皆さんは「ほったらかし家事」をご存じですか。
もう名前から魅力的ですよね。
雑誌やSNSでも時間を有効につかえると話題なんだとか。
2児の母で、家事に育児に日々バタバタしている私も、家事をほったらかしてできたらどんなに楽なんだろうと思わず想像が膨らんでしまいます。
日々の生活の中で家事にとられる時間を少なくできたら、その時間を他の事にも有効活用できちゃいますよね。
今回は「ほったらかし家事」について紹介していきます。
ほったらかし家事とは?
「ほったらかし家事」とはいったいどういうことなのでしょうか。
それは、”限られた時間の中で家事を上手に手放して、毎日を効率よく過ごす方法”のことです。
例えば、掃除はつけ置きや放置するだけの方法や、料理、洗い物は家電に頼るなどできるだけ負担のないやり方を指します。
ここからは場所別にどんな「ほったらかし家事」があるのか紹介していきます。
場所別ほったらかし家事の方法【掃除編】
ここからは場所別に「ほったらかし家事」の方法をご紹介していきます。
「浴室掃除」入浴後の浴槽にまとめてぽいっ!とお掃除
浴室掃除、毎日使うからこそきれいにしておきたいですよね。
簡単すぎる方法に驚きますよ。
【材料】
- 酸素系漂白剤300g
- お風呂の残り湯
入浴後のお風呂の残り湯に洗面器やおもちゃなどのバスグッズをまとめてぽいっ。
酸素系漂白剤を300g投入して、洗浄力が上がる50℃まで追い炊きして温めたら蓋を閉めて翌朝までほったらかしでOK!
排水して、水でしっかり流せばお風呂もバスグッズもピカピカですよ。
これで一気にキレイになったらとっても楽ちんですね。
【どうしても落ちない頑固な汚れには】
カビ→塩素系漂白剤
水カビ→クエン酸
でキッチンペーパーとラップを使ったラップパックがおすすめ。一晩ラップすれば頑固な汚れもすっかり落ちてしまいます。
(※塩素系の漂白剤とクエン酸などの酸性のものは同時に使用しないでください。有毒ガスが発生します。)
「洗濯機掃除」はオキシクリーンでらくらく
洗濯機の汚れって気づきにくいですが、洗濯槽にはカビが発生しやすく、臭いの原因にもなります。
ここで活躍するのが酸素系漂白剤の「オキシクリーン」です。「オキシ漬け」とも言われSNSでも話題になっているお掃除方法です。
左:日本版 右:アメリカ版
【材料】
- オキシクリーン
- 50℃程度のお湯
- ゴミ取りネット
50℃程度のお湯を洗濯槽にため、オキシクリーンを入れます。
(日本版はお湯4Lに対して約28g、アメリカ版はお湯4Lに対して付属の軽量スプーン、2~4メモリの分量で調整する)
洗いコースで洗濯機を5分間回して、6時間ほったらかしにします。
途中経過ですが、めちゃくちゃ恐ろしい…😱😱😱
徐々に出てくる#洗濯槽 #オキシ漬け大変お見苦しくすいません🙏 pic.twitter.com/dpHmNUiYpr
— M🐭 (@challenge365_1) August 26, 2020
浮いてきた汚れをゴミ取りネットで丁寧に取り除いたら排水をして、もう一度洗濯機を回したらおしまいです。
つけ置きだけで洗濯機がきれいになるのもうれしいし、6時間もあったら色々な事ができちゃいますね。
「キッチンシンク」もオキシ漬け
先ほど紹介したオキシクリーンを使った方法ですが、キッチンシンクにも活用できます。
私がそうなのですが、、キッチンシンクの汚れって気になりつつ、見ないふりしてしまうことってありませんか。
そんな、つい面倒になりがちなシンクのお掃除も楽してきれいにしてしまいましょう。
【材料】
- オキシクリーン:計量カップ2杯
- 50℃程度のお湯
キッチンシンクの排水溝の蓋を閉めたら、計量カップ2杯分のオキシクリーンを50℃程度のお湯でしっかりと溶かします。
シンクがお湯でいっぱいになるまで貯めたら、2時間放置するだけ。
臭いや水垢もきれいに落としてくれますよ。また、キッチングッズやスポンジも一緒につけ置きすれば、まとめてきれいにできてしまいます。
【 ほったら家事のススメ 】#ほったら家事 とはその名の通りほっておくだけの家事なのですが、これが楽チンでたまらんのです。
その代表格がオキシ漬け。
シンクも浴槽も漬けるだけでピカピカ。
一緒に小物もつければ同時にピカピカ。色んなとこに使えるのも◎
(2枚目は茶渋が浮き上がってます) pic.twitter.com/b2fWf2NTFp
— YOURMYSTAR STYLE|ユアマイスタースタイル (@_RELIVERS_) September 4, 2019
「キッチンの換気扇掃除」もつけ置きが簡単!
キッチンの換気扇のお掃除もつけ置き掃除が大活躍。
【材料】
- ゴミ袋2枚
- お湯
- 酸素系漂白剤
2重にしたゴミ袋にお湯と約100gの酸素系漂白剤を入れて溶かします。油汚れで汚くなった換気扇を中にいれて口を閉じたら1時間放置するだけ。
換気扇のフィルターは同時に新しいものに交換してしまいましょう。
たったこれだけで油でギトギトの換気扇もすっきりキレイになってしまいますよ。
「トイレのタンクや便器」の汚れも予防
トイレタンクの黒ずみや便器の黄ばみも気になるところ。
【材料】
〈タンク掃除〉
- 重曹約200g
〈便器掃除〉
- お湯1L
- 酸素系漂白剤約100g
寝る前にトイレタンクの中に重曹約200g、便器の中にお湯1L+酸素系漂白剤約100gを溶かしたものを投入して一晩放置するだけ。
翌朝水を流せば、キレイになって汚れ予防もばっちりです。
「電子レンジ」はチンして待つだけ
毎日使う電子レンジ、こびりついた油汚れを綺麗にするのはなかなか大変ですよね。
簡単な方法知りたくなりませんか。
【材料】
- 耐熱皿
- 重曹・水 1:4
- 雑巾
耐熱皿に重曹と水を1:4の割合で入れたらレンジで4分加熱するだけ。
レンジの中では重曹が解けて、約200℃で蒸されている状態なのでそのまま10分放置します。
重曹と蒸気の効果でこびりついた油汚れもはがれやすくなるので、雑巾でキレイに拭き取れば汚れも気持ちいいくらい取れますよ。
また重曹には消臭効果もあるので、臭いが付きやすい電子レンジ掃除には一石二鳥でうれしいですね。
昨日少なくとも4年は掃除されてない職場の電子レンジを重曹を水と溶かしてそれ4分チンして10分放置してから掃除したらそれっぽく綺麗なったって備忘録 pic.twitter.com/ecrdOOuvej
— OKD (@carp0119) November 2, 2019
料理の手間は便利家電でほったらかし家事【家電編】
「ほったらかし家事」は掃除だけではありません。日々の生活のなかで無駄をなくして時間を有効活用しましょう。
「電気圧力鍋」で簡単お任せ
料理をする時、工程も多いし洗い物も増えて大変なんてことありませんか。
そんなときは便利グッズを活用してしまいましょう。
料理のほったらかし家事には”電気圧力鍋”がおすすめです。
材料を入れたら蓋を閉め、ボタンを押したらあとは待つだけで調理完了。
電気圧力鍋で黒豆を作ると、とても簡単にできます。スイッチ入れたらほったらかし。手作りの黒豆は格別おいしいです🥰#クッキングプロ#圧力鍋#黒豆#電気圧力鍋 pic.twitter.com/JuOPzRSH4P
— 主婦腕(圧力鍋/電気圧力鍋レシピ研究) (@mottainai2019) December 28, 2020
火加減の調整もボタン一つでお任せ。ボタン押すだけで調理ができてしまうのはうれしいですよね。
料理が出来上がるまでの時間を活用して、できなかったこともやってしまいましょう。
「オーブンレンジ」で調理の手間や洗い物を削減
調理に手間をかけずに洗い物も削減するには”オーブンレンジ”が頼もしい味方になってくれます。
オーブンレンジといえばただ温めるだけのイメージがありましたが、今のオーブンレンジは機能がたくさん。モデルによって、煮る、焼く、蒸す、揚げるなど幅広く対応しています。
下ごしらえのみしてしまえば、あとはオーブンレンジにお任せで本格料理が楽しめますよ。
ほったらかし、お任せ調理最高ですね。
頼れるものは頼ってしまいましょう。
面倒な洗い物には「食器洗い乾燥機」が大活躍
”調理が終わって、はい終了”ではないのが料理ですよね。溜まった洗い物を見てため息が出るなんてことありませんか。
そんな時に頼りになるのが食器洗い乾燥機です。食器を軽くすすいでセットしてしまえばあとは、洗いから乾燥まで一気にお任せ。温水に対応したものなら油汚れもらくらくですよ。
工事不要の卓上タイプなら手軽に導入できます。
更に、食器洗い乾燥機は手洗いよりも節水できることも魅力ですね。
※使用中の食器が食器洗い乾燥機に対応しているものであるか事前に確認しておきましょう。
時短家電を導入する時の確認点
「家事を楽にしたい」と家電を導入しようと思った時に確認しておきたいポイントをご紹介します。
確認ポイント1.家電の設置場所や収納場所を確認しておく
縦・横・奥行をはかる事を忘れずに。家電によっては蓋を開けた時のサイズまで考慮しておきましょう。使用頻度の高いものは取りやすいところに置けるよう、設置場所を確保しておくといいですよ。
確認ポイント2.コンセントの位置を確認しておく
コンセントの位置もあらかじめ確認しておきましょう。必要な設備が整っていない場合は工事が必要になる可能性があります。
確認ポイント3.優先順位を決める
家電を導入する場合は、最も手のかかる家事を優先的に代替するのがいいですよ。苦手な家事や億劫にかんじる家事にも積極的に活用してみるのもおすすめです。
確認すべき点をしっかりチェックして上手に取り入れましょう。
まとめ
今回は「ほったらかし家事」について紹介してきました。
【ほったらかし家事】
”限られた時間の中で家事を上手に手放して、毎日を効率よく過ごす方法”
- 掃除はつけ置きや放置で時短に
- 料理や洗い物は家電を上手に活用する
- 家電を導入する際は確認ポイントをチェックしておこう
調べていく中で、”ほったらかし家事”はただ手抜きをする、楽をするという意味ではなく、時間を上手に有効活用するための手段であるというということがわかりました。
方法もとっても簡単で無理なく日々の生活に取り入れることができます。
筆者である私も早速、実践したいなと思いました。
上手に”ほったらかし家事”を活用しながら、毎日の家事に使っている時間を有効活用していくのもいいかもしれません。
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