あなたの家のシャンプーボトルはきれいですか。
毎日のお風呂でシャンプーやボディソープを使うとき、ボトルの裏を触っていますか。
底のヌルヌルが苦手な私は触らないようにしていました。見ないようにしていたんです。
あなたもそうじゃありませんか。
私はこの記事を書くにあたり勉強して、そのヌルヌルに目をつむることが大きな間違いだと気づきました。
汚れたシャンプーボトルには危険な汚れもあることがわかったのです。
あなたも健康を守るためシャンプーボトルの掃除をはじめてみませんか。
効果的なシャンプーボトルの掃除の方法を教えます。
シャンプーボトルの汚れは黒カビかも
最近ではシャンプーやリンス、コンディショナー、トリートメントなどの詰め替え用のものが多く売られています。
シャンプーボトルのゴミを減らすためにはとても良いことですが、そのかわりに同じシャンプーボトルを長く使うことが増えてきました。
シャンプーボトルも浴槽やふろ場と同じように定期的に掃除することが大切なんです。
シャンプーボトルのヌルヌルは水垢や湯垢です。
しかし、それより危険なのがポンプのつなぎ目や、底にある黒い汚れの黒カビです。
その黒カビは猛毒の「エクソフィアラ」かもしれません。
この「エクソフィアラ」は、傷口から人の体内に入ると炎症を起こし腫れたりすることがあるので、注意が必要です。
見つけたら早めの対処が必要です。つまり、掃除で除去することをおすすめします。
風呂場にて空のシャンプーボトルを持ち上げた時に発見してしまった、すごいディープな黒カビはすごく怖かった。(昨日)
— オジロ (@oziro55) August 4, 2011
シャンプーボトルの効果的な掃除方法
シャンプーボトルに付いている汚れの主なものは湯垢、水垢、皮脂汚れ、石鹸カスです。
それらの汚れがカビの栄養となり、カビが発生します。
カビ対策にはこれらの汚れをしっかり落とすことが大切です。
汚れの種類によって、効率のいい掃除方法があるので紹介します。
水垢を落とすには
水垢は水道水が蒸発し、その後残ったマグネシウムが主成分なので、アルカリ性です。
ですから、酸性の洗剤を使うのが効果的です。
クエン酸やお酢を使っても落とすことができます。
- 水200mlに対してクエン酸5g(小さじ1杯)を入れ、クエン酸水を作る
- シャンプーボトルを1~2時間漬け込んでおく
- 水ですすいだ後、乾燥させる
しっかりと乾燥させることがポイントです。
湯垢を落とすには
水垢汚れに皮脂や石鹸カスが混ざった湯垢は化学反応によって酸性の汚れになります。
酸性汚れにはアルカリ性のセスキ炭酸ソーダや重曹が効果的です。
また、ふろ場やシャンプーボトルによくみられるヌルヌルのピンク汚れは、カビではなく酸性の酵母菌です。
酸性なのでやはりアルカリ性の洗剤が効果的です。
- 水100mlに対して重曹5g(小さじ1杯)を入れて重曹水を作る
- シャンプーボトルを一晩漬けこんでおく
- 水ですすいだ後、乾燥させる
すすぐときにヌメリが残っていれば歯ブラシなどでこすりましょう。
しかし重曹には研磨作用があるので、強くこすれば傷つく恐れがあるので注意しましょう。
黒カビ汚れを落とすには
一番の強敵の黒カビは、根が深く落としにくくなってしまっています。
カビは酸性ですが、重曹の弱アルカリ性では落としきれないことがあります。
頑固な黒カビの場合は、塩素系漂白剤を使うのがおすすめです。
塩素系漂白剤はスプレーのものが使いやすく、カビ部分にスプレーして20分ほど放置して水で洗い流すだけです。
漂白剤を使っても落ちない場合は、シャンプーボトルの買い替えをおすすめします。
洗剤には酸性とアルカリ性があり、使い分けをおすすめしますが、組み合わせには注意が必要です。
塩素系漂白剤は「まぜるな危険」と表示されてあるように、酸性の洗剤と混ぜると有毒なガスが発生します。
必ず使用上の注意を読んで使いましょう。
カビを防止するひと手間とは
お風呂上がりのひと手間で、カビが発生する原因を減らすことができます。
- お風呂上りにはシャンプーボトルについた石鹸の泡を必ず落とす
- ボトルについた水滴をタオルで取っておく
- お風呂から出たら換気扇を回したりして換気をし、湿気がこもらないようにする
便利なアイテムもあります
毎日のひと手間が面倒なアナタも大丈夫です。私もそうです。
そんなときはシャンプーボトルを浮かせる収納などでヌルヌルを発生しにくくさせればよいのです。
ボトルに付いた泡を洗い流すだけで、あとの水滴は勝手に乾燥するアイテムです。
または詰め替え用をそのまま使えるアイテムもあります。
そもそもシャンプーボトルを使わず詰め替え用をそのまま使えるアイテムです。
使い捨てに出来て掃除の手間がかかりません。
このようなアイテムを探して少しでも楽に清潔にするのもいいですね。
最近見かけてマジでこれはいいな…って思ったのはこれ 詰め替えそのまま https://t.co/eNvcIg8gNI
詰め替え用そのまま使えるなら安いし衛生的だしシャワーフックに付けられるなら棚を占拠しないしいつまでも泡切れしないシャンプーボトルを延々洗わなくて良いとか最高じゃなーい?! pic.twitter.com/ONZ9rowcbJ— 巻子 (@mercurius_mmt) June 11, 2018
まとめ
- シャンプーボトルのヌルヌルは水垢や湯垢
- シャンプーボトルの黒い汚れは猛毒の黒カビ「エクソフィアラ」かも
- 水垢や湯垢は放置すると黒カビの発生源になる
- 水垢汚れはアルカリ性なので酸性のクエン酸で落とせる
- 湯垢汚れは酸性なのでアルカリ性の重曹で落とせる
- 黒カビは根が深いので塩素系漂白剤がおすすめ
- 汚れが付きにくくなるアイテムもあるので活用しよう
シャンプーボトルのヌルヌルや黒い汚れを放置するのは危険だとわかりましたね。
健康を守るためにもきちんと掃除しましょう。
わが家でも早速掃除スタートです。
酸性とアルカリ性の同時使用にはくれぐれも注意してください。
使用上の注意を必ず守りましょう。
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