旦那の家事割合ってどのくらい?理想と現実を近づけるコツとは!?

旦那さんが家事をやってくれないという悩みは、いつになったら解消されるのでしょうか。

最近では在宅ワークの普及が進み、夫の家事参加率はアップしています。

それでも、まだ家事の負担は奥さんに偏ってしまっているんだそう。

我が家には大きな猫(夫)が1匹と、小さな猫が2匹います。猫だから家事できないのは当たり前と割り切っちゃってますね。

この記事では、旦那さんが家事をやってくれないと悩んでいるあなたに、

  • 共働きの夫婦における家事割合の理想と現実について
  • 旦那さんが家事をできない理由
  • 理想の家事分担を考えるときのコツ

についてご紹介したいと思います。

 

スポンサーリンク

家事割合の理想は5:5。だけど現実は…?

共働き世帯における家事割合の理想は男女ともに5:5と考えている人が多いそうです。2人とも働いているのだから、家事分担も平等にという思いがあるようですね。

奥さんが負担する家事割合が大きいという現実

厚生労働省公表している全国家庭動向調査の結果では、現実はフルタイムで働く女性の半分以上が、8割以上の家事を負担しているとのことです。
勤務形態別にみた妻の家事負担割合

その他は専業主婦を指しています。

参考:第6回全国家庭動向調査結果 報告書p.16 図4-8

SNSでも、家事の分担割合はよく話題にあがりますね。

各家庭で不満がある人、納得している人それぞれいます。理想は5:5という意見が多いと言われていますが、その家庭によって仕事の量や内容、こだわりなど異なります。夫婦で話し合って、お互いが納得する割合にしていきたいですね

いまの家事割合、アプリで確認できます!

いまの家事割合に満足していない方は、是非夫婦で話しあって納得できる割合を目指しましょう。

そうはいっても、割合って正直よくわからないですよね。それに、旦那さんと奥さんの間には、家事分担の認識にズレがあるようです。

ほとんどの家事を自分がやっているという奥さんに対して、旦那さんは自分では家事をやっている気になっていることが多いんだとか。

その理由として考えられているのが、やるべき家事が全部でどのくらいあるかが分かっていないから。

家事の全体像が分からなかったら、自分がどのくらいできているのか分からないのも当然かもしれません。

家事がどのくらいの割合で分担されているのかが分かるアプリを見つけたので、ご紹介します。

アプリでは、提示された家事が奥さんがやっているのか、旦那さんがやっているのか、それとも二人でやっているのかを選択していくだけで、ご夫婦の家事分担割合が分かります。

夫婦で話し合うきっかけにもなりますね。

 

スポンサーリンク

旦那さん、家事できてますか!?

「ちゃんと家事やってよ」

「やってるよ!」

旦那さんがちゃんと家事をしてくれないことが原因でケンカになったということが1度はあるのではないでしょうか。

洗濯をお願いしたら、袖が内側にもぐりこんだまま洗濯し、さらにその状態のまま干してあったりするのよね。

なぜ、旦那さんは家事を上手にできないのでしょうか。

旦那が家事をできないのは、親の影響?

ご両親が共働きであれば、きっと幼少期からお手伝いをたくさんしてきているし、家事ができるのではと期待できそうですが、専業主婦(夫)のもとで育った男性と比べても大きな差はないそうです。

いまこの記事を読んでいるあなたが毎日頑張っているように、共働きのご両親も働きながら必死に家事をしていたのかもしれません。

結婚するまで実家暮らしだった旦那に注意?

結婚するまで実家暮らしで、1人暮らしの経験がないという男性には要注意です。実家暮らしということは、自分が見ていない間に家事を行うことができる人がいる可能性が高いですよね。

自身が仕事などで出かけている間に、どんな家事が行われているかを知らないということです。

私の夫は自動販売機でジュースを買ってきては、飲み終わったペットボトルや缶をボーリングのピンみたいにキッチンのカウンターに並べてくれます。放っておいたら勝手になくなるものと思ってるみたいですね。

1人暮らしを経験した男性であれば、全ての家事を自分でやらなければならず、どんな家事があるのか把握していることが多いです。そのため、積極的に家事を分担してくれる傾向にあるようです。

 

スポンサーリンク

理想の家事割合を叶える!分担の仕方

旦那さんに、もっと家事をしてほしい。理想の分担割合に近づけたい。そう思った方に、分担するときのコツを3つご紹介します。家事の分担を考える際に参考にしていただけたら嬉しいです。

  • 1つの家事を全て任せきる
  • 名前のない家事に名前をつける
  • 家事をマトリクスで分けてみる

1つの家事を全て任せきる

家事が苦手な旦那さんに家事を頼むと、どうしてもいつもと違う点が気になり、直してもらったりしますよね。だけど、こうしたやり直しやアドバイスはダメ出しと感じてしまい、旦那さんはやる気をなくしてしまいます。

そうならないために、ダメ出ししたい気持ちをぐっとこらえて、1つの家事を全て任せてみましょう。

1つの家事でも、流れを思い浮かべると1つの工程で終わらないものです。

筆者が夫に「洗濯もの畳んでおいて」とお願いしたら、畳んだ洗濯物がソファの上に並んでいたんです。

確かに畳んであるけども。そして畳み方も違う。

なぜ畳み方が違うと言いたくなるかというと、引出しに収まる大きさでないからです。

畳み終わった後の引出しにしまうという作業まで担当していれば、しまうことができないと気付くことが出来ます。

そこで畳み直しをすることになると分かれば、最初から引出しに入る大きさを意識して畳むことができるでしょう。

1つの家事といっても細かい工程で成り立っています。そうした工程を全て任せることで、流れや効率を意識した家事をやってもらえるのではないでしょうか。

いっそのこと、日ごとや曜日を決めて家事を交代して、全て任せてしまうという手もあります。

その日の全ての家事をお任せしてしまえば、1日にどれだけの家事をやらなくてはならないのかが分かり、やり方が違うとなぜだめなのかについて考えることもできるでしょう。

ただし完全に全て任せきるためには、旦那さんが一通りの家事のやり方が分かっていることが前提になります。

お米のありかも分からない旦那に、ご飯を炊くことはできませんよね。教えるところからはじめなきゃかな

名前のない家事に名前をつける

「名前のない家事」「見えない家事」という言葉が近年使われるようになりました。

家事というと炊事・洗濯・掃除が大きなものとして捉えられますが、この中に含まれないけれど日常生活に関する家事や、代表的な家事に含まれていても意識されていない家事のことを、「名前のない家事」や「見えない家事」と呼びます。

家事の分担を考える際に問題になってくるのが、この「名前の無い家事」「見えない家事」です。

家事の分担を考える際に、思いつきやすい家事は分担を決めたけれど、思いつきにくい家事は分担を決めていなかったということがあります。

そうなると、その家事は気付いた方がやるということになりかねません。

大抵、気付くのはいつも家事を担当している人です。その結果、家事の分担を決めたはずなのに、結局どちらかに負担がかかってしまうということになります。

そうならないために、家事の分担を考える際には「名前のない家事」「見えない家事」を洗い出し、名前を付けて担当を決めてしまいましょう。

以下に、「名前のない家事」「見えない家事」の具体例をあげます。

名前のない家事・見えない家事
  • 消耗品の詰め替え
  • 排水溝や洗面台まわりの片付け
  • 食料の残量確認
  • 献立の検討
  • 買い物メモの作成
  • 買った物の片付け
  • エコバッグやビニル袋の片付け
  • 調味料の補充
  • 玄関の靴の整理
  • 古い新聞や雑誌の処分
  • 照明の取り換え
  • 回覧板を回す

1つ1つはすぐにできる小さな作業ですが、数が増えてくるとなかなか時間がかかる作業になります。

ご家庭によって家事のやり方は様々です。

夫婦で話し合って、我が家の「名前のない家事」「見えない家事」を洗い出してみましょう。

家事をマトリクスで分けてみる

1つの家事を細かく分けて「名の無い家事」「見えない家事」まで洗い出したら、一覧にして話し合うのもよいですが、家事のマトリクスを作ると分かりやすくなります。

こちらの投稿者は、縦軸に頻度、横軸に夫・妻を設定し、ポストイットに書いた家事を貼り付けています。

お互いがどのくらいの家事を負担しているかが目で見て分かりやすくなりますね。

妻が担当する高頻度な家事、多いっ!

頻度の高い家事の中で、旦那さんがこれならできると思うものがあれば、是非旦那さん側に移動させてしまいましょう。

家事代行を頼む

こちらは分担のコツというより、1つの手段として考えてみてください。

共働きで家事もやるのは、正直限界もありますよね。表面上の簡単なお掃除はできるけれど、実は手が届いていない部分が気になってきたり。

そうなったら、プロにお任せしてしまってもいいんです。いまは家事代行サービスもありますので、是非利用しちゃいましょう。

家事の分担はどうしても夫婦2人で分けなくてもいいんです。

いまの家事分担割合が妻:夫で8:2でどうしても夫に負担してもらうのが難しいのなら、妻:夫:プロの方で4:2:4くらいに分けてみたりしてもよいのではないでしょうか。

こちらの記事で家事代行サービスについて書かれています。どんなサービスをしてくれるのか料金はどのくらいかかるのか、確認してみてください。

 

スポンサーリンク

そもそも家事ってなに?

家事とは

家庭生活を円滑に営んでいくうえに必要な諸作業をいう。料理,裁縫,育児,洗濯,清掃,生活用品の購入,家計の切盛りなどが含まれる。

出典:https://kotobank.jp/

家事とは、簡単に言うと家庭生活に必要な作業全てということです。

この「必要な作業」という言葉が問題です。

人によって何が必要かという基準が異なるため、旦那さんと奥さんでも、家事に対する認識が異なってしまうんです。

「人が来ない限り部屋が散らかっていても気にならないし、洗濯ものは着る服が無くなるまで洗わなくても大丈夫。」

「洗った食器はカゴからそのまま使うから、乾くように干さなくても大丈夫。」

このように考えている人と暮らすことになったら、どうしても先に家事に手を出してしまうとは思いませんか。

家事に対する認識も、家事に取り掛かろうとするタイミングも、個人の間に差があります。

夫婦と言っても結局は他人なので、価値観が違うのは当たり前です。お互いが家事だと思うものを洗い出し、価値観やタイミングについても確認してみましょう。

 

スポンサーリンク

まとめ

旦那さんが家事をしてくれないという悩みは、少しずつ改善されてきているものの、まだ女性側に負担が偏っているというのが実情です。

今回の記事では、妻が担っている家事の割合と、なぜ夫は家事ができないのかについて、それから理想の家事割合を目指すためのコツをご紹介しました。

まとめ
  • フルタイムで働いている女性の半数以上が、8割以上の家事を負担している。
  • 現在の家事割合は、『Yieto』というアプリで確認することができる。
  • 旦那さんが家事をできないのは、ご両親が共働きであったり専業主婦であったりとは関係がなく全ての家事の量を把握できていないから。
  • 理想の家事割合を叶えるコツは、
  1. 1つの家事を任せきる
  2. 名前のない家事・見えない家事を洗い出す
  3. 家事マトリクスを作る

せっかく夫婦になったんだから、家事の分担で不満を抱えたままにせず、日々協力しあって楽しい生活を送りましょう。

 

スポンサーリンク

投稿者プロフィール

maho