掃除機の掃除で元気復活!買い換え前に試したい5つのポイントとは?

「最近、掃除機があまりゴミを吸ってくれないんだよね。寿命かな?

なんて考えているあなた。掃除機の買い替えを検討していませんか。

でも、ちょっと待って。それって本当に寿命ですか?

もしあなたが私のようなお掃除苦手女子だったら、「掃除機の掃除」を見直してあげるだけで、もう一度、あの頃の元気を取り戻すことができるかも知れませんよ。

掃除機の紙パックがパンパンになり過ぎてハサミで切って取り出した経験のある私ですが、今回は、掃除機の掃除をして吸引力を復活させる方法について調べてみました!

 

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掃除機の寿命の見極め方と見直し方

掃除機をかける頻度って、人によって違いますよね。

小さいお子さんやペットのいるご家庭では毎日だったり、仕事や学校が忙しくてあまり家にいない一人暮らしなら週1回だったり。

使用頻度によっても変わってきますが、掃除機の平均寿命はだいたい6~8年と言われています。

 

では普段、掃除機をかけたあとにあなたが取る行動は、次のうちどれですか。

  1. そのまま掃除機をしまう
  2. 掃除機内のゴミを捨てて、掃除機をしまう
  3. フィルターの水洗いや床ブラシの掃除などをしてからしまう

確認するまでもなく、掃除機の寿命を伸ばすには3がベストですよね。

なので週1回、少なくとも月1回は をやってるよ!という人は、その掃除機は本当に寿命なのかも知れませんので、メーカーに修理を依頼するか、新しい掃除機に買い換える事を検討しても良いかも知れません。

 

では、または を選んだあなた。

掃除機は決して安い買い物ではなかったと思います。今までついつい先延ばしにしてしまった掃除機の掃除を、新しい掃除機を買うことで「無かったこと」にせず、私と一緒にもう一度見直してみませんか。

「モノ」というのは、お手入れなどで触れてあげるほど愛着が湧いて長持ちさせることができるのだとか。命や体温を持たない機械も、人や動物と同じなんですね。

 

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「掃除機の掃除」5つのポイント押さえて吸引力を取り戻そう!

とは言っても、掃除機も最近は本当に色々な種類と機能がありますよね

たとえ同じメーカーでも、型番が違えば使用している部品も微妙に違う、と言っても過言ではありません。

なので、ここでは、どんな掃除機にも当てはまる、掃除機の吸引力を低下させる5つの共通ポイントについてお伝えしていきたいと思います。

ポイントとなる部分の掃除を押さえておくことで、吸引力が復活し、寿命も伸ばすことができるかも知れませんよ。

 

 掃除機を掃除する時は、必ず電源を元から抜いておきましょう

 

電化製品は取り扱い方法を間違えると、取り返しのつかない故障につながります。
必ずご自身の掃除機の取扱説明書をよく読んでから、この記事を参考に、掃除機のお掃除をするようにしてくださいね。

 

ポイント① 紙パック・ダストカップ

紙パックやダストカップにいっぱいゴミが残っていては、吸い取ったゴミや空気だって入り込む余地がありませんよね。まずはここをキレイにしましょう。

ダストカップは、取扱説明書で水洗いが可能かどうか必ず確認してから行ってくださいね。

【紙パック式】

  1. ゴミの溜まった紙パックを取り外し、ほこりが舞わないように袋などに入れて捨てる
  2. 新しい紙パックをセットする

 

【サイクロン式/ロボット掃除機式】

  1. ダストカップ内に溜まったゴミを、ほこりが舞わないように袋などで覆って捨てる
  2. ダストカップを水洗いし、しっかり乾かしてから元通りにセットする
    私はほこりアレルギーなので、掃除機のゴミ捨てにマスクは欠かせません!もしマスクをしないと、30分くしゃみが止まらず、ゴミ箱はティッシュでいっぱいになります

     

    ポイント② フィルター

    フィルターがほこりで目詰まりしてしまうと吸引力が低下することは一般的に広く知られているので、不定期ながらも掃除したことがあるという人は多いと思います。

    フィルターを叩いたり埃を掃除機で吸うだけでも吸引力はだいぶ復活しますが、水洗いすると、掃除機から出る排気までキレイになった感じがするのでオススメですよ。

     

    【紙パック式】

    • 紙パックがフィルターの役目をしている機種が多く、フィルターが無い場合もある
    • 水洗いする場合は、【サイクロン式/ロボット掃除機式】《 本体フィルター 》と同じ

     

    【サイクロン式/ロボット掃除機式】

    《 本体フィルター 》

    1. 本体フィルターは取り外し、水の中で押し洗いする
    2. タオルなどで挟んで水気を取り、日陰に干す
    3. しっかり乾かしてから元通りにセットする

    《 プリーツフィルター 》

    1. 乾いたままの状態で、プリーツの間を広げながら、付属のブラシまたは柔らかい歯ブラシでほこりをかき出す
    2. 流水で汚れを落とす(落ちにくい場合は1時間ほど水に着けると良い)
    3. タオルなどで優しく挟んで水気を取り、日陰に干す
    4. しっかり乾かしてから元通りにセットする
    フィルターが完全に乾いていないと、臭いやカビの原因になってしまいます。掃除をする度にかえって部屋に雑菌を振りまくことになってしまうので、洗ったあとはきちんと乾かして使用しましょう。

     

    ポイント③ ヘッド部分(回転ブラシ)

    家電量販店になどに並んでいるどの掃除機も、ヘッド部分を見てみると、たいてい回転ブラシが付いていますよね。

    これは、掃除機でするお掃除にとって、回転ブラシは「ゴミを吸い取るために欠かせない存在」だということ。

    それなのに、その回転ブラシが回転しないほどゴミが巻きついていたのでは、掃除機も十分に力を発揮することができません。

     

    しかし、掃除機の掃除の中で割と厄介なのが、この回転ブラシの掃除

    絡み付いた髪の毛や糸くずは、指でつまんで引っ張ってもびくともしないことも。

    この方のように、ヘッド部分の掃除も楽しめればいいのですが、私はイライラしてしまってムリかも。

    ピンセットでつまんだり、ハサミを使って絡んだ髪の毛を切る方法が一般的ですが、百均でも売っているこんな裁縫道具を使っている人もいましたよ

    出典:https://www.amazon.co.jp/

     

    【紙パック式/サイクロン式/ロボット掃除機式】

    1. ヘッド部分と回転ローラーに絡まっている髪の毛やほこりを取り除く
    2. 外せる部品は外して汚れを拭き取り、水洗いできる部品は水洗いする
    3. しっかり乾かしてから元通りにセットする

     

    ポイント④ ホース(ノズル)

    ホースの中にゴミが詰まったり、うっかり吸ってしまった液体や湿ったゴミが内側に張り付くと、空気の通る道をふさいでしまい、吸引力は瞬く間に落ちていきます。

    また、掃除機から異臭がする場合、ホースの内側がにこびりついた汚れが原因ということも少なくないのだとか。

    周りの部品を取り外しても見えない部分なだけに、ホースの詰まりが原因とは気づきにくいのかも知れませんね。

     

    きっとこの方も、掃除機の取扱説明書を読んでも原因がわからず、仕方なく修理に出したのでしょうね。

    実はホースの中の掃除方法って、取扱説明書に載っていない場合が多いんです。

    そこで、ここでは、メーカは教えてくれない(?)自分でできるホースのお掃除方法をご紹介します。

     

    【紙パック式/サイクロン式】

    《 物が詰まっている 》

    • 針金(ハンガー)などでカギ型を作り、引っ掛けて取り出す
    • 周囲にスペースを十分確保してから、ホースを振り回す(遠心力を利用する)
    • ペットボトルのキャップなどが詰まった場合は、使用済みの電池2本を掃除機本体に近い側から入れ、電池がキャップなどに当たった状態にしてホースを振り回す(乾電池はホースに詰まらない大きさのものを使いましょう)
    ホースを振り回す場合、ホースから飛び出たゴミや乾電池が人や物に当たって思わぬ怪我や事故を起こさないよう、十分にスペースを確保してから行ってください

     

    《 汚れがこびりついている 》

    – ホースにセンサーやパネルが付いている場合 –

    1. ホースの半分より長い棒を用意
    2. 硬く絞った小ぶりの雑巾を棒の端に輪ゴムなどで固定
    3. ホースの穴から押し込んで内側を拭き取る

     

    – ホースに何も付いていない場合 –

    1. ホースの片方にラップを輪ゴムで固定し、洗剤(中性洗剤・重曹・ハイターなど)を溶かした水を満タンに入れてしばらくつけ置き
    2. 汚れが浮いてきたら汚れた水を捨て、キレイな水で十分にすすぐ
    3. 完全に乾いてから元通りにセットする

     

    ポイント⑤ 接触部分(ピン)

    意外と見落としがちなのが、この「ピン」の部分。

    「電源をオンにしても動かない」「急に止まったり動いたりする」などは、このピンに原因がある場合が多いようです。

    ほこりや汚れに一番近いところにいる掃除機は、掃除機本体にもほこりがまとわり付き、細かいところまで入り込みます。

    そしてほこりや汚れはピンに付着し接触不良を引き起こしてしまいますので、こちらもついでにお掃除してあげましょう。

     

    【紙パック式/サイクロン式/ロボット掃除機式】

    • 乾いた布で優しく拭く
    ピンは電気を通す部分なので、濡れた布で拭くのは厳禁です!
    また、力を入れて拭いてしまうとピンが曲がってしまう事もあるので注意してくださいね

     

    出典:https://gigazine.net/news/

     

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    まとめ

    掃除機の掃除 まとめ
    • 買い替える前に、5つのポイントを押さえた掃除機の掃除をするのがオススメ
    • 掃除機を掃除する時は、必ず電源を元から抜いておく
    • 取扱説明書をよく読む(特に水洗い可能な部品かどうかを確認)
    • 掃除機のタイプ別に注意すべき点が違うので気をつける

    今回ご紹介した5つのポイントは、どれも思い立った時にすぐできるものばかりでした。

    普段のお掃除の後に1つずつ順番に取り入れてみるだけでも、掃除機の吸引力を維持して、寿命も少しは伸ばすことができるかも知れませんよ。

    モノを大事にすることって大切ですね。私もこれからは、新しいモノに乗り換える前にひと通りメンテナンスしてみようと思います!

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