コンセントの穴を掃除して火災を防ごう!実はホコリって超危険!!

コンセントの穴に溜まったホコリは火災の原因になります。

しかし、その危険性を理解している方はほとんどいません。

コンセント差しっぱなしだし問題ないよね?

いいえ。実はそんな単純な話ではないんですよ。

それでいいとお考えの方は、いかに危険かをのちに説明いたします。

先に結論だけ申し上げますと対策はたった1つ。

定期的に掃除を行う。これだけです。

この記事では

  • 溜まったホコリを安全に掃除する方法。
  • なぜホコリを放置すると危険なのか 

特にこれらについて詳しくお話していきます。

一度、家庭の電源プラグをチェックしてみよう!

 

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コンセントの穴のホコリで火災に!?まずは掃除しよう!

コンセントのホコリで火事??そんな大げさな。

そう思うのも無理はありません。だって周りで火事になったの見た事ないんだもん。

火災が発生するのは溜まったホコリが湿気る事で電気が流れ発火をするからです。

コレが全国では毎年何十件と発生していると知っていますか。宝くじに当たる可能性を信じたり運命の出会いを信じるくらいならコチラに出くわす可能性の方がずっと高いですよ。

さて。不安を煽ってしまいましたが対策自体は手順もすくなく非常に簡単です。

①ブレーカーを落とす

これを行わないと掃除中に感電や発火の原因になります。

高い可能性ではありませんが、可能性は0にできるならそうするのが望ましいです

②ホコリを取り除く

ブレーカーを落としているので掃除機ではなくモップなどでホコリを取りましょう。

たったコレだけでトラッキング現象は防ぐことができます。

③乾拭きする

最後の仕上げに乾拭きして完璧に取り除きます。

どうしても汚れが取れない場合のみ固く絞って水拭きし、その後乾いてからブレーカーをオンにしましょう。

 

上記の手順を守る事で安全かつ効果的に掃除が行えます。

火災を防ぐ為の掃除で危険をおかしては意味がないので、手順は必ず守ってくださいね。

 

絶対にやってはいけない!!間違った掃除方法とは?

危険とされているが、ついやってしまう間違った掃除方法も紹介いたします。

 

  • アルコールスプレーを使う

汚れが取れにくいからとアルコールをかけてはいけません。

アルコールに引火性があることは知っていますよね。絶対やめましょう。

 

  • コンセントの穴のホコリをドライバーや爪楊枝でかきだす。

コンセントに物をいれるのは大変危険です。

特にドライバーやヘアピンなどの金属製のものは近づけるだけで火花が出ます。

 

上記2つは意外と無意識にやってしまいがちです。しっかり覚えておいて下さい。

 

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火災を引き起こすトラッキング現象って?

 

より危険に対する意識を高める為に、トラッキング現象も理解しておきましょう。

トラッキング現象により火災が起こる過程は以下の通りです。

 

 コンセントとプラグの間に徐々にホコリが溜まる

 そのホコリに空気中の水分が含まれるとプラグの両刃間に電流が流れ始める

 ②が繰り返される事でその部分から火が噴き出す

 ③によって発生した火が火種に燃え移り火災となる

こんなことほんとうに起こるの?

はい。実際にトラッキング現象による火災は年間30件も発生していると消防庁が発表しています。決して他人事ではありません。

たまにコンセントをチラッとのぞき見るなどの対応は必須と言えるでしょう。

 

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コンセントの穴にホコリが溜まらない為の対策をとろう!

 

次に紹介する対策を取ることで完璧でないにしろ、かなりの改善が見込めます。

 

  • コンセントカバーを取り付ける

使用していないコンセントの穴にホコリが侵入を防ぐことができます。

シンプルですが効果はテキメンです。

出典:https://www.yodobashi.com/

 

  • 使用していない電源プラグは外す

ホコリはコンセントを差すことでプラグに溜まります。

よって使用していないプラグは抜くのが得策です。

 

  • プラグはしっかり差し込む

これも軽視しがちな項目です。隙間がある事が特に危険なのです。

また差したからといってずっと放置もいけません。特に壁に差すタイプのものは自重などで徐々に抜けてくるという意識を持ちましょう。

定期的に掃除をしている主婦の方はたまにコンセントの事も見てあげて下さいね♪

 

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この記事のまとめ

まとめ
  • コンセントの穴に溜まったホコリは、放置すると火災や感電の原因になる

  • それを防ぐ為には定期的な掃除が必要である

  • 掃除を行う手順は①ブレーカーを落とす②ホコリを取る③乾拭きする

  • コンセントカバーを付けたり、使用していないプラグを抜くなどでホコリの対策ができる

今回の記事でコンセントに潜む危険性について理解頂けたと思います。

床を掃除機で吸う雑巾をかける等は一般的に行われていますが、コンセントの穴までは見ないですよね。

 

毎日するものではないので、気づけばやらなくなったという事もあるかと思います。

その対策としては毎週何曜日、毎月何日など明確にチェックする日を決めておくのが良いでしょう。

 

カレンダーに記入する、携帯アラームを設定しておく、家計簿に記入しておく。こういった習慣を身に着けることでその他の事例にも対応できるようになります。

 

ぜひ自分に合った方法を取り入れ安全で安心できる毎日を送りましょう!

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