七夕にちらし寿司を食べるのはなぜ??実は特別な意味と風習が!?

もうすぐ七夕ですね。七夕といえばご飯にちらし寿司を食べるご家庭が多いですよね。我が家でも今年もちらし寿司かな…。

ちらし寿司って具材を用意して酢飯も混ぜて…いつもよりも手間が多くて正直面倒ですよね。そもそもなんで七夕にはちらし寿司を食べることになったんでしょうか。何か深い理由や伝統があるのでしょうか。また、地域によってはそうめんを食べたりもしますよね。七夕とちらし寿司とそうめん、一体どんなつながりがあるのでしょうか。気になる謎を紐解いていきましょう。

小さい頃に天の川の星を捕まえようと、
長い棒を空に向かって振り回していた
haramiが紹介していくよ

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なぜ七夕にちらし寿司を食べるの?

七夕の日になるとお祝いのために出てくるちらし寿司。一体どんな意味が込められているのか、気になりますよね。七夕の日にちらし寿司を食べる意味、それは…

七夕をお祝いするからです

…実はそれだけなのです。詳しくいうと、七夕の日にちらし寿司を食べることに、特に由来はないのです。え?意味は特にないの?と驚く方も多いはず。じゃあ何のために大変な仕込みをしていたのだ!と怒り心頭になる気持ちもわかります。

しかし、七夕の日にちらし寿司を食べる意味はなくても、お祝いの日にちらし寿司を食べる意味が実はあったのです。

何でお祝いの日にはちらし寿司??

日本では昔からお祝いをするときにはお寿司を食べる風習がありました。それぞれの地域の特産物を使う事が多く、魚が多くとれる地域ではお魚づくしのお寿司でした。

逆に野菜や山菜がたくさん採れる山間部の地域では、山菜を入れたお寿司が食べられていたのです。

そういった風習から七夕というお祝いごとの席でもちらし寿司が食べられていたのですね。確かにちらし寿司ってお祝いごとの席で食べる印象から、演技の良い食べ物というイメージがありますね。

にしても、七夕にちらし寿司を食べる意味はないんですねぇ…。

まぁ、美味しいからいっか

 

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そうめんには深い意味がある?

ちらし寿司には特に意味はありませんでした。しかし、そうめんを食べるのは全国区ではありません。食べるところ・食べないところと地域差があります。きっとその地域にまつわるような理由があるはず。

お祝いの席でそうめんを食べるってイメージはないなぁ
地域にまつわる理由に期待ができるね
まさかこっちも特に意味はないってオチは…ないよね?

そうめんにはちゃんと理由があった?

何と、七夕にそうめんを食べるという風習は昔からあったそうです。この風習はもともと中国にあったものです。

中国の帝の子供が7月7日に鬼になって流行病を起こさせました。その鬼を鎮めるために子供の時に好きだった索餅(さくべい)という小麦粉のお菓子をお供えしたそうです。すると、流行病も治り鬼も鎮まった…というところから1年間の無病息災を願うために索餅を食べるようになりました。それが日本にも伝わり、時代の変化とともに索餅がそうめんに変化したそうです。そこから七夕の日にそうめんを食べるようになったのです。

え!?地域にまつわる言い伝えとかじゃなくて、
ちゃんと七夕にまつわるエピソードがあったの??!

まさかの、そうめんにはしっかりした理由がありました。ゆがくだけでお手軽ですし、今年はそうめんでもいいかも…。

 

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ちらし寿司の具材には意味が!

七夕の日に食べる意味はなくとも、お祝いするための食べ物・ちらし寿司。実はその具材にはそれぞれ意味が含まれているのです。何気なく食べてはいませんか?ちらし寿司が縁起のいい食べ物なのは、縁起のいい具材が入っているからなのです。何気なく食べたそのレンコンにも深〜い意味があるのです。

ここでは代表的なちらし寿司の具材と意味をまとめてみました。あなたの家のちらし寿司には、この具材入ってますか?

ちらし寿司の具の意味
・レンコン 穴が開いていて先を見通せることから、「将来が見通せるように」
・海老 熱が通ると縁起がいい赤色に!&「海老のように腰が曲がるほどまで長生きできますように」
・豆 「健康でまめに働けますように」
・錦糸卵 「財宝がたまりますように」
・にんじん 「根をはるように」

お正月に食べるおせちを彷彿させますね。縁起のいい、めでたいものばかり。さらに色使いも、三つ葉の緑や、にんじんのオレンジ・錦糸卵の黄色に海老の赤…とってもカラフルですよね。そんなカラフルな色使いも、縁起物にはぴったりということで食べられるようになりました。

最近は一口サイズのてまり寿司なんて可愛いお寿司もありますよね。今年は少しアレンジして、食べやすい一口サイズに挑戦してもいいかも。

 

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まとめ

何と、七夕の日にちらし寿司を食べる意味はありませんでした。しかしちらし寿司は日本で昔からめでたい日に食べるという縁起物だったのですね。どちらかというとそうめんの方が、七夕にちなんだ食べ物でした。意外ですね。

しかし、ちらし寿司の具にはまるでお正月のおせちのような、いろんな意味がひとつひとつの具材に込められています。

今年の七夕はお昼はそうめん、夜はちらし寿司という七夕エンジョイメニューで楽しんじゃいましょう。

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