が早く作れて時短&ガス節約
- ザル:小さくたためる物だとスペースを取らない
- おたま:シリコン製は熱くならなくて良い
- ターナー:おたま同様シリコン製がおススメ
- 菜箸:スプーンやフォークの機能が付いた物がある
- キッチンはさみ:出来るだけ多機能な物を選ぶと良い
- 電子レンジ:冷凍した物を素早く解凍出来る物だと時短になる
- 炊飯器:5合炊きを買い、多めにご飯を炊いて冷凍するのがおススメ
これらのキッチン用品をそろえるだけでも大変だと思うかもしれませんが、一回そろえてしまえば何年も使える物ばかりです。
しかも、細かいキッチン用品はほとんどがダイソーなどの100円ショップでそろえることが出来ます。
キッチン用品がそろったら、次はいよいよ実践です。
全く料理をしたことない人は、感覚で作り始めず必ず何かを参考にして作りましょう。
初回で美味しくない料理を作ってしまうと、そこで自炊を諦めてしまうかもしれないからです。
料理の本を見てみたり、cookpadなどのサイトを参考に作り始めてみるといいと思います。
料理の作り方では、「大さじ〇〇杯、水〇〇ml」など調味料の分量が必ず書かれています。
計量カップを買って量るのは大変だなという人には、ダイソーで買えるこちらの計量出来るお玉がおススメです。
お玉としても使用出来ますが、お玉の内側にメモリが付いているのでいちいち計量カップをいちいち出さなくても、パパっと調味料を量ることが出来ます。
包丁が苦手な人はこちらがおススメです。
キレイにみじん切りが出来ますし、たったの8秒で完成するので時短になります。
その他にも、こんなに素敵な調理家電が発売されています。
出典:https://item.rakuten.co.jp/
- 価格は1万円~2万円前後
- レシピブックがついていて、大体60種類以上の料理が作れる
- 電気なので見守る必要がない
- ご飯も炊けるので炊飯器の代わりに電気圧力鍋を買ってスペース確保
これを買えば一台で何役にも使えて便利ですし、作っている過程を見てなくてもいいので蓋を閉めたらあとは待つだけです。
待っている間にお風呂に入ったり、テレビを見たり、時間を有効に使うことが出来ます。
一人暮らしだと大変だと思っていた自炊が、こうした便利なキッチン用品を使うことによって楽しく作ることが出来るようになるのではないでしょうか。
自炊が段々と楽しくなってきたら、次は食材を無駄にしない方法を考えましょう。
どうしたら無駄なく食材を使い切ることが出来るのか、調べてみました。
一人暮らしで食材を無駄にしないポイント
現代社会では、食べ物のロス(食品ロス)をなくそうとする活動が活発になってきています。
食品ロスを削減するために、食材の賞味期限が近いものをアプリで公表し販売店と購入者を結ぶ「TABETE」や、「KURADASHI.jp」と言った食品ロスを防ごうとするサイトもあります。
このように食品ロスをなくそうとする企業やお店が多くなってきていますが、実は食品ロスを多くだしているのは一般家庭なんです。
食品ロスは、食品メーカーやスーパーマーケットで発生していると思いがちですが、食品ロス量の半分は家庭から発生しています。
家庭からの食品ロスの要因は、料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」、未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」です。
出典:https://www.no-foodloss.caa.go.jp/
この家庭からの食品ロスの削減は、一人暮らしをしている皆さんにも当てはまります。
一人暮らしでの自炊に慣れてきたら、食材を余すことなく使い切りポイントを勉強しましょう。
どうすればいいのか、ポイントを2つに絞ってみました。
本当に必要な分だけを買う
一番基本的な事ですが、一人暮らしだと何をどのくらい買えばいいのか見当が付かない食材が多いです。
外食する日があったり、お昼はお弁当ではなく学食で食べたりする人もいるかもしれません。
一日の食事の内、何回自炊するかが決まっていないと食材を腐らせてしまう可能性もあります。
食材を使い切るためのポイントはこちらです。
- 自分が一回の食事でどのくらい材料を使うのか(使い切れるのか)把握する
- 献立をあらかじめ考えておく
- イレギュラーなことがあって食材が足りなくなったら買い足しに行くぐらいの気持ちをもつ
- 友人と食材をシェアする
必要な分に関しては、自炊に慣れてくれば把握できるようになります。
最初に食材を余らせてしまっても、落ち込まないでください。段々と上手に管理できるようになります。
冷凍保存する
まとめ買いした方が、食材をお得に購入することが出来ます。しかし、一人暮らしだとまとめ買いしても使わずに処分してしまうことになってしまうかもしれません。
そんな時には冷凍保存がおススメです。
しかし、一人暮らしの冷凍庫は小さいことが多く、また、食材を冷凍保存するのは少しコツが必要です。
何でもかんでも冷凍すればいいわけではありませんし、冷凍すればいつまでも保存出来るわけではありません。
ここでは、冷凍保存のコツをご紹介します。
基本的な手順
- 使用するサイズにカットする
- 一回で使い切れる量をラップで包み、ジップロックなどの袋に入れて密閉し冷凍庫へ入れる
冷凍するときのポイント
- 熱いものは冷ましてから
- 冷凍した時水気があるとくっついてしまうので、水気は必ず切る
- 食材の酸化防止のため、空気を出来るだけ抜く
どのくらい保存出来る?
2週間~1か月程度
解凍のポイント
- 野菜は自然解凍すると水分が出てきてしまうので、基本的には冷凍から使う
- お肉は流水解凍か冷蔵庫で解凍する
最初はどのくらいを一回で使い切るかわからないこともあるかもしれませんが、慣れてくればサクサク冷凍出来るようになります。
何事も慣れが肝心です。
以上2点のポイントを押さえたら、次は自炊を続けるコツをご紹介します。
せっかく自炊するための準備が整ったのですから継続していきましょう。
自炊を続けるためのコツ
材料をそろえて、食材を管理してなど、色々と自炊のコツをあげてきましたが、やっぱり大変で続けられないと思ってしまった人もいるかもしれません。
そんな人のために、自炊を続けるコツをご紹介します。
SNSに定期的にアップする
今やほとんどの人がやっているであろうSNSにアップする方法です。
最初は野菜を上手に切れるようになったとか、こんな鍋を買ってみたでいいと思います。
次に作ってみた料理をアップしてみます。
芸能人がやっているのを真似したり、自分を入れてみたり、カフェ風に写真を撮ってみるのもいいですね。
この投稿をInstagramで見る
辻希美さんは、日々のご飯をインスタにあげているのでとても参考になります。
こんなにおしゃれな写真を撮ってる人もいます。
#晩ごはん#おうちごはん#お腹ペコリン部 #Twitter家庭料理部 #カフェ風ごはん
今夜はちょっと ご飯の支度に余裕があったので👩🍳遊び心で
カフェ風ご飯にしてみたよ🍴🏠 pic.twitter.com/JOxUubr955— mam(*ov.v)幸せになろうよ☘️ (@mammam4049) November 13, 2019
もちろん最初からは無理なので、徐々に腕を磨いていきましょう。
そのSNSを見返せば、自分がどれだけ成長したか確認することも出来ます。
誰かを招いて食事する
自炊に慣れてきたら、友人や家族を家に招いて一緒に食事をしましょう。
自分だけのために作っているとマンネリ化してしまい、段々と適当な料理になってしまいかねません。
料理を楽しく続けるために「誰かと食事する」のは大切なことです。自炊を続けるための他にも、やはり誰かと食事をするのは楽しいですよね。
料理は楽しい。
自分のための料理は今一だけど、誰かのための料理は楽しい。
二人で作る料理もまた楽しい。
結婚すると日常的に料理を作ってあげる機会ができるから、料理好きは献立を考えるだけでも楽しいのかも。もちろん毎日凝ったものを作る必要はない。手軽でもいいんだよ。#料理 #料理好き
— MusicCycle@サイクリスト兼ミュージシャン兼アマチュアクリエイター兼主夫 (@musiccycle) July 20, 2021
このツイッターには、とても共感します。確かに誰かのために作る料理は楽しいです。
一人暮らしの皆さんは毎日誰かのために作ることは無いかもしれませんが、誰かを招いて食事をした時にこのツイッターのような感想を持つかもしれませんね。
もし、招いた友人が料理が得意なら、もっと簡単に作れる技や便利な調理器具を教えてくれるかもしれませんね。
もちろん、料理が得意ではない友人でも、料理の感想を教えてもらえるのは自分にとって凄くプラスになります。
自炊を続けるためにも、定期的に友人や家族を招いて一緒に食事を楽しみましょう。
たまには外食する
これは一般的な家庭にもあてはまりますが、毎日自炊をしていては疲れてしまいます。
たまには息抜きのために、外食するのも必要です。外食先で新たな発見や、新しいメニューを思いつくこともあります。
一人暮らしだと、「一人で外食するのはちょっと…」と思う人もいるかもしれません。
そんなときは、デリバリーやテイクアウトを活用しましょう。
例えばデリバリーは、以下のお店があります。
- Uber Eats
- 出前館
- すかいらーくグループのデリバリー(ガスト、バーミヤン、夢庵など)
- ピザ(ピザーラ、ドミノピザ、ピザハットなど)
テイクアウトに関しては、ほとんどの飲食店が実施しています。
テイクアウトの他にも、スーパーやコンビニのお弁当を買ってみるのもいいかもしれません。
外食やテイクアウトなどは自炊よりもお金が掛かってしまいますが、たまには息抜きも必要です。
自分へのご褒美だと思って、たまには利用してみましょう。
やっぱりおうちごはんもいいけど、
外食も幸せ、、、。
お皿も可愛いしお酒もごはんも
美味しかったです😊#ご褒美 #外食 #皿然#アジフライ #和牛握り #マグロユッケ#ワイン #居酒屋 #お酒好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/dEIYwIXt60— nana@ (@n_1o2y) October 22, 2020
まとめ
- 自炊はめんどうで大変かもしれないが、便利な家電や調理器具を買ってラクして作れる
- 一人暮らしでの自炊は食材管理をしなければ食材ロスを多く出してしまうので、食材を必要な分だけ購入したり冷凍保存をするといったコツが必要
- 自炊を続けるためには、誰かに見てもらう、誰かと一緒に食事をする、息抜きをすることが大事
以上が自炊をするためのポイントです。
和食の基本は「一汁三菜」と言われていますが、一人暮らしでは難しいかもしれません。
何品も作らなければ栄養が足りないなどと考えてしまうと、自炊をめんどうなものと感じてしまいます。そこで挫折してしまうと、自炊を諦めてしまうかもしれません。
でも、自炊は簡単で楽しいものなんです。もっと気楽に考えてもいいのではないでしょうか。
一人暮らしをしている子供を心配しているお母さんは、毎日お腹いっぱい食べているかどうかを一番気にしています。
お母さんはお腹いっぱいであれば、外食でも自炊でもどちらでも気にしていないと思います。
でも、自炊をして健康的な食事でお腹をいっぱいにした方が、一人暮らしの食事を心配しているお母さんの気持ちを少しでも軽くしてあげることが出来るのではないでしょか。
家族に心配を掛けないためにも、外食だけではなく自炊をし、健康的な一人暮らし生活を送りましょう。
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