我々の生活に欠かせないもの、カバン。
ある時は企業戦士を支える仕事道具、ある時は身を飾るファッションアイテム、または学生にとっては教科書を入れるためのもの。人やその時によって使い方やカバンの種類は数えきれないほどですね。
因みにカバンは選挙用語で「選挙資金」の意味もあるとのこと。驚きですね。
そんな普段からすぐ身近にあるカバン、お掃除の対象としてはどうでしょう。
カバンの掃除なんてしたことないなんて人の方が大多数でしょう。
今数えてみたら手元に20個もありました(笑)
実用性もデザインも大事ですが、カバンも普段から外で風雨に晒されるので掃除することで少しでも長持ちして欲しいですね。
ということで今回はカバンのホコリ掃除について掘り下げていきたいと思います。
【15分あれば充分!】カバンのほこり掃除法
「カバンなんて掃除したことないよ。必要ないでしょ。」という声もよく聞きます。
いやいや、そんなことはありません。普通に使っていると意外とホコリが溜まっているものです。
騙されたと思って掃除してみてください。きっと取れるホコリの量に驚くことでしょう。
ではカバンのほこり掃除、ご紹介していきましょう。
<用意するもの>
・ポリッシングブラシ
・ガムテープまたは粘着カーペットクリーナー(通称コロコロ)
【①落とせるほこりは自力で】
まず自力で落とせるほこりは手で叩いたり、カバンをバサバサさせて取り除きましょう。
(*注意:ほこりが舞うので、アレルギーや気管支が弱い方はマスク着用がおすすめ)
【②ブラシでほこりを掻き出す】
次に靴の手入れなどに使われるポリッシングブラシで、表面もカバンの中もほこりを掻き出していきます。ポリッシングブラシで有名どころは老舗シューケア製品メーカー、ジュエルさんのブラシ。ABCマートやその他多くの靴屋さんで流通しており、約800円程度で手に入ります。
【③残ったほこりはガムテープで】
最後はガムテープや粘着カーペットクリーナー(通称コロコロ)でほこりを取っていきます。
<表面や外側>
面積が大きい面はコロコロが有効です。
<カバンの内側や細かい部分>
記事の縫い目付近やカバンの中などコロコロが届かない部分になるので、ガムテープの登場です。ガムテープの粘着面を外側にして輪っかを作り、内側に指を入れてペタペタとほこりを取っていくのが良いでしょう。
どうでしたでしょうか。簡単ですよね。
せっかくのおしゃれなカバンもほこりが溜まっていると見栄えも悪いですし、中に入れたものが出したらほこりまみれだったなんて事になっては悲しいですよね。
そうなってしまわないように、お休みの日や平日のちょっとした隙間時間15分を使って掃除してみましょう。
掃除と同じくらい大切なものとは?材質別にご紹介
ほこりを取ったりとお掃除も大事ですが、材質別のお手入れも同じくらい大切です。
ここでは代表的な材質である革・合皮・ナイロンの3つをピックアップして、普段からできるケアをご紹介していきます。
【革の場合】
革は使っていくうちに色合いが変わって味が出てくるので、ケアする事で長く使っていけます。
<革の手入れ>
①乾拭きして付着したほこりを落とすことで、革製品特有の表面の光沢を保ちます。
②オイルを塗って脂分を与えるとツヤが出て耐水性も上がり、汚れやカビがつきにくくなります。
③雨や水は革にとってシミや色落ちの原因となる大敵なので、防水スプレーなどで対策しましょう。
④時々休めてあげることも大切。中身を取り出し風通しの良い場所で休ませ、内側の湿気対策にもなります。
【合皮の場合】
合皮は革製品に比べて安く、また水や傷にも強くて手入れがほとんど必要ないですが、それでもやっておいた方が長持ちしてくれますし、なんといっても見栄えが綺麗に保てます。
<合皮の手入れ>
①本革と比べて水分を吸収しないので、雑巾やタオルで水拭きして汚れを取りましょう。
②革製品同様、オイルを塗ってその脂分でツヤを出し耐水性も上げておきましょう。
【ナイロンの場合】
ナイロンはなんといっても軽量で丈夫。そして革製品に比べて価格も安いですし、加工もしやすいため、多くのカバンに使われています。最近では防刃性もあるナイロンが開発され、セキュリティ面でも信頼度が高まっています。
<ナイロンの手入れ>
①乾拭きで表面や内部のほこりを取ります。
②縫い目や細かい部分に詰まっているほこりなどはブラシで掻き出します。
③ナイロンもカビは生えるのでこちらも時々休めて、風通しの良い場所で湿気を取りましょう。
ちょい足しケアが命運を分ける!?カバンの寿命に変化が?
カバンのケアについて前述にありますが、普段もう一手間やってもらうだけでカバン綺麗に保ち、ひいては寿命を伸ばす事にも繋がります。
普段からの「ちょい足しケア」、見ていきましょう。
ちょい足し①:床に置かない
これは一番シンプルで、今すぐにでもスタートできますね。ほこりは上から落ちてきて床に溜まっているものです。そして床に微量に溜まっていきます。そこにカバンを置けば「飛んで火に入る夏の虫」、むざむざ自分からほこりをつけに行っているのと同じです。
部屋の中にラックで普段使いするカバンコーナーを作ったり、コート掛けなどに使うハンガーポールにかけておきましょう。
ちょい足し②:保管は不織布で
マスク素材としても有名な不織布。ショップでカバンを購入する際に奥から出てくる新品が入っているふわふわの布、あれです。同じ容量で不織布にカバンを入れて保管しておくとしまっている間にほこりを被らなくて済みます。
こういった感じのアイテムでお店の在庫のようにして、普段からガードしていくと最高ですね。
ちょい足し③:静電気防止スプレーで予防
カバンって意外と静電気を纏っているの知ってましたか。服との摩擦などで意外と静電気が発生しているんです。その状態で家に持ち込むとほこりを静電気で勝手に集めちゃうんですよね。
そんな時のために、「静電気防止スプレー」を吹き付けておくと、発生させにくくするのはもちろん、帯電していた静電気も解消されるため、カバンにほこりも花粉などの成分も寄せ付けません。
いかがだったでしょうか。このちょい足しケアが、長い目で見るとどれだけお気に入りのカバンを使っていられるかの命運を分ける事にもなるかもしれません。
[カバンの掃除]
中身を全部出して、意外とたまっている細かいゴミやほこりを掃除
しましょう!カバンには、本当に必要なモノだけ、きちんと整理して収納してください
カバンの中が汚い人は、仕事も生活も雑で、お金の管理もルーズな傾向が
あります。心のストレスもスッキリ解消できます!
— みつくも先生|風水気学鑑定師|コピーライター (@and70297030) July 30, 2021
カバンを綺麗にしておくと風水的にも良いそうですし、普段から大切に扱って損はないですよ。
<おまけ>カバン大好き星人がおすすめするお掃除・ケアアイテム
改めまして、カバン大好き星人のビルです。
今回のおまけシリーズではおすすめのカバンお掃除グッズやケアグッズをご紹介していきます。
1つ目はこちら、『分けても使えるバッグハンガー』です。
こちら先程ご紹介した『ちょい足しケア』の「床に置かない」をすぐに実践できて、さらに不織布までとはいかなくてもほこりを被ってしまうリスクもかなり低くできる優れものです。
そして何よりこれなら綺麗に収納できて、クローゼット内の仕切りにも使えちゃいますよね。
次はこちらの『Dust Ball』(ダストボール)です。
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こちらカバンの中に入れておくだけでほこりを絡め取ってくれるアイテム。
プラスチック性の外装で、中には吸着性を持ったボールが入っています。そしてカバンの中でコロコロと転がって、溜まってくるほこりや微細なゴミを吸着してくれるという仕組みで、なんと約7万回使える代物だとか。
なんといっても嬉しいのは「入れておくだけでいい」というポイントですよね。
2021年9月現在こちらのアイテムはクラウドファンディングのみで入手可能ですが、既に再販を数回しているようなので、このままいくとどこか量販店もしくはECサイトでの通常販売が開始される日も近いですね。
通常販売が待ち遠しい製品です。
最後はちょっと変化球的な<番外編>のご紹介です。
ラストは『カバンクリーニングサービス』。
革製品などは自分で手入れできるとはいえ、どうしても汚れてしまったり傷んでしまいますよね。その他にもスウェード生地などの素人ではどうしていいかわからない素材のものがあると思います。そういった場合はプロに任せましょう。
値段はカバンのサイズや材質で変わりますが、大体どのお店やサービスでもやってくれることはこちら。
【嬉しいカバンクリーニング】
・クリーム塗りによるケア
・特殊洗剤による洗浄
・金具部分の磨きやツヤ出し
・カビ取り/防カビコーティング
まとめ
カバンのほこり掃除は意外と簡単。15分もあればできちゃいます。
必要なものはブラシとガムテープまたはカーペット掃除に使うコロコロ。まずは手で落とせるほこりははたき落とし、次にブラシでホコリをとっていきます。細かい部分や縫い目近くはガムテープなどを使ってほこりを取ります。
掃除と同じくらい大切なのが普段からのケア。カバンの素材によってケアも違ってきますし、普段からのちょっとしたひと手間があなたのカバンの寿命を伸ばしてくれることでしょう。
そんなあなたの人生の1部を詰め込んだカバン、折角なのでお掃除してケアもして、ながーく使ってみませんか?
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