カメラレンズを簡単掃除!!カビを予防する保管のコツは○○!?

小さい頃見たカメラに憧れて、同じように買った一眼レフカメラ。

最近は高性能なスマホも増えて、手軽さに負け押し入れの隅にコッソリと片付けてしまっていませんか。

確かに、一眼レフカメラもよりもスマホの方が軽くて気軽に撮れるので人気はあります。

私もあなた同様にCanonのカメラを持っていますが、一眼レフカメラだからこそ表現できる写真があるのではないでしょうか。

この機会にもう一度、押し入れにしまったカメラを出して撮影に挑みたくなってきました。

しかし、長年押し入れに入っているとレンズにカビが生えている可能性があります。

今回は、そんな一眼レフカメラのカビを取って、カメラ生活に再起する方法を記事にさせて頂きます。

 

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カメラレンズのカビを撃退!!掃除方法は意外と簡単!?

カビと言っても保管した場所の環境や、経過した時間によって状態はそれぞれ変わってきます。

同じ押し入れで保管していても、湿気の多い地域であればひどくなりやすいですよね。

また適度に風を通せる場所への保管であれば、ある程度の年月が経過していても軽度なカビで済んでいる場合も。

他にもレンズ掃除の経験があるかどうかでもやり方は変わってくるかと思います。

なので今回は度合いや慣れによって変わる3つのケースに分けてご紹介です。

基本的に掃除用の道具は下記の4つがあれば最低限問題ありません

用意する道具
  • ドライバー
  • マイクロファイバークロス(柔らかい布)
  • 無水エタノール
  • ブラシ

これらはカメラを購入したときに揃えているものが大半だと思うので、すぐに用意できるのではないでしょうか。

代用品として、マイクロファイバークロスであればメガネクロス、無水エタノールがなければ消毒用エタノールといったものも挙げられます。

代用品を使う時はあくまで自己責任という部分も増えてしまいますが、掃除をすることは可能ですので、自分の技量などと合わせて考慮下さいね。

 

軽微なカビによる場合

若干レンズにカビが生えてきた位の、まだまだ小さいものの場合は簡単に撃退できる可能性があります。

レンズの種類によっても若干異なりますが、基本的には軽微なカビであれば拭き取るだけで綺麗にすることが可能です。

あくまで「軽微」な状態であるということは、表面にある程度がほとんど。

そのため分解や道具の使用を正しく行えば、数分~数十分で綺麗にすることができるでしょう。

とはいえレンズの種類によっては分解方法、使える道具などが一部変わってくる可能性もあるので、必ず調べてから行うことを推奨します。

動画だと外し方もわかりやすいですね。でもリングを外すのに苦戦しそう。
レンズを壊すと元も子もないので、無理だと思ったら諦めて業者に頼むか、今のままで問題なければそれで良いね。

 

重度なカビの場合

角度を変えて確認するまでもなく、明らかにカビが生えているという場合、それはもう「重度」なカビが生えていると考えたほうが良いかも知れません。

その場合、可能であれば一度、軽微なカビで対応した方法を実践してみて下さい。

一度で落とすことは難しいかも知れませんが、回数を重ねる事で撃退出来る可能性もあります。

但し、中々落ちないからといって力をいれすぎるのはダメです。

レンズは繊細でありキズが付きやすい為、道具を切らしている場合や繊細な力加減に自身がない、という方はあまり自分で掃除するのはおすすめできません。

よくよくやり方を確認し、道具をしっかり用意してから丁寧な掃除を心がけましょう。

 

自分では手に負えないカビ汚れの場合

掃除の方法での難関は、分解と拭く時の力加減ではないでしょうか。

マイクロファイバーなどの柔らかい布と、(できれば)無水エタノールを使用しての清掃は、カメラもしくはカメラ清掃の初心者にとっては少し、ハードルが高いかも知れません。

それでも自力でできるようになりたいという方は、程度によって挑戦するかどうかも変わってくるとは思います。

ですがそれでもどうにもならない場合というのは存在しますよね。

例えばあまりにも長い間放置、もしくは湿気の多い、通気性の悪い場所での保管をしてしまった場合。

または水に濡れてしまい、うまく掃除ができなくてカビが生えてしまったという場合もあるかも知れません。

そういった場合、下手をすればレンズが再起不能になってしまう可能性もありえます。

そんな時、自分だけでは掃除が不可能だ、心配だという方は思い切ってプロの力を借りてみましょう。

とはいえ、業者に対する注意点がいくつかあります。

業者依頼時の注意点

業者にカビ取りをお願いするのもあり。但し、金額がピンキリなので色々調べてから依頼するのがおすすめです。

※調べてみたところ、カビの度合いによっても違うと思いますが、5000円~数万円までありました。

普段からのメンテナンスも大事。
身近でよくみかけるお店も、定期的なメンテナンスを推奨しています。


 

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カメラレンズにカビが出来る理由

押し入れに限らず、長期間利用がないまま保管しておいたレンズにはカビが生えやすいものです。

ではどうしてカビが生えてしまうのでしょうか。

カビの好物は、汚れ・湿度だよ

ズバリ、おいた場所がどれだけ乾燥していようと、長期間手入れのないまま保管しておけばやがてわずかずつでも湿気などが入り込み、カビてしまうのです。

特に押し入れなどの通気性が良くない場所である場合、湿気がとどまりカビの温床になっています。

カビが軽度なものであれば、そのまま写真撮影をしても問題はないかもしれません。

しかしカビが生えている事実に変わりはないので、そこから悪化する可能性も充分あります。

悪化してしまったら大事な息子さん、娘さん、はたまた家族だんらんの写真も綺麗に撮る事が出来なくなりますよね。

その為、重症であれば特に処置は大事ですが、軽微でもほっておいてはいけません。

 

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レンズ保管に必要なのは○○!?百均でも手に入る!!

カビが生える主な原因は湿度ですが、保管する場所の湿度が低ければ問題ないとも言い切れません。

なぜかと言うと、多湿の場所は勿論避けるべきですが、湿度が30%程の環境でも活発なカビが存在します。

また、湿気が全く無い環境を用意するのは現実的では無ありません。

そのため基本的に40~50%くらいを保つのが良いと言われています。

そこでおすすめしたいのは、できるだけホコリなどが入り込みにくい箱に除湿剤を投入するという方法。

値段は変わる可能性もありますが、最近では百円均一でも大きめの蓋付きボックスや、除湿剤も数種類売られているので簡易的な保管庫を作ることは難しくありません。

カメラ屋さんなどでも保管ケースが売られているので、そこに除湿剤を入れて保管場所を作るというのも良いのではないでしょうか。

除湿剤によっては交換期間や再利用が可能かどうかも変わってきますので、定期的にしっかり交換して管理してみて下さい。

湿気の他に汚れもカビの原因なので、使い終わる旅に布で拭きあげて綺麗な状態を保つことを意識していくのも大事ですよ。

 

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まとめ

まとめ
  • 掃除に必要な道具は基本的に4つあればOK
  • 軽度のカビであれば数分~数十分で掃除できる
  • 重度なカビも軽度なカビの除去方法を繰り返せば掃除は可能
  • 保管する際は湿度を意識する
  • 使い終わったら汚れを拭き取る

カメラに付いたカビは、度合いによって自分で掃除をするか、プロに任せるかを判断しましょう。

レンズの値段はピンきりですが価格だけの話ではなく、せっかく手に入れたレンズを壊してしまう前に、自分で手入れを習得するならばしっかりと予習、復習をしてからをおすすめします。

とはいえ私が使っているレンズも若干のカビが見えていますが、撮影には支障がない為壊したリスクを考えてそのままにしているのが現状です。

今使っているレンズではなく中古ショップでカビが生えてしまった安価なレンズがあれば練習兼レンズの種類を増やすには良いなと思いました。

改めて自分の保管方法を見直しつつ、日々のメンテナンスもしっかり行いカビとおさらばしたカメラライフを送りましょう。

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