エアコンが臭い原因は?!設定温度を16℃にするだけで解決!?

夏の暑い日、エアコンを使わないと室内でも熱中症や脱水症状になり、命の危険もあるこの時期。

暑くなってきたからエアコンを使って部屋を涼しくしようとスイッチをピッと入れると「・・ん?なんか臭い!!?」

ぞうきんのような、何とも言えない酸っぱい匂いと共にやってくるモワっとした生ぬるい風に驚きませんでしたか。

「これって何のにおい?!今すぐなんとかしたい!」そう思ったあなた。気のせいではすまないですよね。

この記事ではにおいの原因解明と簡単に出来る対策を紹介していきます。

 

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エアコンが臭う原因は?

そもそも「やっぱりエアコンの匂いの原因なんてカビとかフィルターの汚れでしょ?」となんとなくお気づきですよね。

ズバリ正解です。

あの「ぞうきんのような匂い」や「カビ臭い匂い」はカビが原因で発生する匂いなのです。

エアコンは、風を送り出したり吸い込んだりしてお部屋の空気を循環させているので、エアコンをつけるとお部屋に浮遊するニオイの原因となっている物質も、空気と一緒に吸い込んで内部に付着させてしまいます。

その付着した汚れがカビを繁殖させ、あのイヤ~なにおいを発生しているのです。 

 

その他に、生活臭によるものもあります。

食べ物の匂いや汗、タバコ、ペットの匂いなども嫌な匂いの原因になっています。

また、意外かもしれませんがヘアスプレーや香水などの香料が原因になったりもします。

特にタバコは厄介で、タバコの煙に含まれるヤニは、 フィルターや前面パネルなどのプラスチック部分に染み込んでタバコ臭さを取れにくくさせて います。

また、タバコのヤニはエアコン内部にある筒状の部品である『ファン』と呼ばれる部分や、フィルターの奥にある金属部分の『フィン』と呼ばれる部品にもベッタリと付着してホコリや汚れを溜まりやすくしています。

出典:http://www.ecosolution.co.jp

エアコンの臭いニオイは生活臭が付着したものと、カビが原因ということが分かりましたね。

この臭いニオイ、我慢しても良いことはありませんよね。自分も不快な気持ちになるだけではなく、放置したままだとエアコン自体も傷める原因になります。

 

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今すぐ出来る解決策!設定温度を16度にするだけ

「じゃあ脚立持ってきて掃除道具用意して・・となると、あーめんどくさい。なんとかもうちょっと簡単にニオイ取れないかな~?」

と少しだけ期待してますよね。そんなあなたに準備もなく簡単に解決できそうな方法があります。

それは、窓を開けてエアコンの設定温度を冷房の16度1時間運転をする。

「そんなに簡単なことで?」と信じられないと思いますが、これには理由があります。

ではなぜそれだけでニオイが解消されるかと言うと、窓を開けっぱなしの状態で最低温度の冷房を使うと、真夏の外は暑く冷房で冷やしている部屋の中は寒い、この温度差が大きいままエアコンを運転することになり、普段以上に結露水が発生するのです。

結露というのは気温差が大きいことで生じる現象なので、この大量に発生した結露水が熱交換器に入り込んだほこりと一緒に、においの元を洗い流し、エアコンのホースから外へ排出されます。 そのため、通常では掃除ができない熱交換器に溜まったにおいが軽減されるのです。

なるほど!自然現象を利用してエアコンの中を水で流している状態にするのね。

どのエアコンでも解消できるわけではないのですが、試してみる価値はあるかもしれません。

実際にこの方法で試して改善された方もいるようです。

 

 

このように、解消された方もいるようですが、注意点もあります。

  • 元から熱交換器を洗浄する機能が付いているエアコンの場合は効果が実感しにくい。
  • 冷房を全力で使うので、1時間だけで数百円程度の電気代がかかることもある。
  • 結露水がほこりや汚れを含んでいるため、水を排出する為のホースを詰まらせる可能性がある。

           

          とにかく、掃除をするのも億劫だし自分は寒さに耐えられる。電気代が多少かかっても良いし、ホースがどうかなっても自己責任と覚悟の上。掃除しないで改善されそうなら試してみたい。

          と思った方はこの方法をお試しください。

           

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          掃除をしてより綺麗にしておこう

          そうは言ってもやはりカビ臭さは掃除をすることで綺麗になります。専門業者に頼んで掃除をしてもらうか自分で掃除をする。このどちらかが選択肢になるでしょう。

          専門業者に依頼

          「やっぱり自分で掃除はしたくない・・」という方は専門業者に依頼してみましょう。

          3社紹介しています。

           

          お掃除本舗・・・約2時間で12,100円~20,900円/台

          こちらは口コミの評価も良く、各都道府県に必ず店舗があるのでどこに住んでいる方でもご依頼可能です。

          また、2021年7月1日~8月31日の申込限定で、2台同時にエアコンクリーニングすると3,300円OFFになるキャンペーンを行っています。家にエアコンが2台以上あり、2台以上で業者に依頼を考えている方にはおすすめです。

           

          ユアマイスター・・・約1~2時間で8,000~17,000円/台

          こちらはお住いの地域のプロの業者を探せる、今流行のマッチングサイトです。料金が安く、予約が取りやすいのが特徴です。

          依頼したい掃除箇所と希望日を選ぶだけでプロの業者が選べるので3分で業者の予約が完了します。

           

          ダスキン・・・約1~3時間で14,300円~27,610円/台

          圧倒的な知名度で安心して依頼ができる。厳しいテストに合格したプロが掃除をしてくれる安心感があります。

          全体的なサービスの質も高いため料金も高い印象です。

          こちらも2台以上で5,500安くなるキャンペーンを行っています。(2021年8月1日現在)

           

          ぜひお住いの場所から業者の特徴や料金を比較し、自分に合った業者を見つけて下さい。

          自分でエアコン掃除

          自分で掃除をする場合は内部まで綺麗にするのは難しいですが、見える範囲だけでも綺麗にしていきましょう。

          自分で掃除ができるのはフィルター・ルーバー・カバー(全面パネル)の3か所です。

          用意するもの
          • 脚立
          • 新聞紙
          • ゴム手袋
          • タオルやぞうきん
          • 掃除機
          • 中性洗剤
          • 使わなくなった歯ブラシ

           

            用意したら早速掃除に取り掛かります。

             

            ◇事 前 準 備◇

            1.まずは足元に新聞を引くなどして、床にほこりや汚れが落ちても良い状態にしておきます。

            思っているよりたくさんのほこりが落ちてくるので敷いておいた方が後で楽です。

            2.脚立を置く場所ですが、前ならえをして腕を伸ばし、エアコンが付いてる壁にちょうど指先が触れるくらいの距離に置くと作業しやすい場所に設置できます。

            大体の場所で置くと微妙に作業する場所に合わず何度も調整をした経験があると思います。ぜひこの置き方を参考にしてみて下さい。

            3.エアコンのスイッチを切り、コンセントも抜いておきます。

            感電や漏電の原因になります。必ずコンセントまで抜いて安心・安全に掃除ができる状態にしておきましょう。

             

            ◇掃  除◇

            1.ぞうきんを使ってエアコンの表面を吹き上げます。特に上部はほこりがたくさん乗っていると思います。丁寧に拭いてあげましょう。

            2.ルーバーを丁寧に外しましょう。引っかかりを取りながら外しますが、上手く外れない場合は無理しないように。

            出典:https://jp.sharp/support

            3.中に進みます。カバーをゆっくり開けましょう。種類によって開け方は様々ですので分からない方は説明書を見ながら行いましょう。4.フィルターの掃除に取り掛かります。ゆっくりフィルターを外し、新聞紙などの上に置きます。この状態で掃除機のノズルを細い物に変え、ほこりを吸い取ります。

            ポイント:おもて面から掃除機をかけるとほこりが取りやすいです。

            この後水洗いをした方が汚れは落ちますが、めんどくさい方、時間がない方は掃除機でほこりを落とす程度で終了でも良いでしょう。この次の作業は乾燥の時間が必要になってきます

            4.歯ブラシやブラシを使ってフィルターとルーバーを水洗いします。水だけでも綺麗になりますが、中性洗剤を薄めたものを使用するとより綺麗になります。洗剤を使った場合はしっかりとすすぎも行いましょう。

            5.綺麗になったら布で水気を拭き取り、さらに陰干しするなどしてしっかり乾かします

            ポイント:しっかり乾燥させておかないと、水分に反応してカビができる原因になります。

            6.乾燥が完了したらフィルターとルーバーを取り付け、元に戻します。

            7.30分ほど送風運転を行い、完全に乾かします。

            最後の送風運転は忘れがちですね!「終わった~♪」とすぐにスイッチを入れたい気持ちをこらえ、30分は送風運転をしてくださいm(__)m

            お疲れ様でした。以上で掃除は完了です。やってしまえば掃除に取り掛かれるのですが、なかなかやる気になるのが難しいですよね。

            そんな時は、今回掃除した日をメモしておくと次回の掃除時期も把握でき、スケジュールが組みやすいでしょう。

            ご自身の気分や体調に合わせて掃除に取り組めるよう、掃除時期を見送らない工夫をしてみましょう。

            エアコン掃除はどれくらいの頻度でやるべき?

            掃除の頻度ですが、目安としてはフィルターは月に1回、全体的なお手入れは、お掃除機能付きのエアコンの場合は2年に1回、無しの場合は1年に1回掃除をするようにするとニオイやカビに悩まされることはないでしょう。

            そしてエアコン清掃は「シーズン前」がベストです。春先に試運転してクリーンな風が送られてくるかチェックしたり、カバーを外して汚れの確認をしたりしましょう。 

            また、地域によって使用する時期が異なりますが、業者のエアコン清掃は6月~8月が繁忙期です。

            その前に依頼をするとスムーズに予約が取れるので、あなたの予定に合った依頼が実現します。

             

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            3つの心がけで臭いにおいを軽減できる!

            今後の臭いニオイ防止のために、以下の3つの事を心がけると臭いニオイの改善につながります。

            1.エアコンを送風運転にする

            2.最初の15分間窓を開ける

            3.使用しない時期も送風運転をこまめに行う

             

            以上の3つを常に意識することで今後発生する臭い匂いを軽減できます。

             

            1.エアコン使用後に送風運転をすることで、エアコン内部に発生する結露を防ぐことが出来ます。

            結露を防ぐのがなぜニオイ対策に有効かというと、エアコン運転時に吸い込んだ汚れやニオイが機械に付着し、その後結露として水分になります。この汚れた水分を栄養源とし、カビが発生してしまうのです。

            内部を乾燥させることで結露発生を防ぎ、カビの繁殖を防ぎます。1時間程度で良いので送風運転を行いましょう。

             

            2.エアコンを冷房運転させる前に室内の空気を綺麗にしましょう。

            室内の空気が汚れていると、その汚れた空気をエアコンが吸ってしまいます。内部に吸い込まれた空気が汚れを蓄積させてしまうので

            15分間は部屋の換気を行い、室内の空気をある程度キレイな状態にしておきましょう。

            暑い時期って早く涼しくしたいので部屋に入ると一番にエアコンのスイッチをいれてしまいがちです・・
            今まで暑さに耐えられたのだからあと15分、換気をする余裕を持ちたいと思います!

             

            3.使用していない時期も送風運転を行いましょう。エアコンを使用しなくても部屋の中の汚れや空気はエアコン内にたまります。

            月に2回ほど送風運転をしてエアコン内部を乾燥させ、カビや雑菌の繁殖防止を行いましょう。

             

            送風運転なんて使ったことがなかったな・・とても大事な機能だとわかったので早速使っていこう!

             

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            まとめ

            エアコンのカビ臭いニオイの原因と解決方法、日頃の対策をまとめます。

            まとめ
            • エアコンが臭う原因は、部屋に浮遊するニオイの物質を取り込んで雑菌を繁殖させエアコン内部に出来たカビ
            • 注意点もあるが、すぐに出来るニオイ解消方法は、窓を開けてエアコンの設定温度を冷房の16度1時間運転をすること
            • 安全で確実にニオイを取るには、業者に依頼するか、自分で掃除をする方法
            • エアコンを綺麗にたもつためには定期的なメンテナンスが必要
            • 今後もニオイに悩まされないように3つの方法を実践すると良い(使用後の送風運転・使用前15分間窓開け・使用してない時期も定期的に送風運転)

              臭いニオイを発生させないためには、カビに気を付けることが第一優先です。

              そのためにも部屋の空気を綺麗にしておくこと、エアコンの内部を乾燥させカビの繁殖を防ぐことが大事です。

              送風運転なんてあまりしたことがないと思いますが、とても大事な機能だということが分かりました。

              私もこれからはこまめにエアコンの内部乾燥をしてエアコンを大事に使っていこうと思います。

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              投稿者プロフィール

              Taniguchi
              Taniguchi
              コスパが良い商品に目がない、ズボラ主婦です。
              3人の子どもを育てつつ、記事作成しています。