キッチンの油汚れにはお酢が効果抜群!?簡単に落とす方法を紹介!

油でギトギトにこびりついたコンロやグリル。

更に換気扇は、大掃除のときにしか掃除しないっていう人も多いのではないでしょうか。

いざ掃除しようと決意したものの、放置した油汚れはスポンジでこすってもなかなかとれませんよね。

そんなお悩みをお持ちのあなたに朗報です。

実は、頑固な油汚れに「お酢」が効果的なんです。

お酢だったらほとんどの家庭に置かれているものだよね。
わざわざ強い洗剤を買いに行くよりコスパが良い♪

 

お酢は手軽に手に入りお財布にも優しく、洗剤とは違い食品なので小さなお子さんがいる方にも安心してキッチン掃除に使用することができるんですよ。

そして、皆さんがキッチンで汚れが気になる場所トップ4といえばこちらではないでしょうか。

キッチン汚れで気になる場所トップ4
  1. コンロ周り(五徳)
  2. 換気扇
  3. グリル
  4. 電子レンジ

この記事では、特に皆さんがお悩みのキッチン周りの油汚れを、お酢を使って簡単、しかも効率的に落とす方法をご紹介します。

スポンサーリンク

お酢で本当に油汚れが落ちるの?

 

お酢は酸性でできていることはご存知だと思いますが、その一方で油汚れも同じ酸性なので「あれ、お酢で汚れは落ちないのでは?」と思われる方がいるかもしれません。

しかし、お酢には水垢などのアルカリ性の汚れを中和して、キレイにしてくれる効果があり、軽い油汚れであれば簡単に落としてくれるんです。

更に、酢には殺菌効果があるため、消臭効果ウイルスの繁殖を防ぐ効果があります。

またお酢は「天然の消毒液」といわれています。

特にキッチンは食品を扱う場所なので、お酢は天然の液体で食べ物として取り入れられるものなので安心して掃除ができます。

お酢にはこんなメリットがたくさんがあるんだね!

<お酢+重曹>の組み合わせで掃除効果UP!?

出典:https://www.amazon.co.jp/

軽い油汚れであればお酢は効果的ですが、そこに重曹をプラスすることで掃除の効果がUPするんです。

たとえば換気扇の汚れは油だけでなく、ホコリや水蒸気などの汚れもついています。

お酢は水垢などのアルカリ性の汚れを落とすのに適しています。

一方、重曹は油汚れや皮脂汚れなどの酸性汚れを落としてくれます。

お酢と重曹を組み合わせると中和作用が起き、もこもこと白い二酸化炭素の泡が発生します。

実は、この泡が汚れを浮き上がらせて効率的に掃除することができるんです。

 

 

このようにお酢と重曹で掃除をしてみて、「ぴかぴかになった!」という声がたくさんありました。

 

ただし、お酢と重曹で組み合わせて使う場合は、汚れを浮き上がらせてはくれますが、分解効果はないので注意が必要です。

 

スポンサーリンク

使用するお酢の種類と注意点

掃除におススメなお酢の種類】

掃除する時に使用するお酢の種類は、醸造酢や米酢などが適しています。

お酢には酢飯などに使う穀物酢やりんご酢などがありますが掃除には向いていません。

おすすめは、砂糖や添加物が入っていないホワイトビネガー
ホワイトビネガーとは、トウモロコシなどの穀物からできているアルコール酢です。

 

出典:https://www.amazon.co.jp/

ホワイトビネガーは、水回りの掃除にも使え、クエン酸よりも揮発性があるので2度吹きしなくてもキレイにしてくれます。

更に、酢には独特なツンとした香りがありますが、ホワイトビネガーは他の酢に比べて比較的にマイルドです。

お酢の独特の香りが苦手という方は、ハッカ油などのアロマオイルを入れてみたり、このホワイトビネガーを使用としてみてはいかがでしょうか。

他にも鏡や床の拭き掃除、料理にも使えるのでホワイトビネガーはおすすめ!

お酢で掃除する場合の注意点】

  • 大理石や石でできているキッチンを使用しているご家庭は注意。
    お酢は酸性でできているので、石でできている素材を変質させてしまい、表面の光沢を失わせる可能性があるので注意が必要です。
  • お酢は塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため注意が必要。
    塩素系の洗剤には「混ぜるな危険」と記載してあることが多く、酸性タイプの液体と混ざると有毒ガスが発生し大変危険です。
    お酢を使用した後は水拭きをすることや、換気もしっかり行いましょう。

  • ステンレス素材にお酢が残っていると、サビの原因に繋がる。
    換気扇などはステンレスでできているので、酢が残ったままにしておくとサビ付きの原因になってしまうので、掃除後は水拭きを忘れないようにしましょう。

 

スポンサーリンク

実践編!お酢で簡単に油を落とす方法

 

それでは実際にお酢で油汚れを落とす方法をご紹介します。

準備するものは、どれも簡単に手に入るものばかりで安価なのも嬉しいポイントです。

また、酢は軽い油汚れや水垢の汚れ落としに使えるので、酢水スプレーを作っておくと普段掃除するときにさっと使えてとても便利ですよ。

酢水スプレーの作り方
  • お酢(醸造酢や米酢)
  • スプレー容器(100均などでOK)

※【お水1】に対して【お酢2分の1】薄めて作りましょう。
※酢水スプレーの使用期限は、春~秋は1週間。夏の場合は、4~5日位です。

「換気扇」の油汚れをお酢で掃除する方法

換気扇の掃除はつい後回しにしがちですよね。
そこで、換気扇の汚れをお酢で落とす方法ついてご紹介しちゃいます。

①換気扇を外します。

②次にお酢を原液のまま雑巾につけ油汚れを拭きます。

③もし汚れが頑固で落ちにくい場合は漬け置きしてみましょう。
(お酢と重曹を組み合わせると泡が発生するので、その泡の中に入れおけば油汚れが落ちやすくなりますよ。)

④最後、仕上げに水拭きします。

軽く拭いて漬け置きするだけなら私でもできそう!

    「コンロ」の油汚れをお酢で掃除する方法

    コンロといえば油が飛びやすく鍋のふきこぼれが目立ち、放置すると頑固な汚れになってしまい掃除するのも一苦労ですよね。

    実は、コンロ周りの軽い汚れであれば酢」サランラップ」で簡単に落とすことができちゃいます。

    ①まずコンロ周りにお酢を原料のまま適量たらします。
     (酢水スプレーを作って吹きかけて使ってもいいです。)

    ②次にサランラップをくしゃくしゃに丸めて汚れている部分を回すようにこすります。

    ③汚れが落ちてきたら、キッチンペーパーなどで拭き取ります。

    ④最後に水拭きします。

    サランラップだけでそんな簡単に落ちちゃうんだね!

    【五徳などの頑固な油汚れをとる場合】

    次は難所ともいえる五徳の汚れです。
    五徳にコゲや頑固な油汚れがついてしまうと、なかなか簡単にはとれないですよね。
    なんとかとろうとゴシゴシこすっていませんか。

    そんな頑固な油汚れにお困りな場合は、重曹」と組み合わせて掃除してみましょう。

    ①まず【重曹2】に対し【水1】で重曹ペーストを作ります。
    (様子をみながら水を足していくと上手く作れますよ)

    ②作った重曹ペーストを歯ブラシやスポンジなどにつけて汚れを落としていきます。
    (汚れがひどい場合は、重曹ペーストを汚れに直接つけたまま5分~10分ほどおいておきます。そのあと、歯ブラシでこすって汚れを落としましょう。)

    ③次に酢水スプレーをして、水気をかたく絞った雑巾で拭き取りましょう。
    (もちろん重曹だけでも十分にキレイにできますが、せっかく掃除するなら酢の力で更にピカピカにしコンロをキレイに保ちましょう。)

    ④そして、一番の難所が五徳です。まず大きめのお鍋に五徳がつかるくらいの【水】を入れ、【重曹を大さじ5】と【お酢を大さじ5】入れます。
    (五徳以外にもバーナーキャップなどのパーツも一緒に外してキレイにしておくといいでしょう。
    ※アルミ製のお鍋は使用しないでください。変色したりコーティングがはがれる恐れがあります。

    ⑤中火で20分ほど煮立たせら火を止め、鍋からパーツを取り出します。
    ※火傷に注意してくださいね。

    ⑥残った汚れを歯ブラシやスポンジなどでこすって落とします。

      ⑦最後にパーツを水洗いし、乾燥させます。

      もうゴシゴシ油汚れに苦戦しなくても楽にできそう!

      「グリル」油汚れをお酢で掃除する方法

      グリルの受け皿には魚などの油分が落ちて、熱により油もしっかりこびりついてしまいます。
      魚の生臭い匂いも残りやすく、次にグリル料理をするときに匂い移りした料理を食べたくないですよね。

      実は、そんなグリルの掃除も「酢」「重曹」があれば簡単に落とすことができます。

      ①グリルの受け皿に重曹をしき詰めます。もしくは、重曹を振り、水を張っておくだけでもいいです。

      ②しばらくして汚れが浮き上がってきたら、スポンジなどで軽くこすって洗い流します。

      ③汚れが頑固な魚焼グリルの排気口は、「重曹ペースト」を汚れの上に乗せてしばらくパックします。

      ④最後に「酢水スプレー」をかければ、とってもキレイになりますよ。

      酢と重曹の力ってすごいんだね!

      「電子レンジ」の油汚れをお酢で掃除する方法

      電子レンジもなかなか掃除しない場所の一つですが、加熱した食品が飛び散ち、意外と汚れてしまう場所ですよね。
      続いては、電子レンジの掃除方法をご紹介していきます。

      ①お湯とお酢を5対1で割ってスプレーで吹きかけます。
      (スプレー以外にも耐熱性のボウルを用意し、水を半分と酢を大さじ数杯入れて沸騰するまで温めて、電子レンジの扉は閉めたまま数分間、蒸気を出しておきます。)
      ※レンジのメーカーによって出力数や時間も多少変わってきますので注意してくださいね。(1200W₌1分半 1000W₌2分 800W₌2分半 700W₌3分 600W₌4分)

      ②汚れが浮き出てきたら乾いた布で拭き取る。
      (油汚れが浮き上がるまでにしばらく時間がかかるので、他の家事をしたり、のんびりテレビを見るなどして待ちましょう)

      ③水拭きして仕上げます。

      とっても簡単だね♪ぜひやってみてね♪

       

      スポンサーリンク

      まとめ

      今回は、お酢を使って油汚れを落とす方法をご紹介してみました。

      お酢で掃除する効果
      • お酢には、軽い油汚れであれば簡単に落としてくれ、殺菌効果や消臭効果がある。
      • お酢は「食べ物にも使われているので安心」、「安価に手に入る」「環境にも優しい」などメリットがたくさんある。
      • 掃除で使うお酢の種類や大理石などでできているキッチンの場合は注意が必要。
        おすすめのお酢は、醸造酢の”ホワイトビネガー”
      • 頑固な油汚れには、お酢に「重曹」をプラスして使うと掃除効果UP!

      キッチンの油汚れは放置してしまうと、掃除するだけでも本当に大変ですよね。

      しかし、わざわざ洗剤を買いにいかなくてもお酢があれば、手軽にキッチン周りの掃除ができます。

      更に、苦労してゴシゴシと油汚れと格闘しなくても、重曹をプラスして掃除することで頑固な油汚れも簡単に落とすことができることがわかりました。

      また、キッチンや水回りが汚いと運気も下がります。
      特にキッチンは金運にも関わっているといわれるので、手軽に使えるお酢で定期的に掃除していきたいですね。

      ぜひこの機会に、お酢を使ってキッチン周りをキレイにしてみてはいかがでしょうか。

      キッチン周りをキレイにして心もすっきり、ついでに金運UPさせちゃうぞ♪

       

      スポンサーリンク