突然ですがクイズです。
外出前に家の中で必ず立ち止まる場所はどこでしょう。
そう、正解は「クローゼット」です。
おしゃれ好きにとってはその日の自分を飾る作戦会議をする場所。仕事に出かける人にとってはスーツやオフィスカジュアルに身を包みその日を働き抜くための戦闘服を選ぶ気合が入る場所。
そんな大切な場所のクローゼットですが、あなたのクローゼットはどれくらい綺麗ですか。
日々の生活に欠かせないクローゼット、実は掃除で見落とされがちな場所なんです。
断捨離や衣替えで「整理や片付け」はしても、クローゼットの中の「掃除」を最後にしたのはいつか覚えていますか。
特段お洒落ではないはずなのに、なぜかクローゼットがパンパンなのが不思議!!!
ということで、今回はクローゼット掃除のコツを取り上げていきます。
簡単5ステップお掃除でクローゼットをカビから救え!
冒頭でも触れましたが、クローゼットは掃除において見落とされがちスポットです。
大体のクローゼットは扉があるタイプなので普段から中に湿気が溜まりやすく、気づいたらカビが生えていたりなんてこともよくあります。酷いとしまっていた衣服までもがカビにやられてしまっていることも。
そんなことになってしまう前に、早速お掃除をやっていきましょう。
【用意する道具】
・モップ(または化学モップ)
・雑巾 / マイクロファイバークロス
・掃除機
・除菌スプレー
<簡単5ステップ>
①物を全て外に出す
・まずは大前提として、クローゼット内の物を全て外に出します。
②チリやホコリを上から拭き取っていく
<ポイント>上から下にかけてホコリやチリを拭き取っていくこと。
・できればホコリを取ることに優れているマイクロファイバークロスを使い、ホコリやチリを取っていきましょう。雑巾でもOKです。
・掃除機で棚の中や落ちたホコリなどを取るのも忘れずに。
【上まで手が届かない時はどうしたら!?】
そんな時は長いハンドルのついたモップ、もしくは長さ調整できるモップを使いましょう。吸着剤のついているような化学モップもオススメです。
③除菌
クローゼット内全体に除菌スプレーを吹きかけます。
④換気
そのまま扉を閉めずに、部屋の窓などを開けて空気を通して換気しましょう。
換気の目安は1時間程度です。
⑤出した物を中に戻す
最初に出しておいた物を中に戻します。ついでに断捨離するのもオススメです。
天気の良い日に掃除をして、その上なかなか捨てられなかった物も断捨離できたら気分も良いですよね。普段見えないところも綺麗になって気分も晴れやかになるので、実はクローゼット掃除は一石二鳥でかなりお得なんです。
コツを抑えて「美クローゼット」を手に入れよう!!
とはいえクローゼット掃除はいったんスタートすると途中で止めておくことができないので、なかなか腰が重くなってしまう掃除場所ですよね。
しかし、巷のこんな声を聞いたらやる気になっちゃいますよね。
今年もクローゼットのカビ戦争に敗北しました……しんどい……!
— えーり (@eiri_yrym) September 10, 2021
秋冬服を出すついでにあれこれクローゼットの中を掃除したんだけどカビ問題はショックだった…湿度が溜まってたのかな、いやほんと辛い……
— なあ (@__n_hibi) September 7, 2021
「カビでのお気に入りの服やバッグがやられてしまうのは悲しい。」と思いましたよね。
少しの心がけで「美クローゼット」を手に入れられるコツを知りたい。そんなあなたに特別に教えちゃいます。
【美クローゼットのコツ①】ゆったり8割使い
中が衣類やバッグなどでパンパンだと、湿気で衣類そのものにカビが生えてしまう原因になってしまいます。なので衣類同士の間に隙間がほんの少し自然にできるくらいのゆったり使いをするのがベストです。ゆったり使いに留めておくことで、必要以上の物を持たなくなり、心とお財布の余裕にもつながるはずです。
【美クローゼットのコツ②】科学の力でカビ予防
防虫剤や防カビ剤などを普段からクローゼット内に置き、定期的に変えることでカビや虫食いが発生してしまう前に対策しておきましょう。これらのアイテムは数ヶ月ごとに置き換えが必要になるものがほとんどなので、変える時についでに掃除してしまうのも良いでしょう。
【美クローゼットのコツ③】こまめな掃除があなたを救う
年1回の大掃除でやればいいなんて思っていると、カビや虫食いにやられてしまいます。そうなってしまわないように、前述の防虫剤などの交換時や衣替えの時に一緒に掃除してしまいましょう。そうすれば自然に年に数回はしっかり掃除ができるんです。こまめな掃除があなたを救います。
それちょっと待って!やっちゃいけないNGはこれ
いつもの癖だったり、良かれと思ってやってた掃除方が逆効果だったなんてことも。
重い腰が上がって「よしやるぞ!」となっているあなた、掃除をスタートする前に是非これを読んでNG行為を回避しましょう。
【NG①:濡れた雑巾での拭き掃除】
これは食べ物の汚れや飲みこぼし汚れなどには効果がありますが、実はホコリに対しては逆効果です。よく思い出してみてください。埃っぽい所を濡れ雑巾で拭いたら、逆に埃がべっとりフローリングに付いてしまったなんてこと、あったと思います。
ホコリは繊維質なので、濡れ雑巾で掃除してしまうと汚れが伸びて広がってしまい、水分でくっついたりしてしまいます。
繊維質なホコリは乾いたフローリングクロスや、マイクロファイバークロス、または吸着剤付きの科学モップで絡め取るのが一番です。
【NG②:とりあえず不用品を元に戻す】
クローゼットの中の掃除も終わり、出していたものを元に戻す際に気をつけてほしいポイントです。
「掃除ついでに断捨離できた。後でまとめてフリマアプリに出品するために今はいったんここにまとめておこう。」
この「今はいったん」が命取りです。後でやろうと思ってしまっておくと、ついつい忘れてしまって後回しになってしまい、その間にそこで汚れが溜まりカビが繁殖してしまうリスクが高いです。
フリマアプリで出品手続きするところまでを掃除とする。どうしてもいったん置いておく場合にはクローゼットの中ではなく、自分の目に入る場所にまとめておきましょう。
【NG③:芳香剤を床置き、消臭剤を棚の上に】
クローゼット独特の臭い対策として最近は芳香剤や消臭剤を置く人が増えたとか。しかし設置場所を間違えると、本来の効果を発揮できなくなってしまいます。
臭いは上から下へ流れる性質があります。そのため、臭いを取るための消臭剤を上に設置してもなかなか効果は実感できないでしょうし、香りをつけるための芳香剤も下に置いておくと臭いと混ざってしまっては台無しです。
<おまけ>ついでに片付けもやっちゃおう!!おすすめ収納アイテム3選
ここまで読んでくれたあなたに、おまけシリーズをお届けします。
クローゼットを掃除する際に、一緒に整理整頓もやってしまいましょう。ということで、今回はクローゼットの収納便利アイテムをご紹介します。
【クローゼット吊り下げハンガー】
オススメ度:★★★★
出典:https://shinko-inc.co.jp
横がダメなら縦を使えばいいじゃない!!と言うアイテム。
これで今まで使いきれてなかった縦の空間も余すことなく使えて、服の間隔も空けられるので理想の「8割使い」に近づけられる一品です。
【押入れチェスト】
オススメ度:★★★
出典:https://www.irisplaza.co.jp
こちらはあのアイリスオーヤマが出している、「押入れチェスト」です。
商品名に押入れとついてますが、クローゼットの収納を増やしてホコリがついてしまうのも防止できる一石二鳥アイテムです。クローゼットに入れた際の見栄えも参考にしてもらえればと思います。
出典:https://www.irisplaza.co.jp/
【吊るす収納ボックス】
オススメ度:★★★
出典:https://www.nitori-net.jp
こちらはニトリから出ている「吊り収納 プレッソ」。
ある程度の重量にも耐えてくれますので、デニムやスウェット数枚などを入れておいてサッと取り出すのにちょうどいいアイテムです。これを入れておくことでクローゼット内での仕切りにもなってくれるので、ゾーン分けの境界線にもちょうどいいですね。
SNSでも使用感に満足の声が多数見られます。
クローゼットの整理〜。
ニトリで吊るす収納(青色)を買ったから、デニムや青色の物を畳んで入れた👾
色ごとに分けると探しやすいしいい感じ((o(*゚▽゚*)o)) pic.twitter.com/SSFmKLDH4B— はあさん (@qnhb_24) April 10, 2019
まとめ
クローゼットのお掃除は5つのステップで綺麗になります。
【簡単5ステップ】
①物を全て外に出す
②上から下にチリやホコリを取る
③除菌
④1時間程度の換気
⑤クローゼットの中身を元に戻す
綺麗なクローゼットの秘訣は3つのコツ。物でパンパンにせず「ゆったり8割使い」して、消臭剤や防虫剤で「虫食いやカビ予防」。そしてシンプルかつ最大のコツは普段からの「こまめなお掃除」。
世に多く出回っている便利グッズや収納グッズも使い整理整頓しておくことで、掃除も楽になります。これを機に掃除と一緒に収納から見直してみましょう。
美ボディは難しいけど、美クローゼットならできそう!!ということで、しばらく私はクローゼットと格闘してきます。
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