「今日は雨でテンションも上がらないし、掃除は晴れの日にしよう。」
「掃除する予定だったけど、晴れたから出かけよう。掃除は雨の日とかでいいや。」
なんて思うことありますよね。
掃除は前もってプラン立てても、その日の天候でついつい「まぁいっか」となりがちです。掃除とは面倒なもの。人間は面倒なことは言い訳を見つけてはついつい後回しにしがちな生き物なのです。
「分かるなぁー」と思った画面の向こうにいるあなた。
実は天候によって適した掃除が違うのご存知でしょうか。
掃除を後回しにしても家は勝手に綺麗にはなってくれないんですよね。
ということで今回は天候によってのおすすめ掃除方と番外編のおまけ付きでご紹介です。
「天気の良い日」のおすすめ掃除
カラッと晴れて天気の良い日、気持ちも晴れやかに掃除に取り組める全国お掃除奨励日ですね。
天気の良い日に掃除するメリットは2つ。
まずはなんといっても水分の乾きやすさ。
雨の日などに比べて湿度も低いので、拭き掃除や水を使う掃除、お風呂場や洗濯なども乾きやすくて最適です。
2つ目は換気効果の高さです。
雨などを気にせず、窓を開けて普段こもりがちな湿った室内の空気を換気できます。これだけでもカビ防止の役に立ちます。
さぁ、そんな天気の良い日に掃除すべき場所はこちら。
①フローリングの床
水分の乾きやすい天気の良い日はフローリングの拭き掃除にもってこいです。
逆に雨の日などに拭き掃除してしまうと湿度の高さで乾きづらく、裸足で歩いた時にペタペタして気持ち悪いですし、なかなか乾きにくいので床板の繋ぎ目などに溜まった水分がカビの原因にもなります。
②水回り
お風呂場や洗面台、台所など水を普段からたくさん使う水回りも天気の良い日に掃除しておきたいですね。水垢やカビが気になりやすい場所なので、対策としてしっかり水分を取っておきましょう。
③クローゼットや靴棚
扉が付いているクローゼットや靴棚。普段から空気がこもりがちになっているので、ホコリは溜まりやすいですし、湿気も閉じ込められているので知らない間にカビも繁殖しています。天気の良い日が扉を開け放って掃除するチャンスです。
④カーテンや布団
天気の良い日にこそカーテンの洗濯や布団干しをやりたいですよね。カーテンなどの厚手の布製品は乾ききらないと臭くなってしまうリスクもあるので、必ず天気の良い日にやっておきたいですね。布団も日光に当てることでカビやダニ撃退になります。
「天気の悪い日」のおすすめ掃除
天気の悪い日は掃除はしない。これ実はもったいないです。
雨の日や曇りの日。実は乾いてこびりついている、しつこい汚れが水分や湿気を含んで柔らかくなっています。
なのでむしろチャンスなんです。
そんな天気の悪い日におすすめのお掃除はこちら。
①窓ガラス
日頃の雨風で全体に満遍なくガラスをコーティングするように汚れているのが窓ガラス。そんな汚れは雨には濡れていて、曇りの日にも多めの湿気で汚れが柔らかくなっているのでチャンスです。
②網戸
網戸も窓ガラス同様に、その網目にチリやホコリなどが挟まっていてこびりついています。網戸は雨の日であれば思い切って外して雨に当てて濡らしてから掃除してしまいましょう。
③ベランダ
晴れて乾燥した日にはベランダ掃除はチリや埃が舞い上がりやすいので、雨や湿気であまり舞い上がらない環境になっている天気の悪い日にこそ最適です。雨が降った後や雨間のちょっとした時間であれば、既に濡れているので、モップやブラシなどで思いっきり掃除するだけです。
意外な盲点!!○○は雨の日の掃除で綺麗になって水道代節約にも⁉︎
雨の日に掃除することでその効果を最大化できて、なおかつ節約にもなるお掃除があるんです。
実は「洗車」は雨の日にすることで綺麗にできて、なんと節約にもなるんです。
洗車というと、カラッと晴れた日にお父さんが外でピカピカに磨き上げているイメージですよね。
普通であれば自分で洗車をすると水道水で行います。
しかし水道水には殺菌処理などでカルキが含まれていて、その水道水が水滴として車体についたまま乾くと、カルキ成分がそのまま水垢として残ってしまうのです。
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このようにサイドミラーにウロコ状に水垢が付いていて見づらい、なんてことありますよね。
あの汚れこそ、水道水が元で残ってしまう水垢なのです。
しかし雨にはカルキは入っていません。なので雨水で洗車の泡などを落とすと、水垢が残らないのです。
そして洗車では洗車用洗剤などの泡を流すのに大量の水を必要とします。雨で流すことによって、家計の水道代を助けてくれること間違いなしですね。
【番外編】季節ごとのおすすめ掃除
お掃除にも適した季節があります。
ここまで読んでくれたあなたにだけ特別に、季節ごとのおすすめお掃除をご紹介。
【春のおすすめ:掃き掃除】
掃除しても静電気でホコリが残りやすい冬場も終わり、春はそんなホコリを一掃するのに最適です。
新生活も始まるタイミングなので、掃き掃除で心機一転して良いスタートにしたいですね。
【夏のおすすめ:水まわり / 家の外】
日本の夏は湿度が高いので夏は水まわりをこまめに掃除してカビ防止をしておきましょう。またベランダ、窓や網戸なども夏のうちに掃除しておくのが良いでしょう。秋や冬になってくると外での掃除は寒いですからね。
【秋のおすすめ:エアコン】
夏にフル稼働したエアコンを冬の暖房が必要になる前に、掃除しておきましょう。また夏で溜まった水垢やカビなどを今のうちに掃除しておくこともおすすめです。
【冬のおすすめ:冷蔵庫の中】
冬場は気温も下がるので、冷蔵庫の中身を全部出しても少しの間であれば痛みにくい時期です。このタイミングに意外と汚れている冷蔵庫の中をしっかりと掃除しておきましょう。
まとめ
天候によって掃除も最適なものが分かれます。
天気が良い日には乾燥させやすい拭き掃除や水場の掃除、そして空気の入れ替えが必要なクローゼットや靴棚の掃除をするのが良いでしょう。
天気が悪い日には窓ガラスや網戸、そしてベランダなど雨や湿気を利用した掃除が適しています。
雨を使っての洗車や季節に合わせた掃除場所も日々の生活に取り入れると、年間通して家を綺麗に保っておけること間違いなしです。
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