最近は本当に共働きの家庭が多くなりました。私もその一人です。
その働き方は様々で、二人ともフルタイム勤務の人や、どちらかが扶養範囲内で働いている人もいます。
どちらにしても、家事や掃除は女性がやっているご家庭が多いのではないでしょうか。
もちろん、私の家庭も家事や掃除は主に私の仕事です。お互い働いているのに、ちょっと不公平かなと思っていました。
そこで、どのようにこの不公平感をなくせばいいのか調べてみました。
共働きの家事分担は?二人暮らしと子育て中で違うの?
共働きのご家庭は、どのように家事を分担しているのでしょうか。
どちらかだけが負担になっていたりキャパオーバーしてしまい、やらなければならいことが出来ない状態になっていないでしょうか。
また、お子さんがいるかどうかで環境が大きく変わってきます。
二人暮らしの共働きの家庭と、子育て中の共働きの家庭ではどのような違いがあるのでしょうか。
二人暮らしの共働き
共働きの場合どちらか手が空いている方が家事をすればいいと思いますが、現実は違います。
こちらのツイッターをみてください。
男性は #家事 をせず、女性は #睡眠 時間を削っていることがわかる分析。#共働き なら、睡眠不足のまま働かねばならない。生産性にも影響する。家事分担の不均衡は、仕事で使える時間の量だけでなく、質にも悪影響を及ぼす。昇進や昇給が縁遠くなる #マミートラック を助長する。 https://t.co/oNInHO78GS
— 高橋 健次郎 (@takahashi__k) November 19, 2018
女性が睡眠時間を削って家事をしている状態が多いという結果が出ています。
これでは仕事にも差し支えますし、今後お子さんのことを考えると、こんな状態ではいつか精神的にも肉体的にも参ってしまいます。
お子さんがいない状態でこれでは、お子さんがいる共働きの家庭はどうなっているのでしょうか。
子育てしながら共働き
お子さんのいるご家庭では、どのように分担しているのでしょうか。
お母さんの一日の流れはこちらです。
朝
5:00 起床、前日の洗濯物を畳む、水回りの掃除
5:40 自由時間
6:00 朝食、お弁当、夕食の下ごしらえ
6:50 子どもたちを起こす
7:00 朝食
7:30 食洗機をセットする 掃除機がけ
8:00 保育園に送り→通勤
9:00 出勤夜
18:00 退勤→帰路
18:30 子どものお迎え
19:00 夕食の準備
19:30 夕食、食洗機をセットする
20:00 入浴・洗濯機を回す
21:00 洗濯物を干す 保育園の準備 絵本の読み聞かせ
21:30 子どもといっしょに就寝
この方は、忙しいながらも掃除をする時間をちゃんと確保しています。凄いです。
日本の社会では、今でも、男性が家事や育児に参加できるような勤務体系ではない場合が多いです。
この方のように、女性が仕事をしながら家事や子育てをしている場合が大半ではないでしょうか。
このように、どちらの共働き家庭も家事の分担は女性に寄っていることがわかります。
共働き家庭に対して行ったアンケートがあります。
女性から見た夫婦の家庭での役割分担について理想と現実に大きなギャップ。「共働きで家事育児を夫と平等に分担」が理想。しかしアンケート結果によると現実は
「主に妻である自分」 58%
「分担するが自分が多い」28%
「平等に分担」 9%
子供がいるとさらに妻へ負担が。#家事分担 #共働き夫婦— 松井公認会計士事務所 (@matsuicpa) June 25, 2021
家事や掃除を平等に分担している家庭は、9%しかいません。
大変さというのは人によって違いますが、やはり、子育てしながら共働きの方が大変に見えます。
自分たちのことの他に、子供達のこともやらなければならないからです。
先程のアンケートでも、「子供がいるとさらに妻へ負担が」という一言が女性への家事や育児への負担を物語っている気がします。
では、この負担を軽くするためにはどうしたらいいのでしょうか。
掃除の頻度や休日ためこまないためのスケジュールを決めよう!
週5で働いていると、どうしてもお休みの日に家事や掃除をためこみがちになります。
しかも、そのほとんどをどちらかだけがやっていたとしたら、ドンドンたまっていってしまいます。
家事だけで休日が終わってしまうなんて、とても悲しいです。そうならないためにはどうすればいいのか調べてみました。
また、お子さんがいるご家庭はこのツイッターを読んだら、休日は家事や掃除などに使わず、お子さんと過ごしたくなると思います。
「子供と過ごせる時間は3時間」
仕事をしながら子供と過ごす時間は1日3時間と言われています。中学卒業までで換算すると2年以下の日数。あっという間です。過ごせる1日を大切に。#子育て #時間 #育児 #パパ #ママ #共働き夫婦 #仕事 #ワークライフバランス #過ごし方 #子供 #生活 #いいね pic.twitter.com/4E8W7hlA5p— torch/ライフスタイリスト (@torch_style) June 1, 2020
毎日発生する家事は、気が付いた時にやるでは色々なところに目がいってしまい、永遠に終わらない状態になってしまいます。
そうならないために、スケジュールを作りましょう。
まずは、スケジュールを作るためのポイントを押さえましょう。大事なポイントは家事を見える化することです。
- どこを掃除するのか把握する
- 掃除する場所を書き出してみる
- どこをどのくらい掃除する必要があるのか、掃除の頻度を決める
- 曜日ごとに何をするのか決める
- 家族みんなが見えるところに貼りだす
このポイントを押さえてつつ、掃除の頻度を上手に決めている方がいました。こちらの動画も参考にしてみてください。
100均の道具でお手軽に、家事の見える化に成功されています。そして、「毎日やらなくてもいい」という言葉がいいですね。
毎日掃除しないといけないと思ってしまうと、それがストレスになってしまいます。
次に、スケジュールが出来たら一週間実践してみましょう。
本当にスケジュール通りに出来るのか、無理している所はないかスケジュールを見直してみることも大切です。
家事を見える化して何をしなければいけないのかわかったら、家事を楽チンに出来ないか考えてみましょう。
共働きの家事&掃除を楽チンにするために
休日に家事や育児をためこまないために、掃除の頻度やスケジュールを決めるといいと提案しました。
しかし、まだ不公平感がぬぐえません。どちらかだけが休日にソファーに横になっている状態ではよくありません。
家族で協力して、楽して家事&掃除を終わらせる方法をご紹介します。
是非、実践してみてください。
お互いに歩み寄る:話し合いをしよう!
やはり、一番大切なのは「話し合い」だと思います。
お互いに思っていることを言葉にしないと、いつか何も言えなくなってしまいます。
今はSNSが発達しているので、そこで愚痴をこぼしている人が多いですが、本来であればそれは目の前にいる相手に向けて言うべきことではないでしょうか。
お互い対して愚痴が溜まっていますし、どちらかが悲しい思いをしています。お互いに聞く耳があれば、そんなすれ違いは生じないはずです。
早い段階に、家事、掃除、子育てに関しては役割分担を決めておきましょう。
そして、どちらかが対応できなくなっても、もう一人が対応できるようになっておきましょう。
見えない家事を見える化しておくとわかりやすくて良いと思います。もしかしたら、あなたの家族は何をしないといけないのかわかっていないだけかもしれません。
先程紹介した家事や掃除のスケジュールを、是非家族みんなが見える所に貼りだしましょう。
そうすれば、今日は何をする日で、何が終わっていないのか一目でわかります。みんなで協力できる体制を作りましょう。
話し合いを成功され、家事の見える化に成功したご家族がいます。
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折角縁あって家族になったのですから、力を合わせて幸せになりましょう。
素晴らしい機能が付いた家電に頼る
家事、掃除の中で特に面倒なのが、掃除機掛け、洗濯、食器洗い、食事の支度ではないでしょうか。
毎日やらなければならないことなので、「今日はやりたくない!」と放置してしまうと、明日の自分が頑張らなければなりません。
そこで、勝手にやってくれる素晴らしい機能が付いた家電があるのでご紹介します。
お掃除ロボ
こちらは2021年6月に発売されたお掃除ロボです。
掃除機の機能に加えて、拭き掃除がプラスされました。更に、消臭もしてくれます。
どこを掃除したかは、アプリで確認することも出来ます。
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衣類乾燥機付き洗濯機
洗濯物は、干すのが一番大変です。
この悩みを解決してくれるのが、こちらの乾燥機能の付いた洗濯機です。
洗濯物を入れてスイッチを押せば、あとは畳むだけの状態になります。
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食洗器
食洗器は、最初から埋め込んであるタイプと、後付けするタイプがあります。
食洗器を使うと、洗う手間や拭く手間がなくなります。
更に、手洗いではキレイに出来なかった部分の洗浄も出来、なんと節水にもなります。
共働きでなくても、是非購入したい一品です。
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電気圧力鍋
料理の手間を減らしたいなら、電気圧力鍋をおススメします。
仕事から帰ってきてから、食事を作るのはとても大変です。
コンロに火を付けたままお風呂に入ったり、子供のお世話をしたりは出来ませんが、電気圧力鍋なら材料を入れてスイッチを押すだけです。
その間、目を離しても大丈夫なので他のことが出来ます。
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家事&掃除のプロに頼もう
先程紹介した家電をそろえても、家事が出来ない日は出来ませんし、家事をやりたくない日はやりたくないんです。
そんな日は、プロにお願いしましょう。毎日頑張っているご褒美に、プロの方にお願いする日を決めておくのもいいですね。
一番有名どころでいうと、ダスキンさんではないでしょか。
ダスキンさんと聞くと「お掃除のみかな?」と思うかもしれませんが、食事も作ってくれますしペットのお世話もしてくれます。
色々な家事をしてもらえるなんて、本当にありがたいですね。
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ダスキンさんの他に、もっと身近に家事のプロがいます。それは、ご両親です。
もし家事や子育てを手伝ってもらえるのであれば、是非頼りましょう。
家事や掃除へのお願いもしやすいと思いますし、知人や家族以外を家に入れるのが苦手な人はご両親に頼むのが一番です。
子育てもしたことがあるので、子供のお世話もお願いできます。
こんな方もいます。
夫は家を朝早くに出て残業も多いため、早番遅番がある保育園勤務の中山彩子さんが仕事を続けるには、両親の助けが必要でした。
〔中略〕
母には、保育園の送り迎えの両方を担当してもらっています。仕事のある日は夕食の支度はすべて母にお願いし、帰宅するとすぐ食事ができているので、本当に助かっています。そして、子どもたちは彩子さんの両親になついているので、土日は両親の家で過ごし、実家のご近所のお友だちともよく遊んでいるそうです。
一人きりで頑張りすぎて体調を崩してしまう前に、頼れる人には頼りましょう。
まとめ
- 共働きの家庭の家事分担は、二人暮らしの共働きも子育てしながらの共働きも、未だに女性への負担が大きい傾向にある
- 休日を楽しく過ごすために家事や掃除の頻度を決め、スケジュールを作っておこう
- 共働き家族の家事や掃除を楽チンにするために、夫婦で話し合いをし家事を見える化しておこう
- 家事や掃除の負担を軽くするために、家電やプロなど頼れるものには積極的に頼ろう
今後、共働き家族はどんどん増えていくと思います。
お互い働きながら、家事や掃除などをこなすのは本当に大変だと思います。
その大変さをどちらかだけが担うのではなく家族で協力して解決していけば、みんなで楽しく過ごす時間を増やすことが出来ます。
是非、家事の見える化をして楽しい休日を過ごしてください。
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