入居前の掃除できてる?マンションのお手入れポイントを紹介!
引越しってとにかくやることが多くて大変ですよね。

まずは内見のために不動産屋さんを何件も回って、退去の手続きを初めて、ガス・水道・電気・ネットのの解約と新規契約の手続きをして、役所に書類を取りに行って…

たかが引越し、されど引越し。ようやく新居が決定した時にはすっかりヘトヘトでしょう。

となると、新居の掃除にまで気が回るのはなかなか難しいのではないでしょうか。

え?でもでも、入居前に大家さんがハウスクリーニングしてくれてるんじゃないの?


そう思ったそこのあなた(私もです)、油断は禁物です!

入居前の掃除はさまざまなメリットがあるだけでなく、実はトラブル回避にも役立ってくれるのです。

今回は入居前の掃除のメリットやポイントを紹介していきます。コツを押さえて引越しの負担を少しでも減らしましょう。

 

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そもそも新居のそうじが必要な理由は?

ハウスクリーニングをしてくれているという理由で、一見必要さそうに思える入居前の掃除。

実はこれからのあなたを助けてくれる、とても大切なことなのです。

もし引越し先が近いのであれば前日までに、遠方であれば引越し業者の搬入が始まる2〜3時間前までに新居に行って掃除しておくことをおすすめします。

理由①クリーニング済みでも汚れは残ってしまっている

ほとんどの賃貸物件は、入居前にハウスクリーニングを実施してくれいます。

しかしそれは最低限生活できるレベルの掃除でしかありません。

また、前回の退去から日にちを経ている場合はクリーニングも数ヶ月前だったということもしばしば。

そのまま家具や家電を置いてしまうと、隅々まで掃除することは難しくなってしまいます。
特に小さいお子さんやペットのいるご家庭は、念入りにお掃除しておくと安心できますね。

理由②部屋のキズや故障を見つけるため

入居前にキズや故障がないか念入りにチェックすることで、大家さんや管理会社とのトラブルを避けることができます。

例え新築の物件であっても、キズがあることは珍しくありません。

できれば携帯などでキズの写真を残しておくと、退去の際に敷金を守ることにもつながります。

小さな故障でも補修費用を請求されてしまうこともあるので、自分でつけたものなのかあらかじめあったものなのかをハッキリさせておきましょう。

おまけ:カーテンや部屋のサイズもついでに確認しておこう!

カーテンや家具を使いまわそうと思っていたのに、いざ新居に置いてみるとぜんぜんサイズが違う…
こういった小さなトラブルも、引越しのストレスになってしまいます。あらかじめ採寸しておけば、お買い物もスムーズにできますね。

順調な新生活のスタートのためにも、こうした小さなトラブルもちょっとずつ潰していくと安心できます。

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入居する前の掃除のポイント


入居前の掃除のポイントは、家具を置いてしまった後では掃除しづらい箇所を念入りに掃除することです。

それぞれの理由とコツを押さえて、効率的に掃除を済ませちゃいましょう。

用意するもの

  1. 雑巾や古いタオル

    少し多めに用意しておくと、入居後にも引き続き仕えます。

    使い古したタオルやバスタオルをリメイクすれば、荷物削減にもなります。

    想像していた以上に床が真っ黒…なんてこともあるので、使い捨てタイプをたくさん持っていくのもひとつの手ですね。

  2. ゴミ袋

    意外と見落としがちなのがゴミ袋。

    特にレジの袋が有料化してからは、欲しい時にないなんて場面も多々あるのではないでしょうか

    多きめのものを入居前に数枚持って行けば、あらゆるシーンで役立ってくれます。

  3. マスク・ゴム手袋

    掃除の際のホコリや汚れを吸い込んでしまわないよう、1人1枚程度持っておくと安心ですね。

  4. クイックルワイパー

    床掃除はもちろんのこと、柄の伸びるタイプは天井の掃除にも使うことができます。

  5. 防カビグッズ

    お風呂場や水回りの掃除に活躍してくれます。

  6. ウタマロなどのマルチクリーナー

    ただでさえ持ち物が無限に増えてしまう引越し、マルチクリーナーならば1本で済ますことができるのであらかじめ買っておくと安心できます。

ポイント①まずはしっかり換気

まずは部屋にこもった空気を入れ替えましょう。

事前に掃除しにいくことができる場合は、なるべく天気の良い日を選ぶことをおすすめします。

全ての窓を開けて、ついでに窓や網戸の立て付けも確認しておきましょう。

特に新築物件やリフォーム物件は、塗料のにおいが残っていることがあるので念入りに換気を行いましょう。

ポイント②天井、壁、床の掃除

掃除の基本は高いところからなので、天井→壁→床の順に掃除しましょう。

床は見た目以上に汚れている事が多いので、入居前に必ず掃除する事をおすすめします。

特に引っ越しの荷物が届いてからでは掃除出来ないポイントなので、必ず隅々まで行うようにしましょう。

また、天井や壁も思っている以上に汚れています。脚立やクイックルワイパーを使って掃除しましょう。

天井の煙草よごれが気になるときは、柑橘系由来の洗剤を使うとスッキリ落とすことができます。


見落としがちな窓やカーテンレールも掃除しておくと、カーテンをつけた後のわずらわしさから解放されます。
入居前の傷は全てチェックし、大家さんや管理会社に伝えておくようにしましょう。

ポイント③水まわりの掃除

まずはトイレ、お風呂、キッチンの水がきちんと出ることを確認しましょう。

トイレはホコリが溜まっていることので、
掃除シートやトイレットペーパーで便座と床を拭きます。

便器の奥にもホコリが溜まっているので、隅々まで掃除するようにしましょう。

それからキッチンのシンクやコンロの掃除を行っておくと、入居後すぐに綺麗なキッチンを使うことが出来ます。

掃除後にはシンク下を見て、水漏れのチェックもしておきましょう。

また、お風呂も見た目以上に汚れています。バスタブや床にヒビが入っていないか、カビが生えていないかなどの確認も行うようにして下さい。

入居前に防カビくん煙を焚いておくと、面倒くさいカビ掃除からも卒業できるのでおすすめです。

 

 

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プラスα!さらにお家をキレイに保つには

新居を掃除するだけでなくキレイに保つポイントも知っておけば、入居後の家事の負担を減らすことができます。

余裕のある方はぜひ実施してみてください。

害虫対策

荷物を搬入する前に、害虫対策をしておくことをおすすめします。

特に家の近くに公園や緑がある方は要注意。

ゴキブリ対策はもちろん、ダニ対策もしておくことで快適な新生活を送ることができます。
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靴箱とクローゼットに消臭材・除湿剤を置く

靴箱やクローゼットなど常に閉め切っている場所は風通しが悪く、実はお風呂場と同様に湿気がこもりやすい場所です。

汗が付着した靴や服などをそのまま収納してしまうと、気づかぬうちにカビが繁殖してしまいます。

あらかじめ消臭剤と除湿剤を置いておき、やっかいな臭いやカビの原因を元から断ち切ってしまいましょう。

 

 

換気扇にフィルターをつける

お風呂場やキッチンの換気扇も汚れ対策をする必要があります。

部屋の空気を循環させる際に、換気扇にホコリや小さなゴミがついてしまうからです。

換気扇用のフィルターをつけておけばホコリやゴミが換気扇に吸引されることはなくなり、キレイな空気を循環させることができます。

 

 

マスキングテープを貼っておく

キッチンや洗面所のサッシなど、汚れのたまりやすい場所にマスキングテープを貼っておくと掃除がグンと楽になります。

汚れてきたら剥がしてポイッと捨てるだけなのでとっても簡単。

最近では防カビ機能のついたものも発売されているので、ひとつお手元に置いておくのはいかがでしょうか。

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もし新居の汚れが酷い時は…

ごく稀ではありますが、大家さんが入居前のクリーニングを全く行ってくれていないというケースがあります。

普通は前入居者が退去後、専門業者が掃除するのが一般的です。

しかし実は、明確な決まりというものは存在していません。修繕費をケチる大家さんがいることも事実です。

あまりにも自分の手には負えないほどの汚れが残ってしまっている場合には、潔くプロの業者に依頼してしまいましょう。

引越しの初期費用が上乗せされてしまうのは痛手ですが、今後長く住むことを考えると家具や家電を搬入する前に徹底的に掃除してもらうことは賢明な判断です。

例えば東京都内の一人暮らし向け1DK物件ならば約3万円、ファミリー向け3LDK物件なら約6万円が相場のようです。

各種ホームページを参考に、早めに見積もりをとっておくと良いでしょう。

 

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まとめ

今回は新居の掃除方法を紹介しました。

あらゆる手続きに追われて、ついつい後回しにしてしまいがちな新居の大掃除。

確かに面倒ではありますが、家具や家電を搬入してからではさらに面倒臭さが増してしまうのも事実です。

そういった意味では入居前は掃除の大チャンス。

新生活をより快適に気持ちよく過ごすためにも、ちょっとしたコツを押さえてサクッと掃除をしてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

Mao